バイデン、バイバイ ！

報道によると、バイデン米大統領は議会向けの2023年10月19日の演説で、「ハマスとロシアが同種の脅威」だとし、イスラエルとウクライナに対する追加支援予算を議決するよう要請した、とのことです。

個別にするとウクライナ向け予算が成立しない恐れがあるから抱き合わせにしたらしいが、かえって意味不明になりました。

ロシアと同列なのはイスラエルです。もともと隣り合って暮らしていたところにいきなりイスラエルを建国し、もとの住民を追い出したのです。そして他国であるはずのパレスチナ西岸でも、国際法に違反して着々と入植地を拡大しています。
ロシアはと言えば、確かに侵攻したが住民を追い出してそこにロシア人を入植しようとはしていないようです。というより、一方的に併合した南部３州にはもともとロシア人がたくさん住んでいたので、パレスチナのような激しい抵抗運動は起こっていません。

同列というより、イスラエルの方がもっとワルとさえいえる。それをバイデンは、ハマスとロシアを一緒くたにしました。本当のウツケ者です。これがアメリカ大統領の見解ですか？　まるで分っていない。何が民主主義ですか？　民主主義国の顔をしたイスラエルは被害者どころか、今では圧倒的な迫害者です。血に飢えた国です。それを全面支援しているのがアメリカです。

素晴らしいですね、権力を持つということは。
そして次期大統領の有力候補トランプはそれ以上にイスラエル寄りと来ています。選挙に勝つためとはいえ、何が何でもイスラエル支持というのでは、アメリカが世界で指導性を発揮するのは無理でしょう。

日本はイスラエル支援などすべきではありません。
バイデン、バイバイ。アメリカ、バイバイ。