サッカールーの何でもござれ

サッカーとオーストラリアに関するサッカールーのエッセイです

ドルトムントvsヘルタ ベルリン

2013-12-22 10:16:02 | Weblog
ドルトムントのホームでの年内最終節。このあとブンデスは約1ヶ月のウインターブレークに入る。これはずいぶんと長い休みだ。

さて今月は不調のドルトムントは相変わらずパッとしなかった。DFがもろく、パスが回らない。DFの信じられない凡ミスから決勝点を献上。これまでならば逆転できるもんだが、ヘルタが完全に引いてしまい、スペースがなくなりパスが通らない。最後のほうが放り込むだけになり、万事休す。

クロップ解任のうわさまで出る始末で冬の移籍市場で補強するのかどうか。今の状態でレヴァンドフスキーがいなくなればさらに苦しくなる。そうなればロイスを1トップにして香川を連れ戻すのもいいアイデアだ。マンUで出番のなく放出寸前の香川と補強が必要なドルトムントはお互いの利益が合致していると思うのだが。

マンUは1月に中盤の選手を補強するだろうし、すると香川はベンチ入りさえもできなくなる可能性もでてくる。ただしモイーズはローテーションなど関係なく、好調な選手を起用し続ける傾向があるので、香川には今後も出番があるかも知れない。ただ現在の状況ではかなり苦しい。

さてヘルタの細貝は監督さんに信頼されて重宝されているようだが、どうしてこんな選手を好むのか理解に苦しむ。CBの前にいて時にはDFラインに吸収されるくらいの守備的なボランチだが、守備ではそれなりに貢献できているとは思う。しかし細貝がクリアしたボールはことごとく相手に渡るだけで、全くビルドアップにつながらない。

もっともヘルタの戦術はしっかりと守って前線に放り込んでスーパーなFWに任せるという単純なものだ。それでも暫定ながら6位にいるのは立派。スーパーなFWとはコロンビア代表のラモスで、この戦術にはかなり役に立っている。

細貝がもう少しまとまなパスを出せるようになれば代表にも定着できるとは思うが、蹴り返しているだけのボランチではだめだろうね。

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