文章の書き方だが、やはり冗長な言い方は避けるべきだと思う。
そのためには「体言止め」にするのがいい。
しかも、「体言止め」にすれば、最後に「たった一つのキーワード」をもってこられる。
そして、次のように言った。
「三つの言葉から、一番大切な言葉を選びなさい。」
これはよほどのへそまがりで無い」を選ぶだろうと予測できる。
しかし、鬼退治を選ぶ子が3分の1近くいた。
考えてみると鬼退治にした子も、それなりの理由がある。
ここでは深く追求せず、題にもなっているということで「桃太郎」に落ち着いた。
再び、黒板にもどり
「この君たちが書いた要約文の中に二つだけ、他の表現の仕方と異なるものがあります。
どれとどれですか。」
「体言止め」を聞いていたので、さすがに1組、
「AとEだけは、言葉で終わっているけど、他の文は『した』と普通の言い方になっている。」
と出てきた。
ここで「体言止め」という名前を教えた。
「三つの言葉を入れて20字以内でまとめなさい。
その時、桃太郎で終わる文にしなさい。」
子どもたちは、前とは違ってすらすらと鉛筆が動く。
今までぼやっとしていたものが明確になったからだ。
「先生なんでもっと早くこの方法を教えてくれなかったの?」
と言う子もいた。
でも、これは第一歩であって、ステップ2、ステップ3と学ばなければならないことはたくさんある。
あぜらず、じっくりと来年3月を目指していく。
最後になったが、前号の私の採点基準は次の通りである。
①最も大切なキーワードは入っていれば4点(第1キーワード)
②他に二つのキーワードとして、ひとつにつき2点
③ただし、日本語としておかしいものは極端に減点する。
④今回は体言止めも加味した。
授業後にできあがった要約文はほとんど同じになった。
A……犬猿きじをお供にして鬼退治をした桃太郎。
B……犬猿きじといっしょに鬼退治をした桃太郎。
C……犬猿きじと力をあわせて鬼退治した桃太郎。
D……犬猿きじといっしょに鬼退治をした桃太郎。
E……犬猿きじをつれて鬼退治をした桃太郎。
F……犬猿きじたちと鬼退治をした桃太郎。
saitani
そのためには「体言止め」にするのがいい。
しかも、「体言止め」にすれば、最後に「たった一つのキーワード」をもってこられる。
そして、次のように言った。
「三つの言葉から、一番大切な言葉を選びなさい。」
これはよほどのへそまがりで無い」を選ぶだろうと予測できる。
しかし、鬼退治を選ぶ子が3分の1近くいた。
考えてみると鬼退治にした子も、それなりの理由がある。
ここでは深く追求せず、題にもなっているということで「桃太郎」に落ち着いた。
再び、黒板にもどり
「この君たちが書いた要約文の中に二つだけ、他の表現の仕方と異なるものがあります。
どれとどれですか。」
「体言止め」を聞いていたので、さすがに1組、
「AとEだけは、言葉で終わっているけど、他の文は『した』と普通の言い方になっている。」
と出てきた。
ここで「体言止め」という名前を教えた。
「三つの言葉を入れて20字以内でまとめなさい。
その時、桃太郎で終わる文にしなさい。」
子どもたちは、前とは違ってすらすらと鉛筆が動く。
今までぼやっとしていたものが明確になったからだ。
「先生なんでもっと早くこの方法を教えてくれなかったの?」
と言う子もいた。
でも、これは第一歩であって、ステップ2、ステップ3と学ばなければならないことはたくさんある。
あぜらず、じっくりと来年3月を目指していく。
最後になったが、前号の私の採点基準は次の通りである。
①最も大切なキーワードは入っていれば4点(第1キーワード)
②他に二つのキーワードとして、ひとつにつき2点
③ただし、日本語としておかしいものは極端に減点する。
④今回は体言止めも加味した。
授業後にできあがった要約文はほとんど同じになった。
A……犬猿きじをお供にして鬼退治をした桃太郎。
B……犬猿きじといっしょに鬼退治をした桃太郎。
C……犬猿きじと力をあわせて鬼退治した桃太郎。
D……犬猿きじといっしょに鬼退治をした桃太郎。
E……犬猿きじをつれて鬼退治をした桃太郎。
F……犬猿きじたちと鬼退治をした桃太郎。
saitani