サッカールーの何でもござれ

サッカーとオーストラリアに関するサッカールーのエッセイです

キュエルとエマートン

2011-08-26 14:02:59 | Weblog

ハリー・キュエルがメルボルンVに、ブレット・エマートンがシドニーFCに移籍することが決まった。32才前後だから中村俊輔がマリノスに戻ったようなものだ。この世代のワールドクラスのオージー選手といえば、キュエル、エマートン、シュワッツアー、そして多少若いがケーヒルの4人である。

このうちの2人がAリーグにマルキー選手として移籍してくるわけだから,Aリーグが多少なりとも彼らをひきつけるものがあったということだろう。キこの二人ならばトップリーグでなくともヨーロッパの中、あるいは中東あたりからでもオファーがあっただろう。

キュエルはリバプール在籍中は怪我が多くまともにプレーできたシーズンはなかったし、トルコでも活躍したという話を聞いたことがない。エマートンはフェイエの後にブラックバーンに移籍して8シーズンもいた。EPLのクラブに8シーズンもいられたということは大したもんだと思う。

キュエルの場合はオーストラリアのサッカー界への貢献といういわば伝道師のような意気込みをもっている。エマートンは家族の事情のようだ。事情はどうあれ知名度の高い二人がAリーグでプレーすることは楽しみである。

さて上述の4人の他に目立つオージー選手って誰だろうか。今シーズンからデュッセルドルフに移籍したロビー・クルーズ、オランダのAZにいるブレット・ホルマンくらいしか思いつかない。強いていえばジョシュ・ケネデイ。

先日オーストラリアがヨーロッパで親善試合をしたが(どこと対戦したかは忘れた)、有名だがベテランの選手と若いが無名の選手しかいなかったと酷評されていた。


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