飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

仕事の哲学

2022年01月17日 15時32分16秒 | 仕事術
一流と言われる人物は、例外なく自分自身の揺るぎない哲学を持っている。
仕事をするときに臨機応変に変化する必要がある場面もあるが、それは揺るぎない哲学に基づいた判断となる。
基本的なコンセプトが定まっていない集団は分裂するし、仲間もついてこない。

「7000人の子の命を救った心臓外科医が教える仕事の流儀」より。
手術の成功率98.7%の驚異的数字を誇る高橋幸宏医師。
その仕事の哲学。

1 仕事の要は何かをまず理解する。
2 事前の戦略にこだわりすぎない
3 自分が楽になる「間」を作る
4 手術全体の流れを通して見る
5 事前情報は自分で現場に行く
6 ブレない心を作る
7 「仕事は愉しく」という覚悟で臨む
8 場数をこなす

この言葉を聞くと教師としての数々の場面が思い浮かんでくる。
具体的にどんな場面でどんな態度、努力をしていくかということ。

例えば、「今日の授業のポイントを一言で言うと」「子供の反応に応じて柔軟に変化させる」「常に余白を持って幅のある対応をする」「マクロ的視野とミクロ的視野で授業を分析する」「研究授業100回」等。

プロという立場は職業は違えど、本質は何ら変わりない。

Saitani

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