今週末と来週末に各3日ずつ「風と土の工藝」が開催される。
高島市に移住した方たち、生まれ育った方たちの手仕事をその方たちのお家で拝見させていただくという催しなのだが、この催しパスポート1000円也が必要である。
車がなければ、各作家さんや農家さんのところに行けない。ガソリン代を使い遠いところから来ていただいて、お買い物もしていただくというのに、見ていただくのに1000円がいる。
ものすごい数の協賛団体名がパンフレットには連ねて書いてあり、後援団体も多い。
どの程度の協賛金をいただいておられるかは想像もできないが、高島を広く知っていただく機会であるにしろ、おもてなしの心がどこにあるのか、非常にみつけにくい催しであると私は思っている。
私は好きな作家さんもおられるし、好きな農家さんもあり、覗いてみたいとは思うが、この催しには参加する気がしない。
風のパスポート代がどこに何のために使われるのかわからない状態では参加する気にはなれない。
また作家さんも「参加費」のような形でいくらかを支払われているそうだが、見も知らない「サポート」さんが手伝いにこられ、ただでさえ忙しいのに、それらの方に気を使うという気苦労も大変なものではないだろうかと勝手に想像している。
高い評価をしておられる他所の人もおられるようだけど、これだけの協賛団体を連ねているのだから、今年は無理としても、来年からは来訪者からパスポート代をいただかない、高島市にきていただいてありがとう、見て頂いてありがとう、そういう催しに変貌することを強く願う。
また必要がないなら各会場へのサポートは来ていただかないほうが、作家さんの疲れが減るのではないかと想像する。
いったい何のためのサポートなのか、それも疑問に思っている。
ボランティアらしいけれど、無償ではない。そういう費用を遠来からのお客様に負担していただいているのか?
もしも私が作家なら、気心のしれた友人に手伝いに来てもらうほうがよほど良い。あるいは手伝い無しで家族だけで接する方が気楽でもあるはずだ。
いろいろ考えていると、この催しに腹立たしくもなってきてしまう。
見解の相違といえばそれまでだろうし、参加しておられる作家さんも見に来て頂いているお客様のとの語らいも楽しいのであろうとは思うが。
多分各作家さんがおもてなしの心を発揮されておられ、主催者はそういうところは全く考えていないのではないだろうかと考える。
では、また明日
読んでいただいてありがとうございました。
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ブログで発表するのはどうかとも思いましたが、だんだん煮詰まってしまう、一人爆発しました
例えば、いつもならあそこのお餅好きだし1個欲しいと買いにいくにしたら、通常100円のものを1100円で買うことになってしまう。
そういうところもなんだかな~と思うのですよ。