こちら黒金町の4階です。

静岡県労福協を身近に感じていただくために事務局員が交代で情報の発信しています。

東部ブロック協議会の会議

2010-09-02 | Weblog
東部ブロック協議会を形成している「1都10県」が順番で担当し開催している「会議」が8/31~9/1にかけて長野県で開催がされました。静岡からは「労福協・労金」の2団体で静岡県労福協からは「理事長・専務理事・事務局長」静岡県労働金庫からは「理事長・専務理事」が参加しました。

通常は「幹事会」が主流の会議ですが毎年この時期は「幹事会・代表者会議・事業団体責任者会議・役員OBを交えた交流会」の4部立で超過密スケジュールの会議日程で50名が参加しました。会議の全内容はとても報告出来ませんが幾つかのポイント事項を感想を含め報告します。

1つ目は「次世代のリーダー養成を目的とした福祉リーダー塾について」・・・開講して4年4期で100名近い塾生が受講しましたが当初「目的」の達成はどうなのか?受講生の感想としては
① 労福協・連合・労金・労済・NPOの歴史的背景、活動内容、今後のビジョン等を学び、グループミーティングによる意見交換などを行うことで、労働者自主福祉運動の理解を深めることができた。
② 普段聞けない話で、大変貴重だったことや労働団体の方々と今後の課題を共有し、意見交換が出来て良かった。
③ 講演が多すぎる。参加者の対象を絞り込んだ方が良い。 課題が大きすぎて討議にあたっての情報が足りない。・・等々
私達を取り巻く環境は日々変化しそれは課題として対応が求められます。中央労福協には向こう10年の活動指針を示したビジョンがあります。「人材の育成」は労福協活動のフィールドに照らし合わせた時に様々な視点からの議論が必要ではないかと考えます。
2つ目は「ライフサポート事業の現状と課題」・・・各県から現状と課題について報告が有ったが、時間不足で少々不満
労福協が運動として取り組みをする「社会的な運動基盤」として「ライフサポートセンター」がその役割を徐々に担いつつ有る様に、自然な流れとして方向性が感じます。どちらにしても少々消化不良の会議でしたが「ライフサポートセンター」の重要性だけは「参加者一同」感じたと思います。

3つ目は「労金・労済」の事業展開と「労福協」の関係です。今更云々ではありませんが労金や全労済が抱える今日的な課題への対処を考えれば「関係強化に向けた」何らかの具体的な展開が「労福協の運動」として求められていることは間違いありません。
労働運動の一環として労働者福祉運動が存在し、その具体的な「事業展開」として「労金・全労済」が誕生した歴史的な経緯を考えれば当然の事でもあります。各都県の歴史的な経過も有りますが早急な議論と具体的な活動が必要だと考えます。
言い訳ですが「議題多きの会議」で頭の方もいささか整理不能状態で取り留めの無い報告ブログになってしまいましたが賢明な皆さんで意のある所を汲んで下さい。(K)