飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

教室での語り言葉

2023年01月21日 15時30分56秒 | 人生論
教師は教室中で主に言語によって自分の考えを伝えていく。
ほとんどは音声言語と言ってもいいだろう。
何を語り、何をつたえ話すかは学級経営において大きな意味を持つ。
ここの部分を意識して語ってる教師とそうでない教師では雲泥の差がある。

いくかの場面を想定する。

1 学級開きや学年初めの集会で
私は担任として一生懸命頑張る人が損をしないクラス(学級)を目指していきたい
※この言葉を浸透させると日々の生徒指導で悪い方向に引っ張られそうになった時かなり指導しやすくなる。
 教師としての決意表明である。

2 生徒指導後
行動は言葉より大きな声を出す
反省の言葉を述べたり文を書いたり、その内容を見るよりも、今後のあなたの行動が何よりも大切だということを伝える一言。

3 生徒が目標を持った時
やりたいことのためにやりたくないことをしなくてはいけない
強いチームは、周りが遊んでいる時に練習するし、志望校に入る子は周りが寝ている間に勉強する。

4 クラス、委員会の立ち上げの時
俺にはできことがある
俺にしかできないこともある
あなたにはできないことがある
あなたにしかできこともある
よし、みんなでチームを組もう

5 勝負に負けた時
人が一番成長する瞬間は
心から悔しい思いをした時

ただの負けで終わらせない。
ただの失敗で終わらせない。
今こそ、目の前の子が最も成長する時。

Saitani
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