サッカールーの何でもござれ

サッカーとオーストラリアに関するサッカールーのエッセイです

バルサ vs ダンディ

2008-08-01 11:12:01 | Weblog
バルサの練習試合を見た。相手はスコットランドリーグのダンデイー・ユナイテッドである。調整相手としてはちょうどいいというところか。

バルサはまだ本調子には遠く、今後新しい選手も加入する可能性もあり、現在いるメンバーでの調整といったかんじである。攻撃陣はエトーが抜けることも予想される。

さて前半はアンリ、とグジョンセンの2トップ。この元チェルシーのグジョンセンがいまだにバルサにいることが信じられない。デコとロナウジーニョを追い出してもグジョンセンは残った。それほどいい選手とは思えないが、バルサでは居場所があるということなんでしょう。

後半はこの二人の代わりにメッシとエトー。メッシはこの試合の後に上海に向かった。後半立ち上がりを見て、どうしてバルサがメッシにこだわるのかよく理解できた。バルサはCLの予備選のためにメッシを残したがった。天下のバルサがたかがCLの予備選にどうしてそれほどあたふたするのか。

メッシはMFの選手であるが、FWとしてもプレーできる。遅攻から速攻への切り替え。ボールのため。他の選手を使う場合と自分でシュートまで持っていく場合の切り替えの早さ、1対1のフィジカルの強さ、パスの正確さなどなど、とにかくバルサのほかの選手とは全然違う。

サッカーは一人の選手で大きく変わるものではないが、メッシの場合は違う。A,B,Cとランク付けしたとして、メッシがいるいないでは確実にワンランク違ってくる。それほどメッシはバルサの攻撃を変えることができる選手だ。

アルゼンチンの五輪チームにはメッシが加わることになったので、これでアルゼンチンの金メダルは確定でしょう。

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