こちら黒金町の4階です。

静岡県労福協を身近に感じていただくために事務局員が交代で情報の発信しています。

日本は安全な国?

2010-09-30 | Weblog
最近めっきり日が短くなり、何となく寂しさを感じる今日この頃です。
9/20(月)~9/25(土)、タナギは第3次青年女性訪中団に参加させていただきました。
資金援助していただいた連合静岡および事業団体の皆様には、このような機会をいただけたことに感謝申し上げます。

中国での経験は驚き、感動等多々あり、とても一言では言い尽くせませんが、一番驚いたことは、車の運転を初めとした道路状況でしょうか?
杭州市は大変な都会で、ちゃんと車道・自転車用道路・歩行者用道路と分かれているにもかかわらず、車道を走る電動自転車、車道を歩く歩行者(しかも斜め横断)がいて、見ている方がハラハラしてしまいます。私にとっては上海雑技団よりスリルがありました。
聞いてみたらやはり交通事故の件数も多いんだそうです。

帰国した翌日、車を運転して「何て安全なんだろう」ってホッとしました。と思ったのも束の間、昨日の朝、自転車通勤の途中、後ろから女子高生の自転車にぶつけられ転倒し、倒れた私の上に女子高生と自転車が乗っかるというアクシデントに遭いました。

私は右折の為、直進のあと停まっただけのつもりでしたが、女子高生にしてみれば「急に停まりやがって…」って思ったことでしょう。幸い掠り傷程度ですみましたが、「日本は安全な国」なんて思い込んでぼんやりしていてはいけないと警告されたような気がしました。
                                   (タナギ)



写真は、上海の外灘地区からの夜景です。良くTV等で紹介される風景。多くの観光客が対岸の夜景バックに記念撮影しています。



2枚目は、南京東路側の夜景。レトロな雰囲気の大きなビルが多くあり、歴史の重さを感じさせてくれます。



3枚目、上海一番?の繁華街、南京東路の歩行者天国です。一つ一つのビルも大きく、広い道路に大勢の人でにぎわっていました。10時過ぎにはネオン消えてゆきます。すると人通りが少なくなり、警察が違法?な物売りの取締りがはじまりました。罵声が飛び交います。






アリババ その2

2010-09-29 | Weblog
月曜日に続き、アリババ(中国・インターネットショッピングサイト企業)訪問記です。
アリババ社の方の説明によれば、
企業文化は、「開放・透明・分亨(分かち合う)・責任」
愿景(願い)
  ○一にお客様、二に従業員、三に株主の為に
  ○データ・技術は、お客様と分かち合う。
  ○従業員が一番“幸せ”な企業に
  ○活102年・・・102年まで生きる企業(1999年発足から3世紀まで生き残れる)
○従業員・グループ企業に徹底している価値・能力
    変化対応力、活力、誠実、信用、まじめ
○従業員の評価制度=価値・能力(50%)+業績(50%)
社会的責任
ビジネスのプラットホーム+社会のプラットホーム
社会貢献=売り上げの0.3%をあてる
10年後目標
  全世界1000万企業との取引
  全世界1億人の職を確保
  全世界10億人に商品紹介プラットホームに

以上は、私のメモです。必ずしも正確でないかもしれません。
それにしても、従業員を大切にしながら、壮大な夢をもった企業であることは確かです。(Chu)



写真は、アリババ社の様子です。まずは、7000人が働く本社ビル(広大な敷地に7棟のビル)の入り口。



中国国内はもちろん、全世界との取引が行われており、このボードには刻々とその状況がビジュアル化されています。




インターネット画面で仕事をする従業員。平均年齢27歳、女性が60%、ラフなスタイルで勤務しています。社内にはコンビニ、スターバックス(コーヒー)、図書館、フィットネス、授乳室などのきれいな厚生施設も整っています。





懐かしい資料

2010-09-28 | 県労福協
昨日は2010年度第3回の事業団体責任者会議が開催されました。各事業団体からの現況報告を受けた後、協議事項である・労福協の会費・改正貸金業法今後の取り組み・連合静岡定期大会へのオブ参加・第8次友好特別訪日団の受入れ等々について意見交換をしました。

