セクシーフットボールとは何ぞや

オーストラリア代表、ブラックバーンのブレット・エマートンがインタビューの中で「セクシーフットボールをお見せしたい」と言っている。このセクシーフットボールとは何ぞや。

イメージからしてスペインのサッカーのようなスペクタクルなサッカーのことだろうか。守備的ではなく華麗にパスを回し、より攻撃的にいく。しかも美しく。なかなかセクシーである。

しかし今大会の国はどこもオーストラリア相手には徹底的に引いて守ってくるでしょう。どこもしっかり守ってカウンターしかないでしょう。だからオーストラリアは決して守備的になる必要はなく、徹底的にセクシーで攻めて欲しい。

エマートンは今大会への参加に非常に興奮すると言っているが、これは決して誇大ではないと思う。メンバー構成からしてオーストラリアがワールドカップ予選以外にベストメンバーを組んだのは、１９９８年にサウジで開催されたコンフェデ（当時はインターコンチネンタルカップだったか？）以来ではないか。

オセアニア連盟にはオセアニアカップという大会があるが、なんせ相手はソロモン諸島、タヒチなどである。ヨーロッパ組が出ることなんて皆無。

だから大陸連盟主催の大会にベストメンバーが揃うこと自体がオーストラリアにとっては画期的なことなのであります。

さてオーストラリアのセクシーフットボールに対抗して日本もキャッチを考えて欲しい。走るサッカーなんてのはだめだ。だいたいサッカーなんだから走るに決まっているでしょう。