オセンタルカの太陽帝国

私的設定では遠州地方はだらハッパ文化圏
信州がドラゴンパスで
柏崎辺りが聖ファラオの国と思ってます

あぁ、いかにはかなき、いかにむなしき。

2007年11月20日 18時06分49秒 | ラーメン

ラーメンの記録です。

11月28日 松福

せっかくまた浜松へ行ったんだから浜松のラーメンを食べたかったんですが、どうも体調がそれを許さず、ならば藤枝・御前崎・焼津で!と町を通り過ぎるたびに強く思ったのですが、結局ラーメン腹になるのを待ってたら、沼津まで来ちゃいました。
いいんだ、これでいいんだ。ちょうど松福のラーメンを食べたいと思っていた所でした。
沼津港の松福のうまいラーメン(650円)。
うまい! …と言いたい所ですが、今日はちょっと味がきつかったかな。
しかし、このスープはほんとうまい。よそではなかなか無い味、ってことで大満足です。
ぶつぶつに泡の浮いた獣っぽい豚骨味、そしてしばらくぶりに食べた生キャベツ。
夜9時半ぐらいでしたが、満席でした。

11月26日 卓次郎商店

7月にオープンしたのに行く機会のなかった、沼津の香貫のうまいもの街にできた「卓次郎商店」に行ってきました。
卓次郎ラーメン(=すべてのトッピングが入ってます)、980円。
こちらも「魚介豚骨」なんだそうです。
行ったのが夜9時半ぐらいだったのですが、客が私一人で、店内がやや狭くて厨房が目の前だったので、じーーーっとずっと作る様子を眺めていました。楽しい。おにいさん2人におねいさん1人。
まず特筆すべきは匂いです。出てきたときにぷーんとよい香りがし、それは豚骨の匂いだったのですが、一口すすると豚骨の味はとても淡く、魚の方が強かった。全体的には私には味が淡すぎるのですが(前の竈と比べて、醤油が入ってないことが大きいんですね)、魚の味が、鎧を着たガタイの良い男のように力強くぶつかってきた感があって、とてもおいしかった。この魚の味は好み。じんわりと来ます。器が見た目より深みがあり、さすがに量が多かったのですが、全然飽きが来ずに最後までおいしくいただけました。
私の席の隣で、店長さんがあの不思議に味のある字で、紙にポップを書き始めたので、それも横目でチラチラ面白く眺めながら、満足して食べ終わりました。あつもりが始まるそうです。そうそう、卓次郎のくんたまは、金属製の竈の香りがして「なんだこりゃっ?」と一瞬呆けました。チャーシューは味が無いのに厚かった。これはこれでよい。

11月24日 一匹の鯨
 

今日も浜松へ行く予定にしていたのですが、明け方に眠ってしまっていました。いつでも寝れる生活なのに、肝心な時にも寝るっていうのはどういうことやねん。ゴメンナサイ。
というわけで、今日は一匹の鯨へ。
前ほどラーメン漁りをしなくなった(できなくなった)私ですが、ラーメン情報巡りだけは相変わらず盛んにしています。ラーメンに限っては他の人が食べた記事を読むのが楽しいです。(他の食べ物は腹が減ってくるので何故か腹が立つけど)
私の最愛の一匹の鯨の記事も、結構増えてきていて嬉しいのですけど、いろんな体験記を読んでいて、この店の真骨頂であるR-30ラーメンを食べずに感想を書いている方が多くて(メニューが多いですからね)、「もったいないなぁ~~」と心から残念に思う。これを食べなければ一匹の鯨は語れないのに。
というわけで「大人の時間 薬味たっぷりR-30ラーメン」(700円)と「東京タコライス」(280円)。
最初の匂いから素晴らしい! ミョウガ! みょうがの香りにこんなに惹かれる人間になってしまうなんて、10年前の私は想像していたでしょうか。基本となるスープそのものが淡い上にパンチがあるのですが、両側からミョウガの味とショウガの味とネギのお節介がじんわりとしゃしゃりでてきて、包み込まれる感じとなる。前に食べた塩トンコツを中央から鋭く斬り込む魚鱗の陣に喩えるとすれば、このR-30ラーメンは、中央が本多忠勝で、左翼;呂布、右翼;ウェルキンゲトリクスの鶴翼の陣だ。うまい!
ただ、「東京タコライス」はちょっと要注意ですね。唐辛子が効きすぎてちょっとカラく、R-50ラーメン(=辛くて酸っぱい)を食べたくなってしまいました。

