こちら黒金町の4階です。

静岡県労福協を身近に感じていただくために事務局員が交代で情報の発信しています。

おもてなしセミナー

2011-06-30 | Weblog

昨日(6/29)は静岡県旅行業協会が主催する「静岡県旅行業研修会」が静岡市駿河区のグランシップで開催されました。 何事も勉強第一の立場にある今の私には業界を知る良い機会でもありましたので参加してきました。

研修会のカリキュラムは ① 旅行業約款 ~ 旅程管理について ~ ② 東日本大震災のボランティア活動報告 ③ コンベンションおもてなし事例から学ぶ ~ 県外からの誘客手法 ~ の3本立ての内容です。

正直な素人感想になりますが旅行業約款では「旅行者の安全かつ円滑な旅行の実施」という点において随分と「旅行者保護」がされている事が分かりました。 また東日本大震災のボランティア活動報告では「業者ならではのエネルギッシュな活動」に商魂の一部もはっきりと見え「なるほど=業界の競合 アイデア次第」の感がしました。 そして今回の研修で面白かったのが「コンベンションおもてなし事例から学ぶ」でした。

この事例学習は詳しい事前説明抜きでしたので戸惑いもありましたが静岡で開催された「イベント・研修会・会議・講演会・発表会」等々の内容をおもてなしの観点から評価するもので、内容の工夫や関わった組織や人々、運営の工夫等々が審査対象になるようです。 「人・資源・仕組みの共有を図りつつ」「調所におもてなしの心」を織り交ぜて、「価値の創造」を演出する事が・・・・・・・旅行業者にとって有効的な「誘客手法」になり得る。そんなところがこの研修のミソ部分だったのでしょうか。

(株)静岡ユニオントラベルも今年度から本格的な「事業点検」に着手しています。 ユニオントラベルの「創業の精神」を踏まえつつ「安心・安全・満足感」が利用者には得られる事業展開が今回の「事業点検」のポイントでもあります。 目的達成に向けてまずは「勉強・勉強・勉強」ですね。(K)

 


財政検討委員会

2011-06-29 | 県労福協

じめじめした毎日が続いたと思ったら、真夏のようなうだる日々が続いています。                                       今年の熱中症は昨年の5倍とか・・・。水分補給をまめにしましょう。

先日、第1回目の県労福協財政検討委員会が行われました。                                                      この委員会活動は今年度の大きな仕事の一つとなっています。

この委員会の任務は・・・                                                                                ・各地区へ交付する地区助成金を見直す事。                                                                      ・「地域役立資金」に係る地域拠点整備の基準と地区拠点整備の基準を作る事。

事務局の県労福協ではそれぞれのたたき台を検討しました・・・。                                                過去の経過で決めていた助成金の見直しは予想はしていましたが、                                            想像以上に大変です。(汗)

第1回委員会でも多くの意見が出されました。                                                          新たな基準にすると地区助成金は現行より増額となる。逆に大幅な減額となる地区も・・。                                              どう納得できる基準にするか、地区役員さんの顔がちらつきます。

今後、2~3回の検討委員会を経て、「地域・地区会長、事務局長全体会議」                                       で提案する予定です。拠点整備基準も含め、熱い夏になりそうです。(金)

おまけの写真は、ちょっと前の菊川河口付近の海岸。

▼ハマエンドウの花の横にはカワイイ実がなっていました。(Chu)

▼快晴ではなく、穏やかで柔らかな浜辺でした。

  

 


報道写真

2011-06-28 | Weblog

いま、手元に日本経済新聞社発刊

東日本大震災 報道写真図録「記憶」があります。

 

A4100ページあまり

日経のカメラマンが撮った3.11大震災の写真が掲載されています

 

この報道写真ギャラリーは、写真だけでも強烈な印象ですが

写真に寄せられた2~3行のコメントと取材メモ7つがグッときます。

コメントと「詩」のような取材メモが、事実だけを伝えながら涙を誘います。

 

忘れてはいけないこと とサブタイトルもついています

震災地では、一般の人がやたらにカメラを向けるのは慎まなければなりません。

プロだから許された写真集となるかと思います。

 

この写真集は一般書店では取り扱わないようです。

(あまり商業ベースにしないとの意思かな?とも思います。)

 

私も3日間という短い期間でしたが現地を訪れ

忘れられない経験になったと思います。(Chu

 

 

 

 

 

▼おまけの写真は、残っていた遠野の風景。こちらも今は猛暑でしょうか? 

 

 

 

▼川に入って泳ぎたい気分です。


(財)静岡県勤労者信用基金協会の歴史

2011-06-27 | Weblog

先週の6/24に(財)静岡県勤労者信用基金協会の決算理事会が開催されました。 昨年度の事業報告や今年度の事業計画も重要議題ですが、同等の課題として「公益法人制度改革への対応」があります。 今年度秋口には申請する予定になっていますがこの機会に「勤信協の歴史」について振返りをしたいと思います。

昭和32年当時、静岡県下の中小企業に働く「未組織勤労者」は78万人、その人達は信用を補完する組織を持たず、市中金融機関からは見放され、労働金庫からの融資さえ受けられない状態にありました。

このため「未組織勤労者対策」として昭和32年と34年に静岡県の助成を受けて「静岡」と「浜松」に「質屋生協(労働質庫)」開設し、物品を預かることによって融資をする事としました。 しかしこの方法は街の質屋よりは安い金利ではあったが、より良い仕組みとして物品に変わる「保証機関」を設立して「未組織勤労者」に静岡県労働金庫から融資を受けられる組織が必要とされました。

そこで「静岡県労福協」と「静岡県労働金庫」は協議を重ね結果、法人格を持った「保証機関」を設立する事となり、「基本財産」の拠出を静岡県、関係団体に要請しましたが残念ながらこの当時はまだ理解が得られませんでした。 そこで、静岡県労働金庫からの出捐金1,000万円を基本財産として「任意団体 静岡県勤労者信用基金協会(勤信協)」を設立しました。 昭和40年3月30日のことでした。

任意団体として設立した後も静岡県労福協は静岡県に対して出捐金の要請と法人格取得について折衝を重ねました。一方、昭和52年10月から12 月にかけて、県下全市町村に対して勤信協への出捐金要請活動を展開しました。 この様な運動の結果、昭和53年8月1日、当時の山本敬三郎県知事から「財団法人」としての認可を受けることができました。

財団法人として認可以降、低利な保証料率制度(収益事業に該当しない2%以下の保証料)により、延べ18万件、1兆3、000億円余の債務保証を実施し、静岡県下の多くの未組織勤労者に対し、生活向上に結びつく債務保証事業を展開してきました。 今回報告された事業報告によれば、平成23年3月31日現在の債務保証件数は22、079件、保証残高は1463億85百万円となっています。(K)

▼おまけの写真は、曹洞宗大本山総持寺。さすが大本山、迫力がありました。

でも、大きな境内ですが参拝者は多くなく、歩いている修行僧も何人かを見かけた程度です。

JR鶴見駅の周辺もよくある門前町のような雰囲気はありません。(Chu)

▼修行僧でしょうか?

▼この門には、菊の御紋が・・・

 

 

 

 


展望料

2011-06-24 | Weblog

 東京スカイツリーが3月18日634mに到達、世界一高いタワー(電波塔)となり、東京の新名所として来年5月22日に開業予定ですが、450mの高さの展望台への展望料が3,000円(1mあたり6.7円)。高いところに上がるにも高いですね。

 

ちなみに東京タワーは1,420円です。

 

エレベーターに乗って約50秒で空中回廊になっている第1展望台に、空中を散歩しているみたいな体験ができるようです。

 

足がすくみそう・・・でもたのしみですね。

 

とーぶんは混んで散歩できそうもないでしょう。(S

 

 

おまけの写真は、やっぱり遠野の風景。

 

▼川辺には、水どりが仲よく餌を狙っていました。

 

 

 

▼こちらもツガイ。田んぼで餌を探しています。

 

 

▼もとは牧草小屋でしょうか、薪がきれいに整頓されています。

 

 

▼民話の里らしい風景です。

 

 

 


扇風機

2011-06-23 | Weblog

昨日から急に気温があがり、一気に真夏のような暑さです。

 

東日本大震災の影響で節電への意識が高まる中、エアコンと比べて消費電力の少ない扇風機に注目が集まっているようです。

震災による節電の風潮もあり売れ行きは上々で品切れの商品もでているそうです。

 

エアコンの設定温度を1度上げると消費電力を10%程度減らせる。一方、扇風機の消費電力はエアコンの数十分の1で、扇風機を使うことで、エアコンの設定温度を上げたり、使用時間を減らしたして節電効果が得られるといわれます。

 

ご存じのとおり、足元にたまりやすいエアコンの冷気を、扇風機で循環させ、まんべんなく部屋を冷やすことで、冷やしすぎを防ぐメリットも・・・。

 

という訳で、県労福協の事務所でも、小さな扇風機を2台設置し、今日から使い始めました。効果のほどはこれから。

 

ところで、本日は静岡県労金の通常総会があり、会場入り口で小さな団扇をいただきました。その団扇には、KES・環境マネジメントシステムの導入やクールビズの実施など<ろうきん>の省エネの取り組みが紹介されていました。

 

 我が家でも、扇風機や団扇を上手につかって、省エネに努めたいと思います。(Chu)

 

 

 

おまけの写真は、遠野市の風景第三段。

▼6/19の朝、まごころ寮の近くは、霧がでており、

一層趣を感じさせてくれました。

 

 

 

▼流れる水も綺麗です。河童は消えて見えませんでした。

 

 

▼二つの川が落ち合うところ、

水の音と鳥たちの声だけが静けさの中にありました。

 


地区総会

2011-06-22 | 県労福協

6月7日に県労福協は定期総会を終了しました。 

現在、各地区の総会が行われています。                                     

昨日は浜北天竜北遠地区、磐田地区、沼津地区、静岡地区と4地区で開催されました。 県労福協事務局は手分けして総会へ出席しました。       

私は磐田地区へ出席させてもらいました。

磐田地区の参加者の多さにびっくり!! 180人以上が集まったと聞きました。磐周教育研究所「ソフィア」は参加者でぎっしり埋まりました。

来賓のトップバッターであいさつさせて頂きました。県労福協の活動について写真チラシを見てもらいながら説明しました。限られた時間の中で自主福祉運動の成果や重要性を話しましたが、聞いていた方はどうだったでしょうか?

2011年度の大きな課題は「地域役立資金」の活用についての基準作りと地区助成金の見直しが有ります。

総会に参加された多くのみなさんが喜んで頂ける活用基準と地区が納得できる助成基準を作っていきたいと思っています。(金) 

おまけの写真は、昨日につづき遠野市の風景。 

▼遠野駅前の駐在所は河童の小屋でした。

▼駅前の池で談笑する河童3匹、怪しく目が光っていました。

 ▼ 遠野駅近くの踏切、その先には河童の足跡がありました。

▼駅の近くは、歴史を感じさせるきれいな街並みでした。

柳田国男先生が宿泊された宿と案内塔がたっています。

 

  


災害ボランティア報告

2011-06-21 | Weblog

6月16日の夕刻から20日早朝まで、岩手県へ災害ボランティアに参加してきました。 

今日はその報告を簡単にしたいと思います。 

この災害ボランティアは県ボランティア協会が行っている支援活動で連合静岡・県労福協から毎回5名ほどが参加しており、私たちは第11次隊です。

 

 

 

 

11時間バスに揺られ着いた先は「まごころ寮」(拠点)です。その足で遠野市総合福祉センターに立ち寄り、心構えや注意事項の説明と仕事の割り振りが行われます。私たちは、17・18日は陸前高田市、19日は大槌町での作業でした。

  

陸前高田での作業は、流されてしまった民家のがれき撤去、床板をはがし泥などの撤去、ガラス破片の回収などでした。大槌町ではサケの遡上する川の清掃で瓦礫の回収や草刈りなどです。

 

18日はちょうど100日法要の日と重なり、喪服姿の人たちも目にしました。まだ遺体が見つからない家族も多くいます。また夜8時過ぎには大きな余震もありました。

 

感想は?と聞かれれば、「行って良かった」と思います。自己満足ですが、わずかですがお役にたてかな?と言う点と、現地の様子を自分の五感で確かめられたことは貴重な経験だったことです。

 

