怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

浴室改造前の記念撮影

2008年07月17日 | ここの生活
今月末辺りから、我が家の(いや、パラサイト先の義父母の家)浴室を改造することになった。
この家の物品や設備は軽く40年近くあるものばかりなので、かなり使いづらい感じがあるのは確かだ。
シャワーヘッドなんか、いかれまくっていて、ほとんど普通の水道蛇口と同じで、ちっちゃい滝の下でお湯に打たれているような感覚だ。

私にとって、1年もお世話になっていない品々だが、なんだか名残惜しいので記念写真を撮っておいた。

夫などにこの写真のブログ掲載がばれたら閉鎖を求められるだろうから、どうぞ、内密に~


これはシャワー。
普段夫と私はこれを使う。
向こうに見えるのはバスタブ。
私は1度も使っていない。水の節約にうるさい義父母の手前、遠慮しているのだ。
義父母は、信じられないくらいシャワーを浴びたり湯ぶねに浸かったりしない。
日本人の風呂好きは有名だが、義父母と夫の生活習慣の差を見ていると、水を大量に使ってからだを洗うことはドイツ人にとって、つい最近身に付いたように思える。
だから、このバスタブ、いったいだれがこれを使っているのか、不思議だ。
新しい浴槽のカタログなどもってきて義母は熱心に浴室のサイズを測ったりしている。
え?だれも使わないバスタブ、新調するの?!



これは洗面台・・・日本のものと指して変わりないし・・・
お湯は、太陽光給湯だ。当然、曇り・雨の日はぬるくなる~



これは、関東以西に住んでいる日本人には信じられないもの。
浴室も暖房するのだ。
このおかげで、実家にいたときのように「冬場の風呂場の寒さの恐怖」をここで感じることはない。


西洋仕様の家屋は浴室とトイレが一緒のイメージがあるが、別設置の家もかなりある。
うちもそうで、トイレは洗面台の壁の向こうにある。
夫はトイレもシャワーも長いので、別になっていないと困る。

ところで、この浴室、床の様子がうまく撮れていないのだが、絨毯が敷き詰められているのだ!
日本人の感覚では、水を使うスペースになぜ絨毯?となるのだが、やはり、寒い国だからかしら?
この絨毯、掃除機をかけるだけで、剥いで洗うことなく約40年!
はっきり言って、きったない!!!
(なんだかドイツは汚いものが多い?!)

改造後は、板張りがいいな、と秘かに願っている。
私が義父母にはっきり言っちゃうと「ずっと長く同居する気あり」と、とられかねないから秘かに、願うだけ、にしておく。