で、ふと食べてみたらこんな壁紙が張ってあってニヤリ笑い。これ、大部前からあったんですっけ。

「“合わせ味ラーメン”が当店最高と言ってますがウソです。あれは準最高傑作なのです。本当の当店最高はつけ麺です」と書いてあります。うーーん、いつのまにか店長さんのオススメはつけ麺になってしまっていたのか。「つけ麺きらい」とあんなに言っていたのに(笑)

 

11月22日 べんがら横町の竈(かまど)

浜松に行ってきました。
あろうことか、再び喘息に襲われ、車を置いた駐車場からザザシティを経由してのべんがら横町までの700mが遠い事遠い事。(目的はアニメイトへ行く事だったんですけど、ザザに移転してやがった)。苦しい胸を押さえながら、這うようにして歩きました。でもラーメンは食べるぞ。大好きなラーメンの前には私の体調などたぶん仮病だ。
浜松駅のべんがら横町に来るのは1年振り2回目なんですけど、結構店が入れ替わっているようですね。あの牛の骨ぶらさげた変なおっさんの店(名前失念)に行く予定だったのですが、なくなっていました。なので、「魚介豚骨」をうたう竈へ。
「くんたま」と「くんチャーシュー」が名物なんだそうです。
頼んだのは醤油くんたまチャーシュー麺(950円)。
写真だとチャーシューが2枚しか見えませんが、ちゃんと6枚入ってます。小さいけど。
正直言うと、私は魚の入ったスープが、なんとなく苦手なんです。しかし苦手は苦手でも、伊豆にも魚介豚骨を謳う店はいくつかありまして、まるいや麺屋中川に行ったときは、うーーーん美味しい、と思いながら、でも苦手と悩む。
今日の感想。魚介の風味はとんでもなく控え目なんです。かといって魚介豚骨と言っているのに豚骨の風味も強くは感じられない。なんていうか、すごくうまく混じり合ってる。こんなに突出を押さえているスープは、見事だと思いました。喩えはおかしいかもしれませんが、ちょっと前に食べた石本家のラーメンを思い出しましたね。(あっちは豚骨と鶏とその他でしたが)。でも、ブログに感想は書きにくい感じですねなんとなく。あ、でもいい感じの魚の臭いは感じましたよ。そうそう、スープ以上に美味しいと思ったのは、太めの麺でした。モボモボしている食感で、食べ応えがあった。くんたまも美味しかったよー。伊豆の卓郎のくんたまとも違う焦げ目があった。
メニューがいっぱいあるようですね。ミルク豚骨ラーメンとかもある~。また機会があったら行きたいな、、、 と思ったんですけどまだべんがら横町で行った事無い店が多いのでした。

11月20日 山岡家(富士店)

ほんとに私は山岡家が大好きみたいだな。
繰り返して言いますが、近所には朝までやってるラーメン屋が少ないためです。この日は3時くらいだったかな。
今日は「味噌チャーシューメン」(820円)を頼んでみました。初めて食べます。
ゴマがいっぱーーい。匂いも香ばしいです。
食べてみた感想。うーーーん、味噌はいらない気がします(おいおい)。
いつもは図太く一直線に口の中に突き刺してくるスープが、どうしたわけだか味噌があると、一瞬で口の中で拡散して、おもてだけで消えてしまうような気がします。でも、味噌の香りの向こうに、いつものスープの感じがほんのり見えているんですよね~。
こういうのが食べたいときに行くと、きっと美味しいと思う。
さて、次行ったときは「特製味噌ラーメン」(100円高い)だー。

