私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

カミキリムシや否や

2021-04-26 07:39:44 | 昆虫
2021年4月26日(月)

今日は、散歩で撮りためてたカミキリに似た仲間を。

アカハネムシの仲間 (20200415)


大きさ10mmほど、ベニカミキリやベニホタルに似てる。


どこがどうカミキリと違うのか、分類基準もわからないけど
翅のやわらかい、触角が櫛状の虫。
胸部の縦横比から見た目でいえば、ヒメアカハネムシっぽい。


ジョウカイボンの仲間 (20200420)


大きさ10mmほど、ハナカミキリの細い連中に似てる。


葉の裏にかくれてるのをみつけて、表側へ追いやって・・・


撮影したのはいいけど、ジョウカイボンの仲間には触れただけで水ぶくれができる有毒の仲間がいるらしいと、後で知る。
形や体色から、クビナガジョウカイっぽい。
うわあっ!
触らんでよかった・・・


んで、昨日みつけたのがコイツ (20200425)

大きさ15mmくらいかなあ。

コイツはさすがにカミキリムシだと調べてみても・・・
それらしいのはベニバハナカミキリとムナコブハナカミキリくらいしか出てこない。
ベニバハナカミキリは、スギやヒノキ林とその周辺に現れるというから
オオイヌノフグリの上でのんびりしてはおらんだろうし・・・
ムナコブという名のような胸部の凸凹もみられんし・・・

ま、カミキリムシの仲間ということにしておこう。

私も散髪が苦手で、坊主頭にしては数カ月放置するずぼら人間の「髪切り無視」の仲間。
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Go To Go Me Station ?

2020-07-22 17:50:15 | 昆虫
2020年7月22日(水)

「セトウチサンショウウオ幼生の居残り組もそろそろ陸上進出やろ?」と
昨日、観察に出かけてみたら・・・

外鰓がなくなってる個体は、そっと覗いて見る限り1匹だけ


残りの連中は、以前とそれほど成長が進んでいないまま。

ついでの山歩きで、初物のハムシ2種(ツバキコブハムシ・タテスジキツツハムシ)を見つけて
今日は、その話を書こうかなと思ってた。

ところがである。

私の役割である朝のゴミ捨て中、今日は道草も食べず直帰しようとしたのに・・・

いきなりゴミステーションの裏から「ブーン」と大きな虫が飛んできた。

道路反対側の畑の土手にぶつかった。

ゴマダラカミキリだ!


念のため持っていたデジカメでパチリ!


ウロチョロするけど、うまく飛べないみたいで撮影は楽勝だ!

と、その畑の土手に同じくらいの大きさの黒い幼虫が


調べてみたら、セスジスズメの幼虫だった。

以前、薄茶色のセスジスズメ幼虫を近くで見つけたことがあって
てっきり、この蛾の幼虫は薄茶色だと思ってて、いろんな色のタイプがあるんだと感心してて・・・

「ゴマダラカミキリや何やかやいたよ!」と、かみさんに伝えると
「アチコチ行かんでもうちの周りで十分楽しめるんとちゃうん?」と言われた。

そんなに田舎で、自然がいっぱい、生き物いっぱいじゃないと思うんだけどなあ。

ま、出かけなくても、近場で短時間で十分だったというお話。
つまるところ『 Go To Go Me(ゴミと読んでね)Station !』

ほいでもって「備北漫遊記」にも「昨日のハムシたち」にも停滞前線がかかってしまったというお話。
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ツマグロツツカッコウムシ:某会ミーティング会場周辺で

2020-07-19 22:33:22 | 昆虫
2020年7月19日(日)

今日は、見識者さんに一日備北を案内してもらってた。
車も出してもらい、運転も任せきり。
本当にありがとうございました!

感謝の気持ちは、後日このブログにてボチボチと小出しにしていくことにして・・・

昨日、某自然保護の会ミーティングが終わった後、会場周辺で出会った初見の虫の紹介。

ツマグロツツカッコウムシ


大きさ12mmくらいある。
工事現場の注意板かいな?と思うくらい、黄と黒のハデハデな虫。


調べてみて、カッコウムシ科だとわかったのはいいものの
カッコウムシ科の昆虫って、朽ち木の周辺にいるんじゃないの?
大きさも5mm程度の小さな虫じゃないの?

と、不思議に思った。

コイツ大きいし、何より、クヌギの手の届く一番上の葉にとまってて
手で引っ張って表側をのぞき込んで、びっくりしたんである。

ハムシにしては大きすぎるし、カミキリムシにしては触角が短すぎるし・・・

さておき、ネット検索してて、この虫も標本にして販売されてたりして、胸が痛む。

魚好きにも虫好きにもいろんな人がいるケド
おら、野生生物を個人の利益のために売り買いすることだけは認めたくないなあ。

売る方も買う方も何となくなあ・・・
コメント (2)
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花虫風物のお話:公園散歩

2020-05-28 12:30:07 | 昆虫
2020年5月28日(木)

今日は、近くの公園散歩で出会った花・虫のお話。

まずは、花。

スイカズラでいいのかな?


