小室圭氏の28ページ論文について、週刊現代2021年4月16日発売中号で、氏の母親の元婚約者が「内容はひたすら自分たちに非はなく、悪いのは私であるという主張が書き連ねてある。とても誠実な対応とは思えず、強い違和感を持ちました」と表明しているとのことです。
ある意味で当然の反応で、むしろ解決から大きく遠ざかってしまった印象です。眞子さままでが小室君に肩入れして元婚約者を責め立てているような展開に、国民はたいへんな違和感を覚え、むしろ元婚約者の思いやりとやさしさを称賛する展開になっています。眞子さまは騙されている、盲目状態だという声がますます大きくなっています。
これについて、秋篠宮皇嗣殿下はどうお考えなのでしょうか。父親として娘の気持ちを尊重したいというのは理解できます。しかし秋篠宮は一介の市井人ではなく、皇位継承順位第1位であり、かつ第2位の悠仁親王の実父でもあらせられます。将来の皇室は秋篠宮家なくして存在しえないほど重要な地位にあります。その秋篠宮さまは、わが子・眞子内親王がまるで信用できない母の嘘つき息子と結婚するかもしれない、ということをどうお考えなのでしょうか。
一人の父親として娘の気持ちを尊重したい、というのは分からなくはありません。しかし将来の皇室担うことが確実な皇嗣として、私人の感情に流されていいものでしょうか。それでは皇嗣の責任は果たせません。皇室制度を廃止するというなら、一家で皇室を離れるならそれも良し。そうでないなら眞子さまの迷妄を晴らし、断固としてこの縁談を破棄すべきです。眞子さまがいうことを聞かないなら、義絶すべきです。いまどき義絶などということは流行りませんが、皇族は私たち一般国民とは異なり、戸籍もない特別な人たちです。
皇室というのはそうした非人間的な形式・制度として続いてきました。現代的な国民としての権利を主張するなら、皇室制度を廃止するほかありません。秋篠宮皇嗣殿下は、小室家のような詐欺師同然の人たちと縁戚になるのか、拒絶するのか、はっきりすべきです。今回の、嘘にまみれた小室28ページ論文はそれを決断するタイミングです。もはや大半の国民は小室家と皇室のつながりを望んでいません。天皇の地位は国民の合意に基づくのです。もし縁続きになるなら、皇室など廃止してほしいと私は思います。