ロイス ジャズ タンノイ

タンノイによるホイジンガ的ジャズの考察でございます。

ライトハウスのハワード・ラムゼイ

2007年04月04日 | 徒然の記
「わたしの店では、オーナーの趣味の『タンノイ・ヨーク』が備えつけてあるのです。アンプはマッキンの240で、鳴っています」
恵比須から来られたその客はテーブルにメモを広げると、いまのレコードは?とジャケットをメモされて、眼の大きな奥方とロイヤルのサウンドを楽しんで居られる。
そのお店のカウンターで、来客の話題にのったロイスのタンノイの音を、こうして卯月の4月に黄砂の風に乗って探検にきてくださったのであった。
ところで、川向こうの『老舗』について、電話のネゴシェーションが、やや御不興のおもむきである。昨夜の客の話では、新刊を出されて意気軒高とうかがったばかりだが...。
「まあ、行ってごらんになっては...、では特別に秘蔵のROYCEの車を出しましょう」
するとそれまで、つつましく無言を通しておられた奥方がはじめて言った。
「それは、ひょっとして、ロールス・ロイスですか?」

☆ジャケットは50年代ロス郊外のハーモサ・ビーチにあるライトハウス。
ハワード・ラムゼイはスタンケントン楽団出身のベース奏者。シェリーマン、ハンプトンホース、ショーティーロジャースなどの顔が見える。


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