http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110301/k10014362691000.html
民主党の小沢元代表は、先に常任幹事会が決定した、裁判で判決が確定するまでの間、党員資格を停止する処分について「合理的な理由はなく、受け入れられない」として１日、常任幹事会に対して書面で不服を申し立てる方針です。
強制的に起訴された小沢元代表に対し、民主党は、先月２２日の常任幹事会で「小沢氏がえん罪だったら誰が責任を取るのか」などと一部から処分に反対する意見も出されたものの、裁判で判決が確定するまでの間、党員資格を停止する処分を決めました。今回の処分について小沢氏は、検察の捜査で２度不起訴になっているほか、逮捕・起訴された元秘書３人も無罪を主張していること、それにみずからは衆議院政治倫理審査会への出席を拒否していないことなどを指摘し、「処分を受ける理由はない」と主張していました。こうしたなか、小沢氏は、不服申し立ての期限となっている１日、「合理的な理由はなく、処分は受け入れられない」として、書面で不服を申し立てる方針です。常任幹事会は、申し立てがあれば、処分が適当かどうか、改めて協議することにしていますが、今の執行部は、小沢氏に批判的な勢力が多数を占めていることから、処分が覆る可能性は低いとみられます。
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☆時間稼ぎと有志１６人の為にも取り敢えずの不服申し立てであろう。
予算案は通ったが関連法案は、現実には通らないことに変わりは無い。
野党は、法案に反対したしどの面さげて個別法案に賛成するか？
小学生にでも分かりそうなものだ。早期辞職しか無いでしょう。(^^)
予算案通過も 厳しい政権運営
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110301/k10014363141000.html
平成２３年度予算案は、１日未明に開かれた衆議院本会議で可決されて参議院に送られ、関連法案に先行して年度内に成立することが確実になりました。しかし、野党側は、参議院では予算審議の冒頭から攻勢を強める構えで、公債特例法案などの成立の見込みが立たないなかで、菅総理大臣は引き続き厳しい政権運営を強いられそうです。
国会は、平成２３年度予算案の採決を巡り、与党側が、関連法案に先行させて予算案だけを採決し、衆議院を通過させたいとしていたのに対し、自民党など野党側は、予算案と関連法案は一体のものだとして反発していました。こうしたなか、自民党などは、中井衆議院予算委員長に対する解任決議案を提出しましたが、衆議院本会議で、与党などの反対多数で否決されました。このあと、衆議院予算委員会では、菅総理大臣とすべての閣僚が出席して予算案に対する締めくくりの質疑が行われたのに続き、採決が行われ、与党側の賛成多数で可決されました。そして、１日午前２時から開かれた衆議院本会議で、民主・自民・公明・共産・社民の各党が討論を行ったあと採決が行われ、予算案は与党などの賛成多数で可決され、参議院に送られました。予算案は、憲法の規定で衆議院の議決が優先されることから、関連法案に先行して年度内に成立することが確実になりました。政府・与党は、今後、参議院での予算案の審議を進めるとともに、関連法案については衆議院で修正協議を呼びかけ、野党の協力を得て成立を図りたいとしています。しかし、自民党など野党側は、与党側の国会運営は強引だと反発を強めており、参議院では、予算審議の冒頭から攻勢を強める構えで、公債特例法案や税制関連法案などの関連法案の成立の見込みは立っていません。一方、衆議院本会議での予算案の採決にあたり、民主党の会派離脱届を提出した１６人のグループは、全員欠席しました。これについて岡田幹事長は、記者団に対し、「予算案を採決する本会議に出席するのは当然のことなのに、国会議員としての最低限の責任を果たしてもらえず、大変残念だ。１６人は全員、比例代表で当選した衆議院議員であり、民主党に投票してくれた有権者に申し訳ない。対応については、常任幹事会で議論する」と述べました。
菅総理大臣は、野党側の攻勢に加え、党内の対立も深刻さを増すなかで、引き続き厳しい政権運営を強いられそうです。
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