我が家のゴミ捨て場近くにも咲いていて、前から「何じゃろかい?」と思いつつ、調べんままにしてた植物の一つ。

日本各地の平地から山野の林縁や道ばたによく見られる在来種とのこと。

てっきり観賞用に移入された外来園芸植物だと思い込んでたから、ビックリ!

しかも、花の色が白から黄に変わることも知らずに、ビックリ!
てっきり2種類の花があると思って、撮影したのにね。

「金銀花」という別称も知る。
花色の白から黄への変化に由来するとのこと。

ん?

それならば、花の色の順番逆やんっ! 銀金花やんっ!

ま、私の植物認識レベルの低さは、こんなもんである。


続いて、イボタノキでいいのかな?


ジンチョウゲに似てるけど、香りもせんし・・・

調べること1時間。
やっと容疑者らしき名前に出会ったのだが・・・

名前も聞いたことがないし、もちろん興味を持ったこともないからなあ。

ま、私の植物認識レベルの低さは、とんでもないのである。


続いて、虫。

ホソヒラタアブヒメヒラタアブの仲間かな?


撮影が、ピシッときまってうれしい。

コイツ、たくさんいるし、おとなしく飛ぶし、花蜜に夢中になると周りが見えなくなる。
じっとしてくれるから、いいねっ!


最後に、クワハムシかな?


撮影中に飛びそこねて、地面に落ちて


すたこらさっさと走ってく。

どうやら甲虫の仲間は、危機が迫ったとき

花や葉などの先端の場合、プンッと飛んでいくか、落ちて草むらに隠れるかの対処を的確にするけど

平坦な地面などの場合、翅を広げて飛ぶまでの作動時間がかかるためか、トロトロ走って逃げようとするみたいだな。

危機管理・対処・対策として、迫る外敵に対し地面をトロトロ右往左往するのはいかがなものかね。

なんか、どっかの何かに似てる気がせんでもないなあ。

マスクもまだ届かんぞ?
秋まで待つか?

なんてね。

花虫風物を愛で、今日の生き物調べ終了!

コメント (4)
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ヒゲナガハナノミ:巣ごもり散策中の生き物①

2020-05-06 13:20:04 | 昆虫
2020年5月6日(水)

昨日も巣ごもり。
魚釣りなんてまだまだ先の話だもんなあ!

でも散歩くらいはして体力の衰えを補いたいからね。
ひと気のない人気のない近くの山で散策。

面白いもので、外出自粛が強まろうとゆるもうと、人の集まる場所はある程度決まってて
もともと人が来ないちんけな山には、どんな時にも人は来ない。

で、出会った虫の紹介。

ヒゲナガハナノミのオスみたい。


体長1cmもない小さな甲虫だ。
初めて見る虫だ。
カラスノエンドウの枝の先へ先へと逃げていく。
「フフフ、そこは行き止まりだよ! 観念しな!」と、パチリ!

このトナカイっぽい触覚がオスの特徴で、メスは棒状らしい。


なんてなことを、家で調べるのも巣ごもりの楽しみの一つ。

ところがである。
ヒラタドロムシに近い仲間であるとか
湿地のある山野にみられるとか
幼虫時代の生活がよくわかっていないとか
半水生昆虫とか書いてるから

俄然興味が湧いてくる。

まずは、駄句をしたためて(名前が長すぎるわいっ!)


さてさて、「私魚人さん、好きなことを続けられてうらやましいですね」なんて言われたりする。

それは、たぶん違う。 逆だ。

絵・木彫り・フィギュア集め・ガサ・釣り・古書図鑑集め・撮影・俳句・・・・・・
いろんなことに手を出して
その中から続けられてきたことが、少しずつ好きを貯金していっただけのことだ。
はじめっから「とことんこの1本、人生かけます!」なんてなことは私にはない。
好きだから続けるのではなく、たまたま続いたことだから好きになった。

続ければいいし、続かなくてもいい。
続いたことが好きなこと。
続けて選んで調べて、続けてと、繰り返してたら好きがたまるだけのこと。
始めてみなきゃわからない。

話がそれた。

幼虫を調べた。
トビケラにフォルムが似ている。
水中の泥の中にすみ、尾部の細いパイプを水面に出して呼吸するという。
ずっと逆立ちしてるってことかなあ?

ならば、一度見てみたい。採ってみたい。

一つ続けることが増えちゃった。

同時に、私の散策は山野といいつつ、人気はないが水気があることがバレバレなのであった。
コメント (2)
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