ラーメンの記録です。
★11月28日 松福
せっかくまた浜松へ行ったんだから浜松のラーメンを食べたかったんですが、どうも体調がそれを許さず、ならば藤枝・御前崎・焼津で!と町を通り過ぎるたびに強く思ったのですが、結局ラーメン腹になるのを待ってたら、沼津まで来ちゃいました。
いいんだ、これでいいんだ。ちょうど松福のラーメンを食べたいと思っていた所でした。
沼津港の松福のうまいラーメン(650円)。
うまい! …と言いたい所ですが、今日はちょっと味がきつかったかな。
しかし、このスープはほんとうまい。よそではなかなか無い味、ってことで大満足です。
ぶつぶつに泡の浮いた獣っぽい豚骨味、そしてしばらくぶりに食べた生キャベツ。
夜9時半ぐらいでしたが、満席でした。
★11月26日 卓次郎商店
7月にオープンしたのに行く機会のなかった、沼津の香貫のうまいもの街にできた「卓次郎商店」に行ってきました。
㊕卓次郎ラーメン(=すべてのトッピングが入ってます)、980円。
こちらも「魚介豚骨」なんだそうです。
行ったのが夜9時半ぐらいだったのですが、客が私一人で、店内がやや狭くて厨房が目の前だったので、じーーーっとずっと作る様子を眺めていました。楽しい。おにいさん2人におねいさん1人。
まず特筆すべきは匂いです。出てきたときにぷーんとよい香りがし、それは豚骨の匂いだったのですが、一口すすると豚骨の味はとても淡く、魚の方が強かった。全体的には私には味が淡すぎるのですが(前の竈と比べて、醤油が入ってないことが大きいんですね)、魚の味が、鎧を着たガタイの良い男のように力強くぶつかってきた感があって、とてもおいしかった。この魚の味は好み。じんわりと来ます。器が見た目より深みがあり、さすがに量が多かったのですが、全然飽きが来ずに最後までおいしくいただけました。
私の席の隣で、店長さんがあの不思議に味のある字で、紙にポップを書き始めたので、それも横目でチラチラ面白く眺めながら、満足して食べ終わりました。あつもりが始まるそうです。そうそう、卓次郎のくんたまは、金属製の竈の香りがして「なんだこりゃっ?」と一瞬呆けました。チャーシューは味が無いのに厚かった。これはこれでよい。
★11月24日 一匹の鯨
今日も浜松へ行く予定にしていたのですが、明け方に眠ってしまっていました。いつでも寝れる生活なのに、肝心な時にも寝るっていうのはどういうことやねん。ゴメンナサイ。
というわけで、今日は一匹の鯨へ。
前ほどラーメン漁りをしなくなった(できなくなった)私ですが、ラーメン情報巡りだけは相変わらず盛んにしています。ラーメンに限っては他の人が食べた記事を読むのが楽しいです。(他の食べ物は腹が減ってくるので何故か腹が立つけど)
私の最愛の一匹の鯨の記事も、結構増えてきていて嬉しいのですけど、いろんな体験記を読んでいて、この店の真骨頂であるR-30ラーメンを食べずに感想を書いている方が多くて(メニューが多いですからね)、「もったいないなぁ~~」と心から残念に思う。これを食べなければ一匹の鯨は語れないのに。
というわけで「大人の時間 薬味たっぷりR-30ラーメン」(700円)と「東京タコライス」(280円)。
最初の匂いから素晴らしい! ミョウガ! みょうがの香りにこんなに惹かれる人間になってしまうなんて、10年前の私は想像していたでしょうか。基本となるスープそのものが淡い上にパンチがあるのですが、両側からミョウガの味とショウガの味とネギのお節介がじんわりとしゃしゃりでてきて、包み込まれる感じとなる。前に食べた塩トンコツを中央から鋭く斬り込む魚鱗の陣に喩えるとすれば、このR-30ラーメンは、中央が本多忠勝で、左翼;呂布、右翼;ウェルキンゲトリクスの鶴翼の陣だ。うまい!