11月18日 一匹の鯨の豚骨ラーメン

またまた久しぶりに一匹の鯨です。(一か月振り)
今日は豚骨ラーメン。このラーメンが一番大好きだった時期もありましたが、いろいろあって、食べるの久しぶりなんですよね♪
久しぶりの感想ーーーー。
一口目をすすろうとしたとき、おや?
なんとなく獣くさい(?)感じの匂いがする。「匂いがしないトンコツ」ってのがここのラーメンのウリだったはずなのに。そして一口目、、 うぉーー、塩の味が強くなってるー。
そういえば、メニュー表の中の名称も、だいぶ前から「鯨の豚骨 九州系、塩豚骨 ~至福の時間を求めて~になっていたのでした。私の記憶の中にあるものと比べて、だいぶ違うものになってしまっています。塩の味~~。しかしこれがまた、すごくおいしいのでした。
かなり大胆に塩の味を太いものにしてしまっているのですが、かといって味が一直線になっているかと思いきや、甘い豚骨の味が裾野となっていまして、譬えるならば三角形のような味になっているのです。ストレートではない。美味しい。
これを初めて食べた時と二回目に食べたときの、パッと見、味がなんにもしないような一口目からじわじわと甘味が広がっていって、感激したときのことを思い出しながら食べました。どんどん進化していってるんだなー。また前のように頻繁に食べに来て、幸せになりたいです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

テケリリ(BlogPet)

2007年11月18日 09時14分54秒 | 自分について言う


きょう歌声喫茶テケリリはちまぼこと改善しなかった?
*このエントリは、ブログペットの「歌声喫茶テケリリ」が書きました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

テング熱。

2007年11月17日 18時28分29秒 | 今週の気になる人

驚くべき事に、喘息状態がとても改善しました。
与一の神通力ってとても凄いんじゃないかしら。佐奈田霊社がかなり傾斜の厳しい石段の上にあったので、「ホントに苦しんでる者はこんなの登れねーよー」なんて悪口言っちゃって、ゴメンナサイ。

でも、佐奈田与一の記事をちゃんと書き上げて、折角付近を走り回ってきたのだから、石橋山の戦いについての考察を長々と続けようと思っていたのですが、雑事にかまけていたらどんどん日が経ってしまいました。魔の海域についてもオセンタルカについてもクトゥルーの新刊についても、まだ書きたかったことが途中なんですよね。

しかしながら一方で、前に「ブログよりも地図マニアの趣味の方を優先したい」と言ったことも頭に引っ掛かっていまして、やりたいことがいっぱいありすぎて困っています。うんうん、どうやら半年ぶりにようやく気力が湧いてきたみたい。そろそろ私も復活でしょうか。(カメラの出現が一番大きい)。カッパとか牧の方の絵も描きたいなー
・・・・いつまで私はこのニート・借金生活を続けているつもりなのかな。(凄く心配)

というわけで、今日は新しい地図を作りました。
伊豆にも源平時代にもほとんど関係ありませんが、「日本の天狗の地図」です。
まだ中途半端な文章量ですけど、一日だったらコレで十分でしょう。私はこういう起承転結をつけなくていいチマチマした作業が、とても好きなようです。少しずつボリュームを増やせていけるのがいい。今日は、これまでの私の地図たちとは違って、本を一冊も開かずに(ネットを駆使するだけで)ここまで書き上げたんですよ(笑)。ラクチンだ。そして(自画自賛ですが)私自身がこういうデータの集積が欲しかった。
「地図マガ」にも投稿しておきましたので、2,3日中に掲載されるでしょう。最近、地図マガというサイトは新しいのが増えなくなってとても淋しいです。せっかくマニアックに活用できる便利なツールだと思うのに。動きが重いときがありますが、一覧性があるので、自分の知識を保管しておくのにブログよりも最適なんですよ。地図大好き。
少なくとも歴史のカテゴリーだけは、充実させるように頑張って投稿しつづけようと思います。

あ、このまま書き続けていったら天狗の地図は300項目を越えると思います。天狗にまつわる地名が多いんです。天狗の名を冠する企業やお酒とかもありますしね。私、いつも結局最大のボリュームの物を目指しちゃいますなぁ。いずれ、実際にそれぞれの山に遊びに行って、写真を追加したいですね。
つぎはカッパだー。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アスペルギルス・オリゼー。

2007年11月15日 17時59分30秒 | 今週の気になる人

私の前のカメラ(富士 FineFixF601)はとても接写が苦手だったのですが、妹のコレ(樫尾 ExilimEX-Z1200)はどれほどのものかと思って実験。うを、前のより遥かに素晴らしい。これだったら十分にいけるでしょう。被写体はもやしもんの5巻に付いていた黄麹菌の人形と(人形付きの特別本は少し高いんですが近所にはこれしか売ってなかったんです)、海洋堂のイセエビ。

