お寒い結果

シドニーは朝晩が非常に冷え込むことが多くなり、秋っぽくなってきた。今年からシドニーのあるＮＳＷ州は夏時間と冬時間を半年ずつとすることになり、冬時間も来月初めからスタートする。日中はまだ半そででいいのだが、シドニーは夏が終わると突然冬になるというのが特徴である。夕べの冷え込みですっかり鼻かぜをひいてしまった。

さてワールドカップ予選もお寒い結果であった。勝つのは容易ではないが最低引き分けでまさか負けることはないだろうと思っていたら、しっかりとバーレーンに負けていたのでがっかりした。キックオフはこちらの夜中の１時半だったので、徹夜しなくてよかった。徹夜までして負け試合だったら全然眠られなくなってしまう。

３次予選は２位になればいいのだから、バーレーンに負けてもオマーンにホームで勝ち、アウエーで引き分ければそれでいいのである。だから残り４試合、ホームで勝ち、アウエー（オマーンとタイ）に引き分ければそれで十分だろう。問題は最終予選である。

いくらアウエーとはいえバーレーン相手に負けているようでは非常に心もとない。しかし３次予選で今のところ２戦２勝と絶好調なのはウズベクとバーレーンだけだから、どこも苦労している。

最終予選のフォーマットは各組５カ国のうち２位までが出場権。３位はプレーオフだから最低限３位に入ればいい。プレーオフは多分ＮＺ相手だからこれも問題ないだろう。昨日発表されたシード方法は非常に興味深いものだ。

第１シードがオーストラリア、以下、韓国、イランと続き、全く成績が同じ日本、サウジアラビアが第４、５シードのどちらかとなる。抽選は第１、２シードをＡ、Ｂ組に振り分け、同様に第３、４シードは別組、第５シードとＷ杯ドイツ大会時のＦＩＦＡランク最上位国（ウズベク）を別組にする。

だからこのフォーマットを考察すればけっこう組み分けが見えてくる。
①日本はサウジは別組となる。
②オーストラリアと韓国は別組。

だから日本、オーストラリア、韓国、イランなんていう組み合わせはありえない。どの国も日本とサウジのシードがどうなるかによってかなり違うのでこれはいい迷惑である。

仮に日本が第４シードになった場合、
①オーストラリアまたは韓国
②サウジまたはウズベク
と同じ組になる。イランとは別組になる。

日本が第５シードになった場合、
①オーストラリアまたは韓国
②イランまたはサウジ
ウズベクとは別組となる。

スケジュールの面で第５シードのほうが有利と言われているが、日本、オーストラリア、イラン、バーレーン、中国なんていう組になったら、オーストラリア戦も見にいけるし、イラン戦は以前と同様にイランレストランに行くかも知れない。

どちらになるにしても３位になるのも厳しい。

そこでやっぱりジュ二ーニョさんの登場となるのだ。