8月27日に行われた(第35回の)北海道マラソン2023は、その大会史上類を見ない暑さに見舞われました。
8時30分のスタート時点で高層ビルの温度計を見たらすでに30℃を示していました。Dブロックから出発したのでスタートラインを横切ったのは号砲から2分21秒が経っていました。特に作戦はなかったものの4時間は何として切るという強い決意で臨みました。平均して5分40秒のペースで走ればいいのです。しかし、最初の1㎞がなんと6分20秒、次の1㎞も6分10秒、3㎞目も6分04秒、5km通過時に29分46秒となりこのままでは目標達成が危うい。そこで一念発起してペースアップし、次の5kmは26分台に戻し徐々に5分台のペースにもっていきました。10㎞を過ぎたあたりから視覚障害ランナーを見つけ挨拶をして一緒についていくことにしましたが、安定した走りの二人について行けずそのうち先に行かれてしまいました。その後突然の土砂降りの雨に襲われ足元がびしょびしょになって走りにくくなりましたが、そのおかげで気温が下がりむしろ快適に走れるようになりました。中間点通過は1時間56分23秒。キロ6分ペースで何とか4時間は切れるところまで貯金ができました。そこで少し力を抜いて走るように心がけました。給水地点が混雑していたため一時立ち止まったりしてその区間はキロ6分台になりました。30㎞地点を過ぎてからいつものように体が重くなりましたが、足はしっかりと動き5分台後半で走ることができました。マグ・ロ―デング(塗薬)のおかげで痙攣もありません。残り2.195㎞の仕上げ区間を13分00秒(キロ5分55秒)で走れたのはいつもとは違い意外に力が残っていたと感じました。そして3時間58分21秒でゴール!さすがに疲れました。
レース後はホテルに帰り世界陸上のマラソン競技を見ながら寝転がっていました。夜は狸小路の居酒屋で一人乾杯。
翌日の北海道新聞には年代別の順位が発表(各50位まで)され、70‐74歳の部で嬉しい銀メダルです。しかも、70歳以上で4時間内完走はたったの2人だけ。1位には3分57秒及びませんでしたが、3位とは16分35秒の差をつけました。今回は他力本願ではなく(低いレベルですが)独力で満足の走りができました。
残り300m地点で、まだまだ元気です。
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