野菜と花を育て美を眺め食を楽しむ
*大根のビール漬物
大根が今収穫真っ盛り、でも色々な形の大根が。ビール漬物を金沢の畑仲間から 教えて貰い毎年楽しんでいます。爽やか味で大変美味しい。
① ビール350mℓ・酢130mℓ・塩150g・ザラメ500g・洋がらし60g(粉またはペースト)を混ぜる。
② 大根3.5kgを四つ切にし、1時間ほど干す。
③ 大根を樽に並べ①の調味料を入れ、適当な重石をする。
④ 2日に一度全体をかき回し3~4日で食する。
参考事項
* 漬け汁は一度漬け終われば、少し塩を加え2回目を漬ければ良い。
* ビールは、発泡ビールでも可。
昨年の昨日のブログ
*牛肉のしぐれ煮
① 鍋に薄切り牛・酒・醤油・みりん・砂糖を入れ煮る。
*硬い肉は、すり生姜を入れ煮ると、生姜の酵素が肉を柔らかくする働きがある。
② 煮終われば、40~50℃に冷やし、すり生姜をまぶして、出来上がり。
*生姜は温度が高いと香が無くなるので、煮終われば生姜を追加すると良い。
*上等の肉は、生姜は香り付けに留める。
*煮詰める途中、煮汁が多いなら抜き取り、出来上がりが、さらっとした方が良い。
*好みによりエリンギ・椎茸を入れるのも良い。
ラ・フランス
先日、ラ・フランスを買って来ました。ル・レクチェに似ていますが、これも大変美味しい。
ラ・フランスは、不正円の果実で果皮部には斑点がある。外観は良くないが大変香りが良く、濃厚な甘みと滑らかな舌触りで、上品な味である。食感はリンゴやモモにも似ている。
1864年に、フランスのクロード・ブランシェが発見した品種で、日本へは1903年(明治36年)に農商務省農事試験場園芸試験地(静岡県)へ食用としてではなく、受粉用として導入された。日本では盛んに栽培されているが、本国フランスなどヨーロッパ各国では、気候が合わなかったためにほとんど生産されていない。
本国フランスでの品種名は発見者の名を取り、Claude Blanchetとなっている。
収穫は実の固いうちに行われる。収獲直後の実は堅く甘味もなくまずい。収穫後に常温で10日から2週間程度追熟されることで初めて生食に適すものになる。追熟の間、果実に含まれるデンプンが分解されて果糖、ショ糖、ブドウ糖などの糖となることで甘味が増し、ペクチンのゲル化により舌触りの滑らかさが増す。一段と芳香が強くなり、赤ん坊の頬くらいの柔らかさになったときが食べごろである。冷蔵庫などで冷却することにより、追熟を中断することもできるが、一旦食べごろを迎えると一気に熟成が進む。生っているときに枝に近い部分が褐色を帯び柔らかくなってから1日程度が完熟の目安である。
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