三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

環境負荷低減住宅促進セミナー

2008年04月12日 06時48分06秒 | リプラン&事業

表題の名前、1回で覚えられる人、どれくらいいるでしょうか(笑)。
わたしは自慢じゃありませんが、
何回いわれても、言っても「低減」のあたりで怪しくなって
「え~っと、なんだったっけ」
ということになっております、恥ずかしながら。
なんですが、趣旨は至ってわかりやすい地球温暖化防止のための努力を考えるもの。

なんと、わたしどものカミさんがセミナーの司会役を頼まれまして、
前回8日には帯広で、そしてきのうは旭川でセミナーが開催された次第。
前回は息子の中学校入学と別の集まりがあったので
応援には行けなかったのですが、
きのうは送迎役も兼ねて、旭川の北総研まで参りました。
つい先日まで、このブログで紹介していた「環境建築」。
今回は外国から、東京から、お客様が多かったので、
実験棟内部も研究員の福島さんからご案内いただいて、
見学することもできました。

で、セミナーは70~80人くらいの入場という感じでしょうか、
けっこうな大入りぶり。
一般のみなさんもいらっしゃいましたが、
まぁ、平日の昼間と言うことと、内容が難しいと言うことで、
建築関係のみなさんが中心のセミナーだったと思います。
カミさんの登場部分になると、こちらもハラハラドキドキだったので、
やや上の空的ではありましたが、
スウェーデンから来られた換気の技術者や現地在住の建築技術者の方の講演も、
十分に頷ける講演でした。
やはり本論は、温暖地の「国総研」から来られた田島さんと、
わたしたち寒冷地の「北総研」の福島さんのお話しと、討論でした。
CO2削減や、省エネというテーマで、
それぞれの立場から、率直な内容の提起があったと思います。
今回の主要テーマは「第1種換気」というものの有効性だったわけですが、
話は温暖地での冷房にまで及び、
「まぁ、あんまり寝た子は起こさない方がいい(笑)」
みたいな、福島さんのわかりやすい情報(?)も得られました。
ヒートポンプについても、寒冷地向けの開発が急ピッチのようで、
驚異的なスピードであると語られていたのが印象的。
結局、暖房用消費エネルギーをいかに削減できるのか、
ということがキーポイントであり、
建物の断熱性能があるレベルまで達してきて、
その先を考えることが大きなテーマになってきていると思います。

というようなことでしたが、
なんとか無事にセミナーが済んで、
大変難しい技術系のお話しに、カミさん、なんとか司会役が務まったようで、
ようやく頭痛のタネが消えてくれたところでございます。
やれやれ、おつかれさんというところでした。ふ~~。ではでは。
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