サッカールーの何でもござれ

サッカーとオーストラリアに関するサッカールーのエッセイです

五輪サッカー予想

2008-08-04 09:07:50 | Weblog
オーストラリアのメデイアの五輪サッカーでの予想では優勝はアルゼンチンである。これには誰もが異論はないだろう。前回金メダルのアルゼンチンはメッシ、リケルメまで加えた超強力布陣だし、物見遊山のブラジルとは意気込みが違う。

さて日本のグループではアルゼンチンとナイジェリアが突破すると予想していた。日本はこの世代では結果を出したことがなく、まず4位だろうとの結論だった。しかし1996年アトランタでは2勝1敗、2000年シドニーでは2勝1敗、2004年アテネでは1勝2敗と96年に五輪に戻ってきて以来、全敗したことはないので、それほど悲観することもないでしょう。

オーストラリアはアルゼンチン、セルビア、コートジボワールだから、初戦のセルビア戦にすべてがかかっている。ただし練習試合とはいえ、7月後半からの3連戦、中国、日本、韓国に3連敗しているので、調子がいいとはいえない。

この3連戦ではまだベストメンバーを組んでいなかったようだが、この段階でそんな悠長なことをやっているようではセルビア戦で突然トップフォームになれるとは思えない。また五輪サッカーの意義についての議論も盛んだ。

つまりこの世代の強化・育成と考えるか、メダルを本気で狙うかということである。強化と考えるのであればメッシを加えたアルゼンチンと真剣勝負できる。しかしメダルを狙うのであれば、アルゼンチン、オランダ、ブラジルとどのように勝負しようとも勝てる可能性は薄い。

こう考えてみると、五輪サッカーはWC以上にミスマッチである。そもそもホスト国の中国を加えたせいもあるが、16カ国中4カ国がアジア枠であることがそもそも大会のレベルを下げている。そこに強力布陣のアルゼンチンまで来るんだから、愚の骨頂かも知れない。

コメントを投稿