我輩は凛太郎である/そしてその母紗夢猫(しゃむねこ)である+ワン!

凛太郎♂(18歳)ミニチュアダックスとハク♂(13歳)和犬雑種+その飼い主ニンゲンの皮を被ったネコ婆♀が繰り広げる日常

私は猿が怖かった

2017-08-02 18:16:33 | そしてその母紗夢猫である

隣地で草を手刈りしていたら、ハクが犬用スイングドアをすり抜けて外に出てきて、おかしな声を出して、裏庭に走っていった。

次の瞬間、猿が我が家の柵の上を猛ダッシュして私の目の前を走り抜けていった。

草削りの鍬を手に、表に回ったら、猿は我が家の屋根の上。

ウチの屋根が好きなのか?

下から「来るならこいや~」と叫んでみるが、猿は鼻で笑っているような顔に見えた。

しばし、下から見上げていたが、物置から鍋を取り出して、ガンガン鳴らしたら、裏庭を囲っているフェンスの外側にいた猿が立ち去ったのでホッとした。

しかし、しばらくしたらまた、ハクが走り出した。
見ると、さっき北側に去ったと思っていた猿が、南側から3匹やってきて、フェンスのすぐ傍を歩いている。

3匹で行動している猿が2グループいるのか?

北側に去った猿が道路を挟んで西側に移動しているのが見えたのに・・・。

ホッとしたら、屋根から柱を伝っておりてきた猿。

鍬を持ったままだったので、それを振り上げて「コラーーーっ」と叫んだら、またもや北側の林に逃げ込んだ。

果敢に挑んでいるつもりだった。

だが、散歩に行くのを今日はやめた。

以前、散歩から帰ってきた時に、カーポートの上から猿に威嚇された時の恐怖が蘇ってきたのだ。

仕返しに待ち構えられていたらどうしようと恐怖の妄想が私を支配。
恐怖は自分が作り出すものだとわかっているのだけれど、散歩に出かける気持ちがくじけた。

今日は風が吹いて涼しくて、散歩には良いけれど、恐怖心ですっかり疲れてしまった飼い主は、ハクと凛太郎を交互に抱きしめて、
「ゴメン、母ちゃん猿が怖いから、今日は散歩に行かへん。許してな」

猿が仕返しするとか妄想に違いないのだけれど、恐怖心に支配されてしまっているから、家から出るのが怖い。

後からこんなに怖いと思うとは夢にも思っていなかった。
そうか、私は猿が怖いのだ、ということを自覚した瞬間だった。

次からは、追い払おうと思わず、徹底して無視をするのが一番かもしれない。

ではまた
読んでいただいてありがとうございました。

にほんブログ村と、人気ブログランキングの2つのランキングに参加しています。バナーを2つともポチっとお願いできますか?

にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ      

応援ありがとうございました 

 

滋賀県観光情報

びわ湖高島ええもん館

高島市観光情報

宇宙天気予報

気象庁地震情報

全国の放射濃度一覧