私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ。タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!さらに地元の生き物探しへ!

ホウボウ Chelidonichthys spinosus:底曳き漁ミニ水族館

2024-03-10 18:03:27 | 海水魚
2024年3月10日(日)

ホウボウ Chelidonichthys spinosus


20240301       体長40cm弱

この立派なサイズのホウボウが、横島の浜売り『龍神丸のミニ水族館』で泳いでいるのである。
「持って帰っていいよ!」「1匹しか採れんかったから!」と、船主のNさん・Sさんは口々に言う。
数そろわない魚たちは水族館行きとなるシステムみたいだ。
「え?いいんですか?とっても美味しいのに・・・」と、言いつつ撮影に苦労してる私。

「この角度でいい?」
見かねたNさん、青い網カゴに入れ、撮影しやすくしてくれた。
接客で、とても忙しいのに・・・
通りすがりにアブオコゼを見つけ、夢中で撮影してから6度目の訪問。
少しは顔なじみになれたのかもしれない。
信用をおいてくれたのかもしれない。
ありがたいことだ。

この科の魚では最大級の成長をする。
胸ビレの軟条が3本離れてて、それで海底を歩くようにして餌を探す。
胸ビレの美しさは外敵を驚かせるためにあるらしい。
頭の固さは相当で、慣れてないと調理は少し大変だ。
だけど、鍋にした時の美味しさは新鮮なカニ肉に匹敵すると私は実体験からそう思う。
コメント
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