バイデンは何も収穫なし

バイデン氏はイスラエルを訪問し、ネタニヤフと会談して帰国した。
その直前、病院爆撃事件があり５００人が死亡という報道があって、事実は未解明だがいっきに反イスラエル感情が沸き立っている。

バイデン氏の訪問は最悪のタイミングで、成果も乏しい。
人道支援物資がトラック２０台分？　２００万人に２０台で何が届けられるのか。下手なサル芝居にすぎない。しかも爆撃は南部でも続いているという。
地上侵攻では民間人の被害を少なく抑えるような方法を示唆したのかもしれないが、全面的にイスラエルを支持するという基本姿勢では、どうにもなるまい。

またブラジルが提案した、きわめて穏当な即時停戦の安保理決議をアメリカただ１国の拒否権で葬ってしまった。イスラエル関係の決議は何度となくこうしたアメリカ拒否権でダメになった。理念の国アメリカこそ、自分単独の拒否権を行使すべきではないのに、まったく二枚舌そのものだ。信頼などできない。

すでに空爆で多大の被害者が出ている。避難指示などオタメごかしは止めろ ！ イスラエルは地上侵攻でどの程度住民を殺したら満足するのか。かつてホロコーストに同情した私は、もはやイスラエルに同情しない。

血に飢えたイスラエルは、地中海に叩き落されればよい。
その日が楽しみだ。