こちら黒金町の4階です。

静岡県労福協を身近に感じていただくために事務局員が交代で情報の発信しています。

北九州市のエコタウン事業

2010-04-30 | 中央労福協
先日、中央労福協の事務担当者研修会が北九州市で開催され、研修の1つに「北九州市の環境の取組みについて」と題した講演を市環境局環境モデル都市担当理事の松岡氏からいただきました。

私にとって北九州市は、これまで炭鉱・製鉄所・公害の町というイメージが強かったのですが、現在では、全国的に「公害を克服した環境都市」として有名で、中国やアジアだけでなく広く世界各地から研修・視察に訪れるそうです。

翌日には、北九州市エコタウン・風力発電現場・環境ミュージアムなどの施設見学もさせていただきました。家庭のゴミや工場での廃棄物などを回収・分別するまでは、全国どこの自治体でもされているのですが、全国からそれらを集め、資源に再生する民間企業が大々的に展開しているのは北九州市が全国一のようです。当然ながらその研究支援や指導を市などが行っています。

「環境で貢献」している北九州市の現在の姿と、過去の公害をどのように乗り越えてきたのかを勉強させていただきました。


写真は、ハマエンドウ。昨日、自転車で菊川河口まで向う途中、雨に降られ橋の下で一時間あまり雨宿りをする羽目になってしまいました。しかし、雨も上がった海岸にはハマエンドウが咲いており、潮干狩りを楽しむ人たちもでてきました。



消費者力とは

2010-04-28 | 県生協連
第48回県労福協の定期総会議案書に掲載する県生協連2010年度活動方針(案)の文中にあった「消費者力」について触れてみます。

日本生協連では、「消費者力」について以下のように言っています。
消費者力とは、まず消費者が個人として自立して生きるために必要な知識・技術・能力を持つこと。また同時に、消費者層を代表して意見を述べたり、さまざまな活動に参加する力のこと。

また、日本消費者協会では、消費生活について正しい知識を持ち、生活じょうずになるために必要な能力を「消費者力」と表現していました。

私たちが日常生活で物を買う時に、売る側の論理をそのまま鵜呑みにできないのが現代。「消費者庁」や県・市・町の消費者行政にも期待するところも大ですが、自らも「消費者力」アップが必要です。

ちなみに、日本生協連にそんな“消費者問題学習サイト”がありましたので、興味のある方はごらんください。


写真は、菊川市の茶畑。新茶の芽がまぶしい畑は遠く粟ヶ岳の麓まで続いているように見えます。(Chu)



日詰教授のミニ講演会

2010-04-27 | 県労福協
先日(4/20)県労福協の拡大幹事会終了後、静大人文学部教授の日詰一幸先生から「地方行政に労福協はどうかかわればよいか」と題したミニ講演会をしていただきました。

県労福協では23の地区労福協との意見交換会の中で、各地区から市町からの補助金削減の動きや行政とのかかわり方について話題になりました。
そこで行政学が専門でもあり“LSCしずおか”の会長でもある日詰先生に、地区役員が集まるこの機会にお話をしていただくことになりました。

1、自治体における補助金削減の背景
2、行政の行動様式の大きな変化
3、これからの自治体とのかかわり方(信頼関係の構築へ)

特に3項では、自治体との信頼関係を築くためにはどんなことに努めたら良いか、地域住民から支持される労福協に…と、活動の方向性についてもお話をいただきました。

地域住民から支持される活動例として「問題が発生したときに解決の入り口を案内してくれるLSCの“何でも相談”は、身近にあって市民にとって非常にありがたい。」と実体験を含めてお話をいただき、地区の皆さんもLSC活動に自信を得るお話だったとおもいました。

短時間ではありましたが、優しく丁寧に示唆していただきました。地区三役の皆さん全員に聞いていただきたい内容だったと思った次第です。


写真は、柿の木。柿木の葉は食べてしまいたいくらいやわらかそうです。春の青空と雲がいい具合に収まってくれました。(Chu)



クレ・サラ被害をなくす県民会議

2010-04-26 | 県労福協
本日は、2年ぶりに「クレ・サラ被害をなくす県民会議」が労政会館で開催されました。

貸金業法規制が6月18日からの実施を前に、以下の7団体があつまり、改正貸金行法の実施内容の啓蒙や借りられなくなった人がヤミ金へ流れないようにするため、どんな活動ができるかを協議しました。