ただ、「東京タコライス」はちょっと要注意ですね。唐辛子が効きすぎてちょっとカラく、R-50ラーメン(=辛くて酸っぱい)を食べたくなってしまいました。
で、ふと食べてみたらこんな壁紙が張ってあってニヤリ笑い。これ、大部前からあったんですっけ。
「“合わせ味ラーメン”が当店最高と言ってますがウソです。あれは準最高傑作なのです。本当の当店最高はつけ麺です」と書いてあります。うーーん、いつのまにか店長さんのオススメはつけ麺になってしまっていたのか。「つけ麺きらい」とあんなに言っていたのに(笑)
★11月22日 べんがら横町の竈(かまど)
浜松に行ってきました。
あろうことか、再び喘息に襲われ、車を置いた駐車場からザザシティを経由してのべんがら横町までの700mが遠い事遠い事。(目的はアニメイトへ行く事だったんですけど、ザザに移転してやがった)。苦しい胸を押さえながら、這うようにして歩きました。でもラーメンは食べるぞ。大好きなラーメンの前には私の体調などたぶん仮病だ。
浜松駅のべんがら横町に来るのは1年振り2回目なんですけど、結構店が入れ替わっているようですね。あの牛の骨ぶらさげた変なおっさんの店(名前失念)に行く予定だったのですが、なくなっていました。なので、「魚介豚骨」をうたう竈へ。
「くんたま」と「くんチャーシュー」が名物なんだそうです。
頼んだのは醤油くんたまチャーシュー麺(950円)。
写真だとチャーシューが2枚しか見えませんが、ちゃんと6枚入ってます。小さいけど。
正直言うと、私は魚の入ったスープが、なんとなく苦手なんです。しかし苦手は苦手でも、伊豆にも魚介豚骨を謳う店はいくつかありまして、まるいや麺屋中川に行ったときは、うーーーん美味しい、と思いながら、でも苦手と悩む。
今日の感想。魚介の風味はとんでもなく控え目なんです。かといって魚介豚骨と言っているのに豚骨の風味も強くは感じられない。なんていうか、すごくうまく混じり合ってる。こんなに突出を押さえているスープは、見事だと思いました。喩えはおかしいかもしれませんが、ちょっと前に食べた石本家のラーメンを思い出しましたね。(あっちは豚骨と鶏とその他でしたが)。でも、ブログに感想は書きにくい感じですねなんとなく。あ、でもいい感じの魚の臭いは感じましたよ。そうそう、スープ以上に美味しいと思ったのは、太めの麺でした。モボモボしている食感で、食べ応えがあった。くんたまも美味しかったよー。伊豆の卓郎のくんたまとも違う焦げ目があった。
メニューがいっぱいあるようですね。ミルク豚骨ラーメンとかもある~。また機会があったら行きたいな、、、 と思ったんですけどまだべんがら横町で行った事無い店が多いのでした。
★11月20日 山岡家(富士店)
ほんとに私は山岡家が大好きみたいだな。
繰り返して言いますが、近所には朝までやってるラーメン屋が少ないためです。この日は3時くらいだったかな。
今日は「味噌チャーシューメン」(820円)を頼んでみました。初めて食べます。
ゴマがいっぱーーい。匂いも香ばしいです。
食べてみた感想。うーーーん、味噌はいらない気がします(おいおい)。
いつもは図太く一直線に口の中に突き刺してくるスープが、どうしたわけだか味噌があると、一瞬で口の中で拡散して、おもてだけで消えてしまうような気がします。でも、味噌の香りの向こうに、いつものスープの感じがほんのり見えているんですよね~。
こういうのが食べたいときに行くと、きっと美味しいと思う。
さて、次行ったときは「特製味噌ラーメン」(100円高い)だー。
★11月18日 一匹の鯨の豚骨ラーメン
またまた久しぶりに一匹の鯨です。(一か月振り)
今日は豚骨ラーメン。このラーメンが一番大好きだった時期もありましたが、いろいろあって、食べるの久しぶりなんですよね♪
久しぶりの感想ーーーー。
一口目をすすろうとしたとき、おや?
なんとなく獣くさい(?)感じの匂いがする。「匂いがしないトンコツ」ってのがここのラーメンのウリだったはずなのに。そして一口目、、 うぉーー、塩の味が強くなってるー。
そういえば、メニュー表の中の名称も、だいぶ前から「鯨の豚骨 九州系、塩豚骨 ~至福の時間を求めて~」になっていたのでした。私の記憶の中にあるものと比べて、だいぶ違うものになってしまっています。塩の味~~。しかしこれがまた、すごくおいしいのでした。
かなり大胆に塩の味を太いものにしてしまっているのですが、かといって味が一直線になっているかと思いきや、甘い豚骨の味が裾野となっていまして、譬えるならば三角形のような味になっているのです。ストレートではない。美味しい。
これを初めて食べた時と二回目に食べたときの、パッと見、味がなんにもしないような一口目からじわじわと甘味が広がっていって、感激したときのことを思い出しながら食べました。どんどん進化していってるんだなー。また前のように頻繁に食べに来て、幸せになりたいです。