サッカールーの何でもござれ

サッカーとオーストラリアに関するサッカールーのエッセイです

オーストラリアvsカンフーサッカー

2008-03-26 19:48:12 | Weblog
ワールドカップ予選第2節、オーストラリアはアウエーで中国と対戦した。結果は0-0で引き分け、アウエーでの勝ち点1だからまあまあといえなくもないが、中国を決定的に落とすチャンスだったから残念な引き分けと言える。

中国は性懲りも無く、カンフーサッカーを続けた。前半10分にメルボルンのアーチー・トンプソンが悪質タックルを受けて負傷。負傷の程度は分からないが、どうみても一発レッドカードに相当するようなひどいものだった。

また後半81分にはルーク・ウィルクシャイヤーがソン・チーハイ(以前マンCにいた)から悪質タックルを受けたがなぜかイエローカードも出なかった。

UAEの主審は非常に中国に偏っていて、後半終了間際にはGKのシュワッツーと中国の選手がPA内でもつれたプレーで中国にPKを与えた。GKはまずボールに行っていたし、PKを与えるにはかなり微妙なプレーだったが、主審は迷わずPKスポットを指した。

このPKをシュワッツーが見事セーブしてことなきを得たが、後半終了間際に試合を決めるあのようなPKを与えること判定がまず信じられないし、このグループはオーストラリア、中国、イラク、カタールだから中国と中東勢が裏で組んでいて、UAEの審判を買収しているのではないかと勘ぐってしまう。

とにかく中国での試合はどの国にとっても鬼門だろう。ソン・チーハイのようなイングランドで長くプレーした選手があのような悪質なプレーをすることがショックだ。

中国を脱落させるためにもオーストラリアにはこの試合に勝って欲しかった。実際ブレッシアーノ決定的なチャンスを2度もはずしたから余計に惜しい試合だった。

コメントを投稿