協議事項の議論は別の機会での報告として、私が興味を持ったのはALWFセミナー「ゼミ・ステップアップコース」の実施報告・意見・感想です。受講生は事業団体職員(入職2~5年生)です。
残念ながら受講生の感想はひとつひとつは紹介出来ませんが「自主福祉運動」を荷っている事業団体や歴史や職員に今求められているものの講義を受けて大いに「モチベーション」が高まったとの感想がありました。
日々の業務の中では運動としての意識を持ち続けることは中々・・・との感想も含めて節目々での「意識高揚」研修の重要性を再認識しました。

そんなことがありまして本日書類の整理をしていたら「自主福祉運動の再構築に向けた研究会の進め方」なる資料が出てきました。
これは5年前に「LSCしずおか」をどう作り込んでいくのか様々な角度から研究・検討を重ねた1つの議論テーブルでした。「研究会の目的」には、「自主福祉運動」の旗の下、築き上げた「財産」の棚卸しを行い、新たな環境の下、新たな「運動構築」を目指す指針作りと具体的な実践プログラムを作成する。併せて「時代」を担う「若い活動家」の育成の場となるように「研究会」に工夫を加える。・・・となっています。

「研究会のメンバー」は石川教授を座長として「学識経験者・NPO・地域活動家」の7名が集まりその内2名は女性でした。
1回を3時間で6回開催して一区切りをつけた「研究会」でしたが、この研究会から「LSCしずおか」が生まれたと言っても過言ではありません。
その他にも「ワークライフ研究所」の研究課題、それに携わるメンバー、新たなヒト・組織との連携構築、今までの運動に対する気付き・・・等々本当に得るものが大きかった「研究会」でした。

5年余りが経過した現在、改めて当時の議論を検証してみる事が新たな気づきを生むことにも繋がるかも知れません。本当に「歴史」は未来への選択にとって大切なものです。(K)


写真は、西湖(杭州市)の朝の様子。昨日までの天気も回復。南の空は青空、湖面も青くなり、遊覧船が青一色の中に浮かんでいます。(Chu)




太極拳を楽しむ青年達。年配の方が多いようですが中には若い方もいました。ゆったりした朝の風景です。




大きな筆に水を含んで文字(漢詩?)を書いています。西湖のほとりに限らず、市内の路上でも見かけました。すばらしい中国文化を感じます。






アリババ(阿里巴巴・Alibaba.com)

2010-09-27 | Weblog
連合静岡と県労福協の第3次青年・女性友好訪中団として、9/20~25、浙江省杭州市(4泊)と上海市(1泊)に行ってきました。

公式訪問では、アリババ(インターネット販売事業)と浙江省総工会でした。

アリババは11年前18名で事業を立ち上げたインターネット関連会社、今では5つの企業を傘下に抱え、従業員は2万人の大企業に成長した会社で、年間売り上げは100億元(1300億円)。
B2B(企業間取引)、個人販売、金融、ソフトウェア、ヤフー(日本のソフトバンク社との合弁)などが主な企業となります。従業員の平均年齢は27歳、2009年の大学新卒採用はなんと5300人。猛スピードで成長し続けています。
企業文化、企業価値観、社会的責任、10年後目標などの説明がありましたが、素晴らしい内容でした。
インターネットという通信技術を武器に、流通革命という時流を読む先見性、中小企業同士を結びつけ中小企業が弱い販売力をカバーしたり、従業員を大切にしている点など大いに感心しました。
こんな企業が、浙江省にいくつもあると聞きまた驚きです。13億の人口を抱えた中国、10年後にはどこまで成長するのか恐ろしいくらいです。


写真は、1泊目の朝の散歩で撮ったスナップです。露店で朝食をとる市民。






中学の正門で登校生を迎える様子。(挨拶運動?)




学校近くにあったお店、ガラスケースには焼菓子の赤い文字、店主の手元は選別する種でしょうか。何の店かよくわかりません。




知らせる活動の重要性

2010-09-22 | Weblog
昨夜の「ニュース速報」にはびっくり仰天・不信感を通り越して「怒り」さえ覚えました。
大阪地検特捜部の検事が押収資料FDのデーターを改ざんしたとして証拠隠滅容疑で逮捕された事件です。今朝のニュースでは何と大阪地検首脳部もこの件については把握して放置していたとの事・・何をどう信ずればよいのか・・これは現実なのかと言い表す言葉さえ見つかりません。

マスコミから流される「報道・情報」は大量で中々俗人には整理出来ない上に視聴率稼ぎとも取れる内容も多々有り今日の「情報過多」「報道のバラェティ化」は何とか成らないか「分かり易い真実報道」をと考えるのは私だけでしょうか?

