三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

9.29 初めての工務店経営セミナーin青森

2015年09月19日 06時10分03秒 | リプラン&事業
さて、わたしどもでは住宅ユーザー向けの住宅雑誌を発行していますが
そういった活動の中で、地域工務店という、いわば地域に根付いた製造業の
価値というものの大きさに気付かされ続けています。
住宅という「ものづくり」が、地域社会を形成する基本であり、
その活力の維持は、地域の力そのものだと思っています。
ただ、その工務店は圧倒的大多数が零細な規模の事業体です。
地域の製造業の核心であるにもかかわらず、
経営の側面から見れば、情報の交流機会すらも少ない企業が多い。
多くが孤立した経営環境の中で、中小零細企業としての悩みや、
経営の支援情報の圧倒的不足にさらされている現実があります。
そういった状況を踏まえ、わたしどもでは、地域工務店の経営の存続は、
同時にある意味での公共財として、地域のものづくりの力の基本であると考え、
地域間での「情報交流」の機会を創出していくことを目的に
今回から、初めての試みとして、工務店経営セミナーを開催することにしました。
以下、案内資料からの要旨抜粋です。
ぜひ、興味をお持ちの工務店のみなさんの参加をお待ちしています。

“選ばれる”は、つくれる。 成功する地域工務店の秘密

地域に根ざした工務店だからこそできる価値の創造とは何か?
地元で高い人気を誇り、愛され続けているビルダーをお招きして、
その「人気と成功の秘密」を商品・サービス・人・イメージという
4つのテーマを基に解き明かし、これからの家づくりに活かしてい
ただくセミナー及び情報交換会を開催致します。

◯日時 2015年 9月29日(火) 
 セミナー 13:30~16:00 (START14:00 ~)
 情報交換会 16:30~18:30
○場所 ラ・プラス青い森   
 青森県青森市中央1-11-18 TEL:017-734-4371                 
○対象 青森県内ビルダー様 20社限定 
○セミナー内容 『“選ばれる”は、つくれる。 成功する地域工務店の秘密』
 1.商品力:技術とデザイン
 2.サービス:家ではなく、暮らしを創造する   
 3.人:顧客満足度をあげる方法 
 4.イメージ:地域工務店のブランディングとは     
パネリスト 
 (株)アーニストホーム(函館) 取締役副社長  新田眞幸 様
 (株)三五工務店(札幌) 代表取締役社長 田中寿広 様  
コーディネーター 
 住宅雑誌Replan編集長 三木 奎吾
○情報交換会 セミナー後、立食形式による情報交換会を開催
○募集人数  1社2名以内 最大40名まで 
 *定員になり次第締め切らせていただきます。 
○参加費      
 セミナー+情報交換会 1人 5.000円(税込み)
 セミナーのみ1人 1.000円(税込み)  *当日、会場にてお支払い下さい。

◯パネリストのご紹介
★株式会社 アーニストホーム(函館)取締役副社長 新田 眞幸 様
http://earnesthome.com
 ●「商品ではなくブランドを売る」
輸入住宅を中心する社として創業した同社は、2008年頃、
輸入住住宅ブームに陰りが見えた頃、商品構成を一新する。
「輸入住宅」から「子育て住宅」へ、ライフスタイル型住宅への方向転換だった。
規格住宅で、すぐに導入できる住宅ボランタリーチェーンに参加。
事業形成のスピード感を活かし、3か月後に建築したモデルハウスで
来場総数200組を記録。低年齢の顧客層の開拓と紹介受注からの高い成約率で、
受注の柱を確保した。また、ターゲットに合わせた地域マーケティングで、
HPの強化はもちろん、雑貨作家とコラボしたイベント企画。
実生活並にセッティングしたオープンハウスの定期開催等。
全国ネットワークにとらわれない自立した企画も、社員全員参加でやりぬき、
年間30棟を確保。新しいブランドでの建築棟数は導入7年で100棟を超えた。
現在は増税対策も兼ねてコンパクトハウスも導入。ターゲット毎に商品を分け、
先を見据えた経営手法を確立している。

 ★株式会社 三五工務店(札幌) 代表取締役社長 田中寿広様 
http://www.kk35.jp
●「人に一番初めに紹介したい工務店」
創業して58年目となる同社は、創業者のポリシーである
「当たり前のことを真面目に取り組む家づくり」を継承しながらも、
二代目である田中社長のオリジナリティあふれた組織づくりと
地域に密着した企業経営で、多くのお客様から支持されている。
社員の成長こそが会社の成長と考え、スキルアップはもちろん人間力を磨く
様々な社員教育を実施。営業部門をつくらず設計スタッフが打ち合わせを進める
スタイルでお客様との認識のズレを減らし、顧客満足の高い家づくりを実現。
また、昨年からは、木製品を積極的に採用し、地域の文化・環境に貢献する
「カラマツ宣言」を実践。注文住宅に比べコストダウンできる企画住宅や、
家づくりの考え方、住まい方を示した提案住宅「フラッグシップモデル」など、
注文住宅で培ってきた技術やノウハウを活用し、断熱や気密、省エネなど
建物性能とデザインを両立させた新たな取り組みにチャレンンジしている。

○コーディネーター
株式会社 札促社   代表取締役社長・Replan 編集長 三木 奎吾
1988年に北海道の住宅雑誌として創刊。2003年には東北版を創刊し、
現在、北海道版110号、東北版は50号まで刊行。各種別冊も定期的に発行し、
地域に根ざした「住む」「暮らす」をよりよくする情報を提供している。
また、雑誌発行で培ってきた情報力で、インターネットの取り組みも積極導入。
家づくりについての簡単な質問から土地探し、プランの相談など、
Replanが厳選した優良企業に匿名で相談できる「家づくりWEBセンター」や、
住宅にかかわるトラブルや悩みに対して、専門家がアドバイスする
インターネット上での住宅ユーザー支援「NPO住宅110番」を設立。
 多方面で、いい家づくりを応援する活動を行っている。
 
○お申し込み この専用フォームをクリックしてお申し込み下さい。
○お問い合わせ (株)札促社TEL/011-641-7855  
 Email:kurashidesign@replan.co.jp  担当/岡野

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