こちら黒金町の4階です。

静岡県労福協を身近に感じていただくために事務局員が交代で情報の発信しています。

現場調査

2011-03-31 | 全労済

 本日3月31日で発生から21日目の東日本大震災は、死者・行方不明者が2万7000人を超え、17万人以上の人たちが避難所で生活をしている状態です。静岡県は岩手県の支援の為に先週岩手県遠野市に災害対策本部を立ち上げました。復興に向け静岡県として精一杯の応援をして行く事を川勝知事が約束していました。復興には長い時間が掛ります、静岡県民みんなで応援して行きましよう。 

 昨日は第7回全労済静岡県本部の経営委員会が開催されました。佐竹本部長のあいさつでは全労済静岡県本部の災害対応について報告がされました。静岡県では3月15日に発生した富士宮市を中心とした震度6強の地震による被災受付が600件を超え、現在6~7班体制で現場調査を行っています。この調査は4月下旬まで続き、それが終了した後、東日本大震災の現場調査の応援に向かうそうです。茨城では被災受付が1万件を超えているそうで、東北地方へ全国の労済職員が調査応援に入っている状況だそうです。

 被災された方、避難されている方たちは大変な状況である事は言うまでもありませんが、全労済の被災現場調査も過去に例のない件数対応となっています。被災した方々の復興に向けた支援となる様どうか大変ですが頑張って下さい。尚、静岡県では全労済職員を支援する為に労金が会員巡回などを協力する事になっています。こちらもよろしくお願いします。

 来週からは「ボランティア派遣」が始まります。長丁場の復興支援をみんなで支えていきましよう。(金)

おまけの写真は、田圃の脇に流れる水。春めいた雰囲気が伝わるでしょうか?(Chu)

 

 

 

 


県内地区労福協の活動報告

2011-03-30 | Weblog

3月25日(金)に県労福協2010年度第4回幹事会がありました。震災対策・新年度の活動方針・新年度予算・地域役立資金などについて、建設的なご意見をいただき、これまでになく活発な幹事会だったと私も思いました。



そんな中、袋井地区労福協の高橋会長が、「県労福協ホームページに地域・地区活動報告のページがあるが、これまでに掲載されている地区が、袋井と焼津などごくわずかな地区しか掲載されていない。労福協活動がマンネリ化しているので、他地区でも報告を上げてもらい参考にしたい」との意見をいただきました。

ホームページ担当として嬉しい発言をいただき、思わず会議終了後に高橋会長にお礼を言わせていただきました。

県と地区との連携と同じように、地区と地区の連携もすごく大事なことです。是非、他の地区からもドシドシ寄せていただければ、役に立つホームページにづくりの励みにもなります。よろしくお願いします。

このブログ「こちら黒金町の4階です」も同様に、地区労福協関係者・事業団体の関係者の皆さんも、時々チェックいただき、動きを感じとっていただければ幸いです。また、掲載したい記事や写真があれば事務局に送っていただければ幸いです。(CHU)



おまけの写真は、菊川市の火剣山で見かけた椿?です。大きな木にいっぱい咲いていました。



火剣山の向こうには、小夜の中山の集落があります。そこで見かけたお友達。「写真を撮らせてください」と声を掛けると気楽に応じてくれました。




静岡ユニオントラベル 取締役会

2011-03-29 | Weblog
3/28(月)2010年度第3回の(株)静岡ユニオントラベル取締役会が開催されました。昨年の総会で事業基盤の拡充を目的に役員体制を強化しそれに伴い「取締役会」も定期的に開催される様になりました。

ご存知かも知れませんが(株)静岡ユニオントラベルの設立経過について少し触れてみたいと思います。
発端は1986年に実施した「労働者福祉に関する1万人アンケート」です。このアンケート結果では勤労者のニーズとして1位 保養施設 2位 スポーツ施設 3位 旅行企画が要望として高いことが分かりました。これを受けて「旅行事業部」の設立が議論されて1989年8月の設立に結びつきました。
組織形態は他の福祉事業団体と同様に、社団法人・財団法人・生協等々が色々な角度で検討されましたが基本財産の問題や事業展開の容易さ等を考慮して「株式会社」としました。 

さて、今回の取締役会は ① 2010年度の決算見通し ② 2011年度事業計画がメイン議題です。
決算の見通しは関係各位のご支援・ご協力や役職員のご尽力で剰余金が計上できました。
問題は来年度の事業計画です。旅行事業は正直なところ今回の大震災で見通しが全く立たずに計画数値が弾けません。販売部門を強化しながら関係団体の状況把握を密にした事業展開が当面の活動となります。

こんな時だからこそ普段手付かずの業務を点検しながら将来に向けての備えが必要である事も確認し、総会までに事業計画を立てる事となりました。
色々な困難は、原点を見詰め直し、振り返ることで今後の気付きや成長にも繋がることになります。(株)静岡ユニオントラベルもこの様に有りたいと思います。(K)