<構成団体は>
〇 静岡県労福協
〇 連合静岡
〇 静岡県弁護士会
〇 静岡県司法書士会
〇 静岡県労働金庫
〇 全労済静岡県本部
〇 静岡県生協連
<オブザーバー>
ライフサポートセンターしずおか

改正貸金業法の理解を深める運動の展開として、職域や地域で広く“チラシ”を配布して
改正内容はどんな内容か、自分は関係あるのか、相談はどこでできるのか、などを伝える内容です。チラシの案を元にいろいろな意見を出し合いました。
その他、無料相談窓口の開設、県内関係組織への申し入れ、マスコミ対策、次回開催日程などを話し合いました。


写真は、手摘みがはじまった新茶。例年と変わらぬ様に見えますが、良く見ると霜にやられた葉が黒く縮れていました。お茶農家の方は「こんなことは初めてだ」と嘆いていました。



消費者問題ネットワークしずおか

2010-04-23 | 県労福協
昨日に続き、ブログ編集長(Chu)さんは研修会で出張しています。
毎日の更新を依頼されましたので、本日も代打で入稿します。継続する大変さ、よく分かります。

さて、本日は第5回「消費者問題ネットワークしずおか」の幹事会が行われました。
■検討事項は・・
 ①「平成21年度 消費生活専門相談員資格取得支援講座準備事業」の件
  ・県の委託契約に基づき、資格取得支援講座の準備業務が完了しました。
  ・完了報告を提出し、県から「委託業務完了検査合格通知書」が届きました。

 ②「平成22年度 消費生活専門相談員資格取得支援講座実施事業」の件
  ・本日は、この講座の実施受託について協議しました。
  ・「消費生活専門相談員」は国民生活センター認定資格です。
  ・県や市町の消費生活相談窓口で相談員として従事するには「消費生活専門相談員」
   「消費生活アドバイザー」「消費生活コンサルタント」のいずれかの資格を有する事が
   望ましいとされています。消費者ネットは資格取得を応援して行く予定です。

 ③消費者ネット第5期 通常総会について
  ・2010年7月9日 13:30~ 静岡県司法書士会館 4F 司ホール
  ・総会の役割分担、学習講演会について確認されました。 

以上について協議しました。

もうすぐ5月というのに肌寒い日が続きます。寒暖の差によって体調を崩さないよう
気をつけていきましょう。それでは、良い週末を!!(金)でした。

よろしくお願いします

2010-04-22 | 県労福協
こんにちは、4月の人事異動で静岡労金より出向して来ました金指敦之です。<かねざし あつし>と読みます。どうぞよろしくお願い致します。

ブログ編集長(Chu)さんが「事務担当者研修会」で今日、明日と2日間、北九州へ出張です。そんな訳で、私の初ブログとなりました。写真も絵もありません。

いつもは職場で見ていた「こちら黒金町の4階です。」を自分で入稿しているなんて・・。
とにもかくにも4月から、35年続いた労金の生活リズムの変更やら、頭の切り替えやらで落ち着かない毎日です。早く慣れるよう頑張ります。(汗)

「自分の立ち位置を意識すること」平野会長より着任に際し頂いた言葉です。
世の中が大きく変化する中、労働者自主福祉運動における県労福協の使命は大変重要です。その責務の大きさをひしひしと感じながら現場との連携を密にしながら前進して行きます。

どうかみなさん、「よろしくお願いします。」

県労福協の法人化

2010-04-21 | 県労福協
県労福協では、昨日開催した幹事会で「法人化検討委員会」の報告と「静岡県労福協の法人化(一般社団法人)」について協議し、次回の県労福協の定期総会(6/8)で審議することが確認されました。

県労福協は現在、社会的にも公的な場でも一定程度の認知度がありますが、法的には「任意団体」です。
近年の勤労者を取り巻く環境は大変厳しく、県労福協が旗振り役となって「社会的な運動」を構築することがますます求められます。そうした時、労福協が任意団体のままより、法的な面で「人格」を持つことで社会的な信用度を増すことができることや日常業務の中で行う商取引上でも手続き上のメリットがあります。