上が、普通に撮ってみた写真で、下が卓上ライトを付けてみての写真。両方フラッシュ無し。(卓上ライトは、前のカメラで綺麗に写真が撮れなかったことに絶望して、衝動的に買ってきたんです。2000円ぐらい。結局活用しませんでしたけど)。前のカメラでは、上の画像のレベルでもまったく到達できませんでした。(いや、こんなものでしたっけ?)。だから諦めてこまいものの接写に限っては、携帯のカメラで撮る事にしていたのでした。参考までに、携帯電話で撮ってみた写真(卓上ライトあり)。

うんうん、樫尾に満足です。
ま、これから先、このブログで私がこまいものについての記事をどれだけ書くかは分からないのですけど。(以前はガンプラとか海洋堂のおまけフィギュアとかウォーハンマーの駒とか大量に収集していたので、需要はあったのですが)

 

『もやしもん』は、読めば必ず菌の事が好きになる漫画ですが、アニメ版は○○動画頼りなので、観れたり観られなかったりです。農大菌物語。漫画で読むよりアニメで観た方が楽しい。(一番好きなのはオープニング)。お酒に詳しくなれる漫画です。わたし、オリゼーちゃんを愛するあまり最近ビールよりも日本酒を飲む事の方が増えました。オリゼー(黄麹菌)は一番一般的な菌でとても役に立つものらしいのですが、私の部屋にもいっぱいいるのかしら。私の部屋のものなら何でも酒にしてくれちゃっていいのに。(※酒も味噌も醤油も、オリゼーだけでなく凄く多くの菌が関わっています)

平凡社の世界大百科より。

コウジカビ(麹黴)  Koji‐fungus∥Aspergillus
不完全菌類コウジカビ属菌類の総称。菌糸体はよく発達し,隔壁のある菌糸が生えひろがり,ところどころから分生子形成器官を支える分生子柄が直立する。その上部は丸くふくらみ,周囲に1段または2段の小枝をつくり,先端の分生子形成細胞から次々と分生子を押し出すように形成し,分生子が数珠状に長くつながる。分生子は緑色,黒色,黄色,褐色,白色などさまざまで,その色,形,表面構造などで種類が区別される。発育が速く,いろいろな酵素,代謝産物をもつので発酵工業に広く利用されている。ニホンコウジカビ A.oryzae (Ahlburg) Cohn(英名 green mold)はもっとも有名で,デンプン糖化力の強いものは日本酒醸造,タンパク質分解力の強いものはみそしょうゆのこうじとして広く利用されている。アワモリコウジカビ A. awamori Nakazawa は泡盛醸造に使われる。クロカビ A. niger V. Tieghem(英名 blackmold)も餅,米飯,パンなどにごく普通である。応用性の高い反面,有害菌もあり,フミガツスコウジカビ A. fumigatus は40℃でよく生え,鳥類(ときに人体)の肺に生えて病気(アスペルギルス病)をおこし,カワキコウジカビ A. glaucus 群はやや乾いたものを好むので,塩分や糖分の多い食品や皮革製品,レンズなどに発生することが多い。ニホンコウジカビに近いフラブスコウジカビ A. flavusはカイコをはじめとする昆虫のこうじかび病をおこし,有毒のアフラトキシンを生産し,マイコトキシン研究の端緒となった。コウジカビは系統的にはアオカビにごく近い。 


実際の黄麹黴。

む、私の前のカメラをダメにしたのは乾き麹黴(アスペルギルス・グラウカス)だな。
ウィキペディアには「ある種のコウジカビの胞子はアレルゲンになり、アレルギー性気管支炎の原因の一つであることも知られている」と書かれているのですが、私はこれだけ菌好きなのですから、私のアレルゲンはもっと別のものであるに違いないです(希望的な憶測)。でも、「今日は危ないかも」と思っているときに酒を飲むと、必ず喘息の激しい発作が出るんですよね。危ないと思わない日にも酒は飲むので、因果は分からないんですけど。大体、店で売られている酒の中にもオリゼーちゃんはいるのか? 
なお、“アスペルギルス”というのはパパが信徒に聖水をかけるときの壷のことだそうです。冥王星の雪男(黴生物)にもオリゼー種とか水虫種とか粘菌種とかいたらおもしろいですね。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ぜんそくの神様。