まだまだ支援は必要ですし、次々に新たな問題は発生しているようです。

私も、できることを続けたいと思います。(Chu

 

 

▼ おまけの写真は、「まごころ寮」近くの風景です。美しい民話の里です。

 

 

 

▼遠野の季節は静岡より1か月ほど遅いようです。花や新緑がきれいです。

 

 


竹本文庫 PRT2

2011-06-20 | Weblog

ブログ当番が回ってきましたので前回に予告した「静岡県労福協設立に向けての議案提案」の中から私なりに気になったところをピックアップしてご紹介させて頂きます。 が、内容は、「はじめに」からスタートして「労働者福祉運動の意義」「労働者福祉運動の任務と位置」「労働者福祉運動の組織について」「労働者福祉運動の事業体事務局の位置」そして「むすび」で設立提案が完了しその後に「当面の具体的な活動方針」が提起されていますので小冊子になる位のボリュームになります。

まず「運動面」については、労働者の暮らしに直結した「福祉活動の展開」「と「社会保障制度への取組み」が運動の2本柱として提起されて、「福祉活動の展開」は「ろうきん・労済・労住協・消費生協」の事業体を健全に育成し利用拡大していくことで労働者の生活向上を目指すことがはっきりと明記されています。 一方、社会保障制度については「制度の確立や充実」が目標として掲げられてその中心は「年金・医療」でした。・・・・・・50数年の時が経ちこの問題は「制度疲労を起こして新たな問題」となっているのはご承知の通りです。

この運動を展開していく中での大きな特徴は「労働者福祉運動は、くらしの基盤である地域を活動の拠点とし、組織、未組織を問わず、すべての労働者、家族を集結した活動として進めなければならないし、各地域の活動は、固く結びあわなければならないものである。」 また福祉事業体については「労働者福祉運動における協同事業活動は、協同組合の理念、原則にもとづいて活動し、再収奪と闘い、労働者の福祉要求実現の闘いを促進していかなければならない」としています。

そしてこれらの「基本原則」をキチット実践していくために「教育・研修」が重要であることを踏まえ(財)静岡県労働者福祉基金協会が設立されて「労働者福祉運動」に関わる役職員の育成を担ってきました。(2011年4月から福祉基金協会は公益財団として新たな活動領域を展望しつつスタートしました)

全国の中で静岡県の「福祉運動の取組み」が注目され続けてきたのはこれらの「基本原則」が確立、継続されてきたところに大きな要因があります。 「ろうきん」や 「全労済」等の事業体が健全に発展してきたのも同等の理由ですね。そしてこれらの「福祉事業体が有機的に結びついて役割発揮してきました。

そして最大の理由は「人づくり」にあったと思いますがこれは次回のテーマとします。(K)


自分の居場所

2011-06-17 | Weblog

居場所これは、次の2つが整っていること、と明治大学の鈴木一光教授は話す。

  ①主観的・・・本人が、ここが居場所と思う。

 

  ②客観的・・・a.人の要素―――心配してくれる人がいる。

                これは、ありのままの姿を受け止めてくれる人で文句を言う人ではない。

        b.場 所――――安心できる空間がある。

 

例えば、子供が家に帰ってきた時、優しいお母さんがいる。

しかし、帰ってきた途端に、今日のテストどうだった。宿題早くやりなさい。等々矢継ぎ早に言葉を連発するお母さんだったらどうでしょう。

自分が子供だったら、少しでも遅く帰りたいですよね。

例えば、あなたが仕事帰りに、良く足が向く所を思い浮かべてみてください。

お店に入るといつも座る場所が決まっていて、席につくと、ママが賺さず、「いつものでいいですか」とあなたのお気に入りの飲み物やおつまみがでてくる。

こんな場所、本当は、それが、自分のお家なら最高ですよね。

居場所があると集中力が増し、コミュニケーションをとることができる人になり、

反対に居場所が無いと社会で力を発揮できない人を作ってしまうとのこと。

家庭でも職場でも自分の居場所と思えれば、それぞれが持つ能力を充分発揮できる。

裏を返せば、そういう職場作りを心がけていくことが大切だということですよね。(N)

 

 本日編集担当のChuは出張しておりますので、おまけの写真はお休みさせていただきます。