我輩は凛太郎である/そしてその母紗夢猫(しゃむねこ)である+ワン!

凛太郎♂(18歳)ミニチュアダックスとハク♂(13歳)和犬雑種+その飼い主ニンゲンの皮を被ったネコ婆♀が繰り広げる日常

2005-09-14 20:44:04 | 里山暮らし
 ずっと畑が気になっていたが、なかなか手をつけられずにいた。どこにも手を入れないでいたら、雑草たちがものすごい勢いで伸び放題、のたり放題。世話をしなかったらすぐに荒れるものなんだ。畑を荒らすのはいとも簡単だということがよくわかった。

 そして、久々に元気ハツラツで、しかもまる1日お休みの11日の日曜日にやっと手を入れることができた。先月末から今月始めまで発熱が続いていて10日ほどパートを休んでいたので、日曜日のアルバイトは大事をとってお休みをお願いしていたのだ(パートは4時間契約で週休2日、その収入では、食費と光熱費はなんとか賄えるのだが、区費や浄化槽の点検費用、果ては車の維持費が捻出できないので、わずかな貯金の食潰しが続いていたので、5月から日曜日だけアルバイトをしていたのである)。
 そのまる1日のお休みの朝、元気も体力もあったので、かねてから気になっていた畑作業を開始した。草抜きを始めたら、スギナが気になる。スギナを見つけたらやはり根から起こさずにはいられない。スギナを根から起こすというのは不可能に近いのだけれど、少しでも根っこの奥の方から抜きたい。シャベルを出してきてせっせとスギナ退治。
 それが済むと、備中鍬で畑の土を起こし、鍬でならし、大根や小松菜、ニンジンの種を蒔いた。夕方に作業は終わったが、カラダの節々には早筋肉痛。
 日曜に蒔いた大根と小松菜が、今日芽を出していた。たったの3日で発芽。勝手に顔がほころんできた。ああ嬉しい。嬉しいと身体もココロも元気いっぱい。

 昨日は、仕事に行く前に貰ったアスパラの苗を植え、今日はほうれん草の種を蒔いた。ほうれん草は今までちゃんと出来たためしがない。今回買った種の袋には一昼夜水に浸すと書いてあったので、その通りにした。今度はちゃんとできたらいいな。

 私は、畑や庭の世話をしていると心地よい。でも、パートとアルバイトの掛け持ちで、週1日だけのお休みでは、なかなか心地よく作業はできない。どうしても家事が中心になるので、種や穂をつけてしまっている草を、せっつかれるような気持ちで力任せに刈ったり抜いたりしていた。パートは午後からなので、午前中に毎日少しずつでもやっているのだが、室内も屋外も荒れ放題になってきた。今回久々に熱が続いて、健康って大事だと思うのと、結局二兎を追うものは一兎も得ずなのではないだろうかと思うに至った。疲労が蓄積されてしまってなかなか治らなかったと、10年来のホームドクターに言われた。加えて「なんぼ週5日で1日4時間程度のパートでも日曜日に9時間拘束の仕事はキツイで」と。もうトシやしとは言われなかったけれど。

 畑や庭を荒らして良しとしてお金を得るか、お金を得るのをあきらめて、畑や庭の世話をするか。どちらも両立させるのは体力的に無理だということがわかった。ここではたと気がついた。私は二兎ではなく三兎を追っていたのだ。もっと追っているかもしれない。。。

 パートの労働と田舎暮らしの生活が体力的にバランスがちょうど良かったように思える。ますますの倹約に励み、アルバイトは辞めて、健康維持に努めよう。身体と心が元気だったらなんとかなるもんだ。きっとなんとかなる。間に合うようになっている。間に合えばそれでいい、そういう考え方で生きていこう。

 畑の話からえらく話題がそれてしまったような。まっいいか。