サッカールーの何でもござれ

サッカーとオーストラリアに関するサッカールーのエッセイです

フロンターレ

2008-03-09 18:56:12 | Weblog
強力3トップを擁した川崎Fが今年の優勝候補という評論家、解説者が多い。昨年のJ1得点王のジュニーニョ、J2得点王のフッキ、東アジアで日本を苦しめたチョ・テセ、そして中村憲剛と豪華な攻撃陣だからだ。

今日の対ヴェルデイ戦は3-0くらいで川崎の圧勝かと予想していたのだが、それに反してもたついた戦いをして今後に不安を残した。というよりも強力3トップがあっても昨年とほとんど変わっていないという印象を持った。

川崎の特徴は中村からパスが出てトップが個人技でかき回す。それが2トップから3トップに変わっただけの話で、パッサーの中村が押さえられると途端にリズムを崩す。あるいは中村がいないともっと顕著に苦戦する。

またリズムが悪くなるとDFラインがどんどん後退して、中盤とトップが間延びするかトップが孤立して攻撃が機能しなくなる。

J1に昇格したヴェルデイなど蹴散らして当たり前なのだが、ヴェルデイはしっかりと守っていたし、かなりパスを細かくつなぐサッカーをしてきて、けっこう面白かった。

川崎は今年はACLがないので鹿島、浦和、ガンバよりも日程的に有利だから川崎が優勝候補という理屈だが、今日の試合を見ている限りではフッキが枠に飛ばないシュートを打っているだけで、今後も苦しむように見えた。

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