三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

【帰ってきた冬将軍 やれやれの春の大雪】

2017年03月25日 07時21分17秒 | Weblog
東京ではもうサクラの開花宣言だそうで、
まことにご同慶の至りでありますが、
当地、北海道札幌、それも西部地域に於いては、
一昨日から断続的に、湿度が高く消えやすい雪ではありますが、
それが30センチ程度降雪しました。
正確には降雪量は不明なんですが、上の図表を見ると
その下の方の「積雪深」を目視すると、どうも30cmくらい降ったようなのです。
札幌西部でも3月に入ってからは順調に雪融けが進んで
ほぼ平年並みの40cmくらいになっていたのですが、
この大雪で71cmに逆戻りいたしました。
遅れてやってくる暑さのことをアメリカでは、
土地を売って去って行った、そういう土地所有意識の全くない
インディアンの人たちが平気で帰ってきて狩猟をはじめる様子に例えて
インディアンサマーというのだそうですが、
この時期の大雪は神さまの気まぐれの「インディアン冬」と呼びたい。
まったくやれやれ、であります。

ということで、やむなく昨日朝には除雪に取り組んだのですが、
家の前の雪山手前側にはわが家から移動させた固い雪氷が
まだ融けずに残置状態で、その上にあらたな雪を盛り上げることに。
またわが家の「雪割り」した地面にも容赦なく降り積もったので、
いずれにせよ、重たい雪を大量に「移動」させる作業になっていました。
それも「上下」移動が大きな部分を占める動き。
腰に来る重労働が都合1時間半程度。
「もう一回くらいは大雪が来るんでないかなぁ」
「イヤもう大丈夫だべや」
というような家族の会話でありましたが、
悲観的な方向に正解はあったようであります(泣)。
冬の先駆け時期とか、真冬の間の降雪に対しては
心理的防御姿勢が用意できているので、
より積極的な体勢をもって当たれるのですが、
この時期のような、「東京ではサクラが・・・」みたいなニュース時期になると
すっかり心理的武装解除が進行していて、
ほぼ不意打ちを食らったに近いような心理になってしまいます。
「せっかくあんなに雪割り作業までしていたのに・・・」
という愚痴が堰を切ったようにあふれかえってしまう。
こういう心理での作業は倍以上の疲労感。
まぁ、しょがないと心持ち投げやり気味の除雪作業を夕方に終えて
その徒労感に似た蓄積疲労で、一気爆睡8時間ほどでした(笑)。
もう勘弁して欲しいのですが、さて冬将軍様ご機嫌はいかがでしょうか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする