我輩は凛太郎である/そしてその母紗夢猫(しゃむねこ)である+ワン!

凛太郎♂(18歳)ミニチュアダックスとハク♂(13歳)和犬雑種+その飼い主ニンゲンの皮を被ったネコ婆♀が繰り広げる日常

どうにも動けん

2006-04-19 11:04:53 | 我輩は凛太郎
 昨日、ボクの首筋にダニを発見したかあちゃん。一生懸命捕ってくれたのはありがたいが。案の定、今朝薬を塗られた。薬とわかるとボクは逃げ回るのだが、かあちゃんの迫力に負けてしまうのと「美味しいもんあげるさかいに」にのコトバに弱いので捕まえられることになってしまう。
 ボクはあの薬が嫌いで嫌いで。塗られた後はそこいら中で身体をくねらせ、なんとか取ろうとするのだけど、ボクの首の後ろはどういうわけかどこにも擦りつけられない。で、いつものように始末の悪いかあちゃんの服が床の上にあったので、そこに擦りつけようとしていろいろやっていたら、穴があったのでもぐりこんだ。
 この時、かあちゃんは庭で草抜きを楽しんでいた。でも、ボクが家の中に入って出てこないのと、薬を塗った後なので、またどこかに擦りつけようとしているのだろうと思って探しにきた。けど、ボクのことを見つけられずに、外に探しに行って、「凛太郎、どこ行ったん」という声が聞こえている。ボクを見つけられず、家の周り一周して帰ってきた。それはそうだボクは動けないし口も動かせない。
 そして、やっと見つけてくれた。ボクはかあちゃんの黒いジャンパーの袖口のゴムにはまり込んで、袖口から目、鼻、口だけ出た状態、どういうわけか口も開けられず、吠えることもできない。いわゆる進退窮まるということになっていた。それを見つけたかあちゃんは。
 「あんた何してんの」と言って、ボクの状態を理解したとたん高笑い。
 こういう時、必ずかあちゃんは笑い出して、その笑いがなかなか止まらず、ずぐに助けてくれない。今日も思いっきり笑ってから、やっと助けてくれた。