私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

ラージグラスフィッシュ:メコンへの障壁Ⅶ・捲土編   釣査115種目

2017-09-07 06:47:33 | タイの魚たち
「タイのチンマイ魚捕獲隊」 4日目(2017年8月2日・水) その⑧

ラージグラスフィッシュ( Parambassis siamensis )も1匹だけ釣れた。


コイツも東南アジアに広く分布している普通種だそうだ。
ラージといっても体長7cm程度。

昔、熱帯魚屋さんでパステルカラーの蛍光インクが注入されとるんを売っとった。
「うわあっ! こんなんおるんかいっ!」
純朴で素直だった当時の私は、自然界の神秘に心底驚いたものだ。
不自然界だった。
夜店の色付きヒヨコとおんなじパターンだった。

それにしても、こんな透き通ったんやら、やたらハデなんやら
濁った水の中でどんな効き目があるんだろ?



こっからは、あくまで私のちょっぴりの体験による独断だが、
スズキの子を釣った時とよく似ているのである。

アタリはスルドイ。
異和感を感じると、すぐにくわえてたエサをはなす。
警戒心も強いが、好奇心も強い。
体の骨組みや口まわりが固く、骨組みもしっかりしとる。

何でそう感じたのかというと、何匹も釣りそこねたからである。
アタリにあわせそこねたり、寸前でポッチャンしたりとくり返したからである。

タイへコイツを釣りに行こうという人の参考になれば幸いである。(おるかもしれんもんな)

この池で釣りをしてると、タイなのか日本なのか忘れてしまってたりもした。
だから、いくらコイツが普通種だとしても、釣れた瞬間、
「あ~、今ワシはタイにおるんやなあ~」とシミジミと実感したのであった。

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