静岡県労福協の活動も「知って貰う」事の重要性が今年度の「活動方針」に掲げられています。
第一弾として「ガイドブック」を作成して関係各部署に配布したところです。「労福協だより」の紙面・記事についても工夫を凝らしているところです。

「新公益法人制度」の対応からも私たちの「自主福祉運動」はこれから「間口と奥行き」が広がっていきます。真に先人達がその運動の基調に据えた「組織・未組織」を問わずの運動が実践されていく事となります。
この運動をどう伝えていくかはこの運動に関わっていく人達がそれぞれに責任を持って伝えていく事が必要ではないでしようか。そのことにより「真実」が伝わり「運動の輪」も広がっていく事に繋がっていくことになると考えます。

とかく便利な世の中にはなりましたが「口コミ」で伝えていく事、「運動を語る」事の重要性を再認識することも大事です。そんな活動を続けていく中からヒトも育っていくことになりますね。(k)

訪中団

2010-09-21 | Weblog
昨日9月20日「第3次青年女性友好訪中団」21名が、富士山静岡空港から中国・杭州へ飛び立ちました。
先週から中国は大騒ぎになっており、“日本人の公の場の参加などは自粛”などの報道もあり中国に到着しても予定どおり行動ができるのか心配でした。が、昨日無事に中国に到着し、本日は「企業視察・交流会・浙江省総工会表敬訪問等」スケジュール通り何事も無く、無事行動できているそうです。
6日間の視察旅行、お土産話を楽しみに待ちましょう(S)

小さな書籍庫

2010-09-17 | 県労福協
このブログのタイトル「こちら黒金町の4階です」・・今更の感もありますが4階の住人(入居団体)を紹介します。
先ず建物の名称は「静岡県勤労者総合会館」で4階には「(財)静岡県労働福祉事業協会・(社)静岡県シルバー人材センター連合会・(財)静岡県労働者福祉基金協会・(財)静岡県勤労者信用基金協会・(財)静岡県財形事業協会・ライフサポートセンターしずおか・(社)静岡県労働者福祉協議会」の7団体が入居、そして静岡県労福協内に「県退福協・グリーン友の会県連絡会・ライフサポートセンター友の会」の事務局が設置されています。

そして、この4階にはそれぞれの事務室とは別に「小さな共同会議室」があります。この会議室は近年その使用頻度が大幅に増加していますがそれは取りも直さずそれぞれの(財団)(社団)が抱える「新公益法人改革への対応」を始めとした「課題の多さ」に比例しているものと考えます。

さて、本題ですがこの会議室の一角には先輩役員の方々が残していかれた「書籍」と福祉基金協会のセミナー・講演会の録音テープなどが保管されています。特に書籍は2年前に労福協の事務所改装に伴い大部分を整理したのですが・・・・そしてこの残された書籍の大半はN元会長とY元事務局長が残されたものです。

少し大袈裟かも知れませんがこの書籍を見ていると一つの時代背景なり、当時の労福協活動の課題等を垣間見る事ができます。と同時にこれだけ多種、多様な書籍を読破したものだと感心をし、それと併せN元会長やY元事務局長が場面々で力説していた当時のひとコマが思い浮かびます。(聴き手は未熟で中々理解出来ないことも多かったです)
ただ感心ばかりではなく、今日的な現状を考えればNさんやYさんに負けず劣らずの「一に勉強・二に勉強・三に勉強」がリーダーや専任者には求められますね。

黒金町の4階にお越しの際に是非一度「小さな書籍庫」をご覧になっては如何でしょうか?新しい発見や今後の方向性のヒントが有るかも知れませんよ。福祉基金が管理している「セミナー・講演会」テープも希少価値です。特に先人達が事業団体職員に語った「自主福祉運動」等は懐かしさもさることながら将来に向けての示唆も数多く有ると思います。(K)



写真は、またまた朝霧の富士山。手前の野草には昨夜の雨か、それとも朝の霧が露となってついています。静かな夜明けです。(Chu)