2007年11月14日 18時35分39秒 |   源頼朝

私のかわいくて良くできた妹が、新しいデジカメを買ったそうです。
せっかくなので、私がそれをしばらくの間借り受ける事にしました。(なんて兄だ)

やっぱり、カメラはいいなぁ~~。
カメラが無かったら外に出たくも無かったのに、あるとなるとさっそく出掛けたくなる。

行ってみたのは当然、石橋山で死んだ佐奈田与一が祀られている「佐奈田霊社」。
彼は喘息を治してくれる霊力を持っているそうなのです。
わたくし、いま、凄い喘息に悩まされているのです。ようやく沈静化してきてはいるのですが、一時期は死ぬかと思うぐらいでしたのよ。
うをーー、高性能なんだろうけど手慣れてないせいで、使い勝手が全然分かりません。暗い部分の小さな看板の文字が(拡大すれば)読み取れる程なのに、光の当たっている屋根の部分は全部色が飛んでしまっています。惜しい感じ。

思っていたより大きな神社で立派だったのでびっくりしました。
宗時神社の小ささに較べて、、、、 うっうっうっ。
与一に思うところがあるわけじゃありませんが、源平盛衰記での彼の活躍ぶりには正直嫉妬するところがあります。どうして宗時の奮戦ぶりも同じように描いてくれなかったんでしょう。同じように歴史に何もせずただ死んでいっただけのくせにっ。…などと私などが悔しく思っているのは、宗時が伊豆の人間で与一はそうじゃないからですね。死人に貴賤なし。相模の方々、すみません。与一にはあとで「喘息に霊能あり」という逸話が生まれましたが、宗時にはそれがありませんでした。


死んだ与一が埋められた与一塚。これも中央の石版が同様です。全体的に白っぽくなってしまっているのは、「霊でもいないかな」と思って色合いを薄くしたのを、うっかり調整し忘れたからです。雰囲気あるいい大木ですよね。


これも、真ん中の対象じゃなくて後ろの台にピントが合ってしまっている。知らないうちに私が機械に何かそう誤解させるような動きをしたんだな。難しい。

 

ものの本には「喘息を治してくれる神様は、全国でもここだけ!」などと書かれていますが、今適当に検索してみますと、似たようなのが結構ありますよ。

蛸神様(下松市笠戸大島)…タコ(笑)
護王神社の御神木(京都)…イノシシ。
赤山禅院(京都)…そしてヘチマ(笑)

でもいいんです、与一さんのが一番私の喘息には効きそうです。(根拠無し)

佐奈田与一といっても源平ファンしか知らない名前だと思われるので、簡単な解説です。彼は剛猛な武人ですが、佐那田、真田、與一、余一、岡崎義忠、等の様々な別名があってとてもわかりづらい人です。


岡崎義忠
(佐奈田与一)
 1155(久寿2年)~1180(治承4年)
相模の武将。父は三浦氏の傍系で三浦の悪四郎と呼ばれた岡崎四郎義実。父は岡崎郷(現在の伊勢原市)を領し、息子である彼はそこに隣接する真田郷を分けられた。与一は義実の長男。※余一ってのは11人目の息子って学校の古典の授業で習ったんですけど、どうなんですかね。すごいハンサムで勇気にも恵まれ、筋骨隆々の大男だったとされる。残念ながら妻子あり。
頼朝に同情的な三浦氏の方針により、伊豆の勢力とはかなり早くに通じていたと思われる。山木攻めの時は吾妻鏡には名前が現れないが、通説では与一も加わっていたとされる。
石橋山の戦いの時には本家の三浦家は地理的な事情により参戦できなかったが、与一は父と共に早めに参陣し、頼朝が大庭勢の急接近に際して「誰か先陣に出るものはいないか?」と言ったときに、父義実は息子を推挙した。
源平盛衰記には、この戦いでの彼の奮迅と死の模様を詳細にかっこよく描いている。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする