サッカールーの何でもござれ

サッカーとオーストラリアに関するサッカールーのエッセイです

柏、サントス、バルサ

2011-12-16 13:02:50 | Weblog

この3つのチームのプレースタイルをみていると各々のサッカーの違いがよくわかる。もちろんバルサは多国籍だから一概にスペインサッカーを表現しているとはいえないが、明らかにサントスとは違う。

まず柏であるが、パスはよくつながる。しかしボールを収めてキープできるFWがいないために、中盤まではボールを回せてもそこから先は単純に放り込むだけになり、相手のDFに跳ね返される。真ん中がだめならサイドからクロスをあげると、精度が悪くフィニッシュまでいけない。当然、攻撃が単調になり相手も守りやすい。

ではどうすればよいのか。FWにもっと強力なブラジル人をおくべきだ。ふたりのブラジル人はかなり下がってボールをもらうために、フィニッシュまでいけない。かといって田中や工藤でも話にならない。それとアジア枠でもなんでもいいから、左サイドに突破できるSBがほしい。橋本の起用はもうやめてほしい。なんとかならないのか橋本のひとりよがりの突破。

サントスは中盤でのプレスがゆるい。柏が相手だからあえてゆるくしたのかは知らないが、バルサ相手にあれでは通用しない。ブラジルらしく、ゆったりとしてペースからFWの個人技でシュートまでもちこむ。ネイマールなんか本当にブラジル人らしい。しかし相手のDFが強力だった場合はどうだろうか。

バルサはあまりにもバルサだった。バルサだから許されるプレースタイル。ビジャだろうが、ペドロだろうが、どんな選手がきてもバルサのスタイルは変わらない。イ二エスタさえいればそれでいいのかも知れない。


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