阪神淡路大震災

2010-09-16 | 全労済
9月14日(火)に全労済県本部中部支所の運営員セミナーに出席しました。主な講演と学習は次の2つでした。
①「阪神淡路大震災から何を学んだか」 元消防所長 野村勝氏の講演
②「住まいと暮らしの防災・保障点検運動」について  中部支所 島村職員

震災が起きたその時、1月17日、野村氏は現地で消防所長として宿直していました。
講演は、DVDの映像などを交えて、ビルや家屋の倒壊、火災発生の様子、不眠不休で取り組まれ人命救助・消防活動、震災後の復興についての苦労話、自助・共助・公助の役割、家庭の防災対策、地域防災の力を高めるには・・・などが熱く語られます。

実はこの話、私が聞くのは2回目です。1回目は、神戸にある「人と防災未来センター」で野村氏当人からお聞きしました。2回目の講演も大変勉強になりました。

全労済には震災当時、火災共済しかなく悔しい思いをしました。その後、地震災害に対する共済制度要求は非常に高まり、1996年には「自然災害に対する国民的保障制度を求める国民会議」の発足、2000年には自然災害共済の開始へとつながりました。

災害は忘れた頃にやってきます。まずは住む家の耐震補強・家具の転倒防止、次に「火災共済+自然災害共済」で備えることも大切だと改めて思います。(Chu)



写真は、朝霧の農場、夜明け前、霧の中に浮かぶ木立がきれいでした。











連携すること

2010-09-15 | Weblog
県労福協の上部組織会議(東部ブロック会議等)で思う事がある。関係団体間の連携だ。

静岡では、4団体協同化推進会議(ろうきん・全労済・生協連・労福協)や事業団体責任者会議(9福祉事業団体)が日常的に行われ、団体間の意思疎通や取り組みの連携が図られている。静岡では普通に感じても全国的には珍しいと言われている。

先日も中部ブロックの5団体会議(連合・労福協・労金・全労済・LSC)が開催された。回を重ねて18回目となっている。会議の内容は各団体の取り組み状況、事業状況の報告、共有がメインとなっている。しかし、他の団体の報告からいろいろな情報を得て、5団体が協力して取り組みをすることができないか、意見交換では活発な議論がされている。

今回の会議では中部ブロックが独自に取り組んだ7/25~26の「電話相談」(改正貸金業法対応)の件数が少なかった事の分析と情報交換が行われた。他団体との意見交換では多くの気づきが有り、連携する意義を強く感ずる。

県労福協は東部ブロック、西部ブロックでも同様に「5団体会議」が定期的に開催されるように関係者と早急に話し合いを持ちたいと思っている。

労福協のスローガンにある『地域に根ざした顔の見える自主福祉運動』の実践につなげたい
(金)



写真は、朝霧から見た夜明け前の富士山。小さな池の水面には逆さ富士が映っています。(Chu)





彼岸花=曼珠沙華

2010-09-14 | Weblog
♪マンジュシャカ 恋する女は 罪つくり 白い花さえ 真紅に染める
♪マンジュシャカ 恋する女は 罪つくり 命すべてを 燃やし尽すの
♪マンジュシャカ 恋する女は 罪つくり 白い夢さえ 真紅に染める

以前、山口百恵が歌ったこんな歌がありましたね。

この「マンジュシャカ」は「曼珠沙華」と書き、一般的には「彼岸花」と呼ばれています。花言葉は「情熱、あきらめ、恐怖、悲しい思い出、想うあなたは一人」etcなるほど。でも、こんな花言葉から皆さんはこの花を連想できるでしょうか。

「花は葉知らず 葉は花知らず」と言い、花が咲いているところを良く見てください葉が無いことに気がつきますよ。
彼岸花は、気温が下がると成長が始まるそうです。今年のように9月になっても厳しい残暑が続くと開花は遅くなる傾向にあると言われます。でもとても不思議なことに、秋のお彼岸の頃になると見頃をむかえるのはなぜでしょう。

そう今年もそろそろ皆さんの近くにある山も真紅に染めることでしょう。(N)



写真は、昨年の曼珠沙華。菊川の土手に咲いていました。今年はまだ先のようです。(Chu)





もう1枚の写真は、昨日に続き朝霧の風景(富士山)です。低く立ち込めた雲の向こうから朝陽があがり、富士山の上半分にあたってきました。草原にはススキが顔をだしてきています。