三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

【南国土佐高知・ひろめ市場は楽しいぜよ】

2016年12月31日 05時30分42秒 | Weblog


四国をあちこち見て回る年末の旅後半2日間。
きのうは、南端の高知県までの旅であります。
40数年前にも、四国の道中ではカツオのタタキを食べまくっていた記憶ですが
やはりそこは敬意を表して食べたいなぁと。
高知と言えば、昼間っから地元の大人たちがカツオなどを酒菜に、
酒盛りをしているというこの「ひろめ市場」が面白い。
お城の近く、街のど真ん中で子どもたちもたくさん集まっている場所ですが
きのうも盛大にテーブルを独占して忘年会もどきの宴会グループも。
南国らしいオープンさで、エトランゼとしても愉しさの輪に入りやすい。
テーブルが空いたら、すぐに席を確保して代わる代わる
「カツオのタタキ」「サバの焼き寿司」などと、買い求めてきて食事する。
こういう垣根の低さ、オープンさにはたいへん惹かれます。
北海道でも、釧路など港町の市場では「のっけ丼」を、
市場の真ん中のテーブルで食べるという文化はありますが、
ここまでオープンな食遊空間というのは体験したことがない。
いま、東京暮らしの息子もいたく感激しておりました。
で、カツオのタタキであります。



カツオのタタキといえば、サッと表面に焼きを入れて
肉身は赤々としたお刺身状態という料理ですが、
その「焼き」にこだわっているということの実演を見ていました。
なんと、稲ワラで火を点けて、それで皮表面を焦がすのが、
高知らしいのだそうで、なんとも豪快な煙りっぷり。
店の中なのでガラスで仕切ってはいますが、焼き場での豪快な調理ぶりが
パフォーマンスとしてふるまわれている。
この炎の盛大さが高知の人たちの胃袋を刺激するのでしょうね。
「おお、おおお」であります(笑)。

さて年末もいよいよ押し詰まって参りました。
本日は12月31日、大みそかであります。
ことしも毎日更新、365日ブログを休みなく書き込むことが出来ました。
途中、若干の入院などもありましたが、
それは念のため、用心を期してであり、
大きく健康を損ねることなく、一年を過ごすことができました。
スタッフをはじめ,多くのみなさんのおかげと感謝しております。
来年も、ブログはライフワークとして毎日更新を心がけていきます。
本日、最後の淡路島・伊弉諾〜いざなぎ〜神社参詣訪問を済ませたあと、
北海道に帰還して新年を迎え、さらに書き続けます。
このブログにお付き合いいただき,深く感謝申し上げますとともに、
来年もどうぞよろしくご愛読のほど、お願い申し上げます。
みなさまのご多幸を祈念いたします。
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