飛騨の山猿マーベリック新聞

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原発問題の真相

2011年03月20日 11時30分34秒 | ●YAMACHANの雑記帳






広瀬 隆
東京生まれ。早稲田大学理工学部(応用化学)卒業。メーカーの技術者を経て、執筆活動を開始、医学文献等の翻訳に携わる。
スリーマイル島原子力発電所事故を機に、『原子力発電とはなにか……そのわかりやすい説明』(野草社、1981年)を出版。1980年代初期の著作として「安全というならば、長大な送電線建設コストのかかる地方ではなく、電力の大消費地である首都圏に原子力発電所を建設してはどうか」と指摘した『東京に原発を!』(JICC出版局、1981年)や、がんや白血病で死んだハリウッドスターの死因と、ネバダ州で行われていた大気圏内核実験の因果関係を示唆した『ジョン・ウェインはなぜ死んだか』(文藝春秋社、1982年)がある。
1986年4月26日にチェルノブイリ原発事故が発生すると、『東京に原発を!』の改訂版や『危険な話』(八月書館、1987年)で、原子力(発電や放射性廃棄物)の危険性を主張する立場を鮮明にする。これらの著作は反響を呼び、広瀬は「朝まで生テレビ!」で原発を扱った回に出演するなど、反原子力運動の論客として広く注目されるに至った。
これに対して、原子力関係者(電力関係者・学者等)は、日本原子力文化振興財団から広瀬への反論本『つくられた恐怖 「危険な話」の誤り』を出版した。以後の原子力発電関係の著作として、『新版 眠れない話』(新潮社、1991年)、『新版 最後の話』(新潮社、1994年)、『腐食の連鎖』(光文社、1996年)などがある。
1986年の『億万長者はハリウッドを殺す』(講談社)は、ロックフェラー財閥、モルガン財閥を軸にして近現代史を読み解く内容であり、この系列には主にロスチャイルド財閥を扱った1991年の『赤い盾』(講談社)などもあり、その後も刊行されている。1980年代後半には、内外のデータベースを駆使した調査が注目を集めた。
原子力発電に関する著作の他、世界経済、日本経済の裏側についての著作も多い。又、広瀬は、一般に左翼的と見なされて居るが、近現代史については、ナチス台頭の背景にアメリカ財界の一部がナチスへの資金提供を行なった可能性を論じるなど(『億万長者はハリウッドを殺す』他)、必ずしも「左翼」の枠には収まらない視点を持って居る。パレスチナ問題については、広河隆一らの『ダイヤモンドと死の商人』を『危険な話』の中で高く評価するなどして、広河隆一などの立場に近い。
2010年に刊行した『二酸化炭素温暖化説の崩壊』では、地球温暖化の原因の一つが原発の流す熱排水だと主張している。


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