基本的な運動や活動内容、地区労福協との関係はこれまでと変わりありませんが、役員の呼称や理事会の設置など幾つかが変わることになります。(会長は理事長、事務局長は専務理事など)

定期総会までは、法人化に関する正式な審議の場はありませんが、昨日の会議では定款等の案について「気づいた点があれば、事務局に申し出ていただく」ことを含めて確認されましたので細部の検討はこれからも続くことになります。


写真は、菊川河口付近の様子。野の花、新緑の臭いに酔うほどです。(Chu)



顧客満足度指数調査

2010-04-20 | 全労済
全労済によれば、サービス産業生産性協議会の「平成21年度顧客満足度調査」において、全労済が生命保険(共済)業界で2位(全業界で45位)、損害保険(共済)業界で1位(同18位)という評価をいただいた。・・・とのことです。

この調査は、保険金や共済金を受け取った顧客が対象となっており、対象企業は生命保険(共済)業界では主な生命保険会社・共済団体12社、損害保険(共済)業界では主な損害保険会社・共済団体12社です。
その中での非常に高い評価をいただいた訳ですから、日ごろの取組みの成果として拍手を送りたいと思います。


全労済では、5年前より、組合員(加入者)の皆さまから「お客様サービスセンター」へいただくお電話や最寄りの全労済窓口に寄せられた一つひとつの苦情、感謝の声を「お客さまの声」として大切に取り扱ってきた成果として受け止めているとのことです。
詳しくは、全労済のホームページをご覧ください。


写真は、早くも田植えがはじまった菊川の田んぼ。ツバメやサギなどもえさを求めて舞っていました。(Chu)



地震保険(共済)県民の加入増

2010-04-19 | 全労済
4/16静岡新聞(朝)によれば、昨年8月の駿河湾の地震を境に、地震に備えた保険や共済への関心が高まり、契約件数も上昇。関心の高まりを背景に新しい保障も登場。とありました。
全労済に関しては、4月から保障水準を1.5倍に引き上げた「自然災害共済・大型タイプ」について触れて、全労済県本部鈴木事業推進部長のコメントから「加入者からの強い要望で開発となった。関心は高く、問い合わせも多い」と紹介されています。

ハイチやチリに続き、中国・青海省でも発生している“地震”だけでなく、身近に発生している“住宅火災”などから生活の立ち直りを図るためには、共済・保険が大きな助けとなります。
逆に、そうした保険等に加入していない場合、労組等ではカンパ活動が行われますが、最近は中々大変なようです。
全労済では、2010年度の運動の柱として「住まいと暮らしの防災・保障点検運動」を掲げています。住宅・家財・地震保障の点検や見直しを通して、組合員の総合的な生活改善に結びつける運動と位置づけて取り組むと聞きました。運動の広がりと定着を願うところです。


写真は、菊川沿いの畑で見かけた葱。花をさかせ種を採るためなのか、葱坊主がそろって出ていました。(Chu)



改正貸金業法に関する相談会

2010-04-16 | ライフサポートセンターしずおか
LSC(ライフサポートセンター)しずおか中部事務所では、改正貸金業法の完全施行(6月18日)を間ぢかに控え、多重債務者救済のために「電話による相談会」を下記日程で実施します。

<直前・電話相談会>
①5月28日(金) 相談ダイヤル;054-645-1030  静岡・清水地域を対象
②5月29日(土) 相談ダイヤル;054-647-1616  志太・榛原地域を対象

<多重債務他・電話相談会>
①7月25日(日) 相談ダイヤル;未定      静岡・清水地区を対象
②7月26日(月) 相談ダイヤル;054-647-1616  志太・榛原地域を対象

(たとえば、こんな相談ができます)
・最近、サラ金やカード会社から所得証明を出せといわれているどうしたらよいか
・夫に内緒で借りているんだけど、これからは夫の所得証明書と同意書が必要?
・数年からサラ金で借りている。収入が減って返済に困っている。

来週以降、該当地域にはこの相談会の告知チラシを大量に配布する予定と聞きました。LSCでこうした相談ができることを多くの人に知ってほしいと思います。


4/10の伊豆長岡・狩野川沿の朝。時おり、散歩する人や自転車で出勤?する人が行き来します。曇り空でしたが新緑と向こう岸の桜がきれいでした。(Chu)