おまけの写真は、菊川市和田公園のモクレン。今年はつぼみが膨らんだ頃に、冷え込んだため、花の先が茶色になってしまっています。それでも青空に白いモクレンが爽やかです。



お金のなる木も花が咲いています。




今私にできること・・・

2011-03-28 | Weblog
東北関東大震災後から、お米・インスタント食品・乾電池・水などがお店から消えていて驚きました

テレビを見ていたら「品物がなくなるから多めに買って備蓄している。」と友人が言っていたので、自分も買っている と・・・
私も確かに心配で、つい買っておかなければと思ってしまいますが、結局無駄にしてしまう物もあるし、無くても何とかなると思う物もあります。それに本当に必要な人が買えなくなってしまいますよね。
今まだ食料などが届いていなかったり、不足して不自由な生活をしている被災者が沢山いてがんばっているのだから、今必要がないのに買うのはやめましょう。(S)



おまけの写真は、25日に岩手県に出かけ静岡県の現地対策本部立上げの為の先遣隊に同行した際の写真(平野理事長撮影)です。同行したのは県労福協の平野理事長や連合静岡のS局長・Y局長や県ボランティア協会の小野田常務理事などです。今後、県内からのボランティアの皆さんの活動拠点づくりについて設置場所(遠野市)などを視察してきました。Y局長は4/1まで残り、大槌町や山田町方面の支援活動中と聞きました。(Chu)












静岡県東部地震

2011-03-25 | Weblog
全労済静岡県本部で受付した「静岡県東部地震」(3月15日発生)の被災受付が469件(3月23日現在)になったとききました。全労済の火災共済と自然災害共済の加入者からの被災受付です。最終的な受付件数は1000件を超すと推定されています。これまでの受付状況では、幸いにして全壊や半壊等の大きな被害はほとんど無く、瓦が落ちたりズレがでたりした被害が多かったようです。

19日には、富士市・富士宮市・御殿場市など被災現場の審査が7班体制で開始されましたが、明日からの土日も含め、精力的に現場審査・給付事務など総動員で臨む予定と聞きました。さらに静岡県東部地震に一定の目処を立てた後には、東日本大震災への対応として他県応援・全国応援が待っています。

日本中で「がんばれ、日本!」の声・文字を見ます。全労済の役職員の皆さんも、しばらくは大変な毎日となりますが、健康にご注意いただきガンバッテいただきたいと思います。

再建に向けて、勇気が湧くような「歌」、絆や助けあいの心がある「歌」が欲しいなーと時々思います。(Chu)



おまけの写真は、散歩で見かけたスイセン。木漏れ日が射す場所だから、よけいに清楚です。



先週も、フキノトウ。寒の戻りがあったせいでしょうか、多くは花が咲いてしまっていましたが、小さなツボミのフキノトウが並んでいました。



クレサラ被害をなくす県民会議

2011-03-24 | Weblog
<連合静岡><県弁護士会><県司法書士会><静岡県労働金庫><全労済静岡県本部><静岡県生協連><静岡県労福協>そして<LSCしずおか>で構成する「クレサラ被害をなくす県民会議」が昨日(3/23)労政会館で開催されました。

メイン議題は ① 改正貸金業法の完全施行後の動向 ② 武富士破産に関する動向です。

貸金業法の取り組みではポスターやチラシを作成・配布して啓発活動を展開すると共に相談体制を確立して活動を展開してきました。各団体の報告を集約すると利用者の当初心配した混乱もなく相談件数も思いのほか少なかった様です。
しかし、業者サイドからの強い声を受けた巻き返しの動きも見られるので注視していく必要がありそうです。

武富士問題も利用者からの相談は思ったよりも少なく目に見えた混乱は生じていないとの報告でした。創業家や取締役への責任問題等々法に沿った手続きが今後展開されます。
気になる動向としては大手サラ金の「過払い金請求」に大変な時間が掛かる様になったようです。この様な引き伸ばしの背景に何があるのか注視する必要があるとの報告もありました。

その他、震災に乗じた詐欺事件が起きている事、高齢者をターゲットにした「介護施設入居に関する詐欺」や「投資に関する詐欺」等々が発生しているので注意が必要だとの報告もありました。

そして「大震災への対応」です。それぞれの団体が取組んでいる現状を報告し合い意見交換をしましたが、現段階では「県民会議」としての具体的な行動までは結論を見出せませんでした。
しかし、「支援活動」への思いは共有できましたのでこれからも情報交換を重ねながら具体的な対応を相談していく事としました。(K)



おまけの写真は、大井川鉄道の地名駅でのスナップです。金谷行きのレトロな電車が日本で一番短いトンネルをとおり、地名駅のホームに入ってきました。待っていたのはハイキングを楽しんだ浜松から来たグループです。(Chu)



