こちら黒金町の4階です。

静岡県労福協を身近に感じていただくために事務局員が交代で情報の発信しています。

今からはじめる老い支度

2010-09-07 | ライフサポートセンターしずおか
セカンドライフを応援する連続講座として「今からはじめる老い支度」があります。連続講座ですので内容は「生き方のコツ・死に方の選択ー老病死のデザインー」「成年後見制度を理解する」「自分らしい逝き方」「現代お墓事情」の4部立になっています。

今日は第1回目の講座で「生き方のコツ・死に方の選択」のテーマで講師は松本市にある神宮寺住職、NPO法人ライフデザインセンター代表でもある「高橋 卓志さん」です。生老病死にかかわる諸問題の解決に、寺を拠点として幅広く活動を展開している方です。
そんな彼の活動と著書の1つでもある「寺よ、変われ」を読んで楽しみにしていた講演でした。

その講演の内容で私なりに感じた点を幾つか報告いたします。
「坊さん変われば、葬儀も変わる」高橋講師が特集した「平成お葬式入門」の巻頭に書かれている言葉です。葬儀という1つの儀式を通じてそれに関わる人達の役割について改めて考えさせられました。

併せて「ステージであるお寺」の役割、本来の昔から果たしてきた役割が時代の移り変わりで忘れさられていること

本日の講演テーマである「老病死のデザイン」の講演を聴きながら考えさせられたのは日常生活においての「本来の役割」「守らなければならないもの」「忘れられている原則・ルール」「歴史・文化の継承」等々です。

今日の講演で頂いた色々な資料を精読して今後の活動に結びつけていきたいと考えます。(K)



写真は、菊川河口の夕景。南の空には、夕陽に照らされた雲がほんのりと赤く染まっています。自然に接しているときの朝晩は「命」を感じる時間です。(Chu)