ロイス ジャズ タンノイ

タンノイによるホイジンガ的ジャズの考察でございます。

コルビジェ庵のスペンドール

2012年03月06日 | 巡礼者の記帳
さらにウイング効果を考察する。
スペンドールの人気の初期型については、いまモデルチェンジの現行タイプが在るが、あえて旧型をもとめ茶室に運び入れるのも、道具立てに笑う求道の衆のてすさびである。
タンノイⅢLZでもスペンドールBCⅢでもよいが、あの有名なアルテックウイングに合体させ、オールラウンドの再生をめざせば、いかなるや。
写真は、発売前から話題沸騰の新型のようであるが、めざすところは、圧倒的重低音と、静けさを湛えたホールトーンに、立体的な前後の奥行きで鳴る迫真の音像、といえばもはやそれは夢物語の世界であろうか。
六畳の茶室にて、時間の経つのもわすれふと気がつくと、そとの庭にふきのとうの芽かみえ、梅のかおりがする春が。
コンビニ弁当を買い、車の屋根を畳んで343街道を走ってみたくなる。

抽出しのシャトリュースをおくった昔に
漢詩の返ったのは、春の夜のこと。

三嘆葡萄酒加餐 サンタンスブドウシュノカサン
玄妙仙薬倍養運 ゲンミョウノセンヤクマスマスヨウウン
春余幾許甘美刻 シュンヨイクバクゾカンビノトキ
半夜芍薬一輪宴 ハンヤシャクヤクイチリンノエン



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