線路沿いにスイセンが咲いていました。



地名駅は、もちろん無人駅。地元の人達でしょうか、レトロな駅は、きれいに片付いていています。



被災地支援

2011-03-23 | Weblog
東日本大震災の被災地支援に関し、静岡県が岩手県遠野市に「被災者支援現地対策本部」を設置することになりました。その立ち上げのための要員が第一陣として3月25日~4月1日、富士山静岡空港からFDAのチャーター便で向います。

聞くところによれば、遠野市現地本部の業務内容は、
・被災地の避難所等の支援ニーズの把握
・静岡県被災者支援対策本部との調整
・岩手県および遠野市との連絡調整 

第二陣は、4月1日~4月8日までとなっています。

県労福協と連合静岡では、できれば静岡県の職員派遣に同行させていただき、被災者支援のお手伝いができないか現在、調整させていただいています。(Chu)



おまけの写真は、大井川の土手でヨモギを摘んでいる人です。御餅にヨモギを入れると御餅がいつまでも柔らかくておいしいと聞きました。



大井川の国道1号線の橋あたりの光景です。




被害後の「悪徳業者」にご注意を

2011-03-22 | Weblog
東日本大震災被災者への支援が、アチコチで始まっています。
また、県内では3月15日に発生した県東部を震源とする地震に見舞われました。一般家庭では屋根瓦が落ちたり、住宅の一部損壊などの被害が報道されています。また、工場やスーパー・商店の被害も、思ったより大きいことが解ってきました。

ところで、先日の静岡新聞には<被害後「悪徳商法」に注意>と題した記事がありました。

記事によると、地震被害でがれきの除去や家屋の修復名目で高額を要求する不審業者が、17日から出回っているとして、<富士宮市が注意を呼びかけている>との内容です。
被害にあった住宅を業者が訪れ「屋根を修理する」「がれきを片付ける」などと提言し、45~50万円もの費用を請求するといいます。訪問者の車両は県外ナンバーで「静岡県から頼まれた」と名乗る業者もあったようです。

被災者の焦りや不安に付け込んだ悪質な業者は、私が全労済で台風の住宅審査業務を担当していた際にも県東部を中心に出没していました。名刺の住所に瓦業者を訪ねると、一般住宅でそれらしい看板もなく、電話転送だけの部屋と思われる例もありました。

富士宮市でも被災者に「落ち着いた対応」を呼びかけています。早く直したい気持ちも解りますが、地元の業者で合い見積もりを取るなど、冷静な対応をされた方が良いかと思います。(Chu)




写真は、大井川の河川敷の柳です。通勤途中で見かけた大井川の柳がきれいでしたので、出かけてみました。新芽が芽吹ききれいです。



島田市の河川敷の中にある公園には、大きな柳があります。向こうに見えるのはJRの東海道線と牧之原の台地です。



心よりお見舞い申し上げます

2011-03-18 | Weblog
この度の大震災に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

あれから1週間が経ちましたが、ありがたいことに震災直後から100近い国と地域から支援の申し出をいただいているとの報道にうれしくて涙がでます。
刻々と伝えられる被害に対し、私たち人間の力の限界を感じざるを得ません。


県労福協の事務局に設置した募金箱


日頃から心がけているべきことなのでしょうが、こんな時だからこそ、私たちは、「できる人が、できることを、できる所で」を最大限に発揮していきたいものです。(N)

☆連合静岡ではじまった東北関東大震災の募金活動は、こちらを参照してください。




おまけの写真は、散歩道での梅です。(Chu)



野に咲く紫の花です。茶畑の脇など所々に咲いていました。





支援物資が続々と

2011-03-17 | Weblog
一昨日のブログで紹介と要請をしましたところ県下各地より温かい支援(毛布)が続々と寄せられています。本当に嬉しい限りで感謝々です。
本日早速と取りまとめをしている「静岡県ボランティア協会」へ、ライトバン3台分の毛布を送り届けました。

  
県労福協事務所に届いた毛布        労金事務センターに届いた毛布をバンではこぶ

県ボランティア協会には様々な方々から温かい支援物資(毛布)が続々と届けられています。毛布を整理するボランティアの方々も多数の学生さんも含め40名を越える方々が一生懸命活動をされていました。

被災地からは途切れる事なく支援要請がボランティア協会へ続いています。
支援の輪は確実に広がりをみせてはいますが、運送手段の制限等があり、まだまだ要請には応え切れていないのが実情です。
静岡県ボランティア協会には「支援物資」等を整理する「人的ボランティア」も必要となっています。こんな時ですから「手弁当で1日を区切りとした活動」となりますが協力できる方はこちらの支援も宜しくお願いいたします。

静岡県労福協は物資(毛布)の支援と合わせて、ろうきんと生協を除く事業団体の職員向に「募金活動」も皆様方にお願いをいたしました。可能な限りの温かいご支援を宜しくお願いします。(K)



おまけの写真は、菊川市下内田の桜。もう、すでに過ぎていました。(Chu)



お茶畑の石積に咲いた野草が目にとまりました。