ロイス ジャズ タンノイ

タンノイによるホイジンガ的ジャズの考察でございます。

SS氏の須川岳

2010年10月01日 | 徒然の記
Royceのあるところから周囲を365度見回して、一番遠くにあって高い山が須川岳である。
丑寅の方角から45度にあるその高い山の、頂上から下界を見渡すとき、どんな気分になるかな。
腸をこわして3ヶ月絶食したあのとき、病院のベッドで考えたのはタンノイではなく、カツ丼であったことは内緒だが、やはり、その場に立たなければ人間はわからない。
SS氏は、半切に引き伸ばした写真を、アタッシュケースから取り出しながら、先日のバカラデキャンターのことを、「あれはすばらしかった」と申された。
琥珀色の中身のことを、申されているのかもしれない。
写真は、須川山頂から眺めたROYCEの方角が、絶好の写真日和に写されて、中腹にあの神秘の昭和湖が見えた。
須川岳という被写体について、以前から多くの写真家が挑戦されているが、一関では白川義員氏に迫るKS氏の存在がある。
当方は、SS氏も必ず須川岳を撮っていると考えて、その日の来るのを心待ちにしていたから、内心非常に喜んだ。
10枚ほど拝見した限りにおいてのべれば、KS氏の肉薄する迫力の作風と違って、双方ベストアングルでありながら、おだやかな構図と遠近感がSS氏の画面に広がっている。
ジャズに例えれば、KS氏がブルー・ノート、SS氏はimpulseということになろうか。
そこで、コーヒーを喫しながら、撮影にまつわるさまざまを伺ったのであった。
きょうの昼食は、到来モノの島原素麺をいただいた。





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