オランダリーグのVVV戦をみた。AZは現在4位、一方VVVは降格争い中。AZはいかにCLに出られるかの最後の追い込み、VVVは降格プレーオフは間違いない。モチベーションの差は実におおきい。
吉田が先発、カレンはベンチ外。このチームでベンチにも入れないのだからカレンの立ち位置は実に微妙である。
試合は2-1でAZが競り勝ったが、VVVは中盤で押しまくられているだけ。たまの攻撃も散発である。なによりも中盤での1対1に弱い。すぐにボールを取られてしまい、圧倒的に相手のリズムで試合が進む。
吉田はまあこのメンツの中ではよくやったのかも知れないが、空中戦には強いがポジショニングが悪いのが気になった。特に2失点目はコーナーキックからのこぼれを相手の左サイドから真ん中にふわりとあげられた。
真ん中では吉田ともうひとりのCBが守っていたが、吉田はボールからみてファーにいたが、吉田を通り越して背後にいたAZのFWにつながりヘッドをどフリーで決められた。つまり相手のFWをマークしきれなかったわけで、もっと密着できていれば防げた失点である。
混戦状態の中からのこぼれ玉だから防ぎきれなかったといえなくもないが、あれを防いでのセンターバックである。
日本代表はこの吉田とガンバで失点し続けている今野がCBである。不安定な吉田をみて他にまともなCBはいないのかと不安になってしまった。
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