サッカールーの何でもござれ

サッカーとオーストラリアに関するサッカールーのエッセイです

海外組は代表に呼ばないほうがいいのか

2007-01-28 18:45:46 | Weblog
今季の高原はどうしたんだろう。フランクフルトではもちろん得点王。リーグの中でもかなり上のほうにいる。チームの中での役割がハンブルグと違うからといってしまえばそれまでだが、かなり活躍しているといえる。

中村俊輔も絶好調である。もうすこし自分でドリブル突破するなりして、シュートを増やして欲しい気もするが、セルティックの中では主力選手である。

二人に共通していえることは、代表に呼ばれて日本とヨーロッパを行ったりきたりしなかったから、好調を維持できたということだ。

松井は今季は故障がちでパッとしないが、稲本や中田コは代表に呼ばれることが多ければ、チームでのポジション争いに負けているだろう。

だから大きな大会は仕方がないとして、それ以外の親善試合などには呼ばれたくない。しかし日頃から呼ばれなければ大きな大会も呼ばれない。これは主力選手が国外で活躍している国に共通しているジレンマである。

FIFA主管の公式大会といえばワールドカップの予選と本大会。それに準ずる公式大会といえばアジアカップ。あとはアジアチャンピオンになれば出られるコンフェデ。

極論していくと、海外組はこれらの大会以外は出ない、呼ばれないということになる。あるいはオーストラリアのように準本拠地をロンドンあたりとして、親善試合、強化試合をヨーロッパでやるとかいう方法もある。

アジアカップには中村、高原は呼ばれるのだろうか。しかしこの二人を呼べば若手の育成を阻むことになる。皮肉なもんだ。

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