三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

寒冷地でのエアコン暖房

2013年02月11日 06時42分34秒 | Weblog



わが家は面積が異常に広い家で、86坪もあります。
別に自慢しているのではなく、以前「事務所兼用住宅」だったのが
事務所を別に建てざるを得なくなって、
勢い、その広さのまま、住宅として利用し続けてきているのです。
で、いちばん困るのが暖房問題であります。
全居室を一元的に暖房すべきなのですが、
やはり、費用の問題で個別的な対応をしてきております。

具体的には、2階3階の主要居室は温水セントラルによる床暖房を
メインにした常時暖房として、
その2階床の暖房はコンクリートスラブ面へのパイピングなので
1階の天井からもゆったりとした輻射暖房効果もある、ということで、
1階のわたしの書斎・個室については、その輻射熱も基礎的に利用して
さらに補助的暖房方式としてエアコンを使っています。
それも以前、事務所だったときに大量のコピー機やプリンター・パソコンを
使っていたので、夏期には高温になっていたことで設置したエアコンの
再活用として使っているのです。
今日の、寒冷地仕様の高効率エアコンなどではまったくありません。
その従来タイプのエアコンを常時運転させ、
おおむね21~22℃の設定で運転させているのです。
で、このエアコンが、出張中に調子が悪くなってしまった。
わたしの留守中の大雪で、どうも室外機に大雪が積もってしまって
外気の取り込み口が雪でふさがれてカラ運転だったということ。
それもわたしの居室なので、家人が気付いたのが3日ほど前。
で、室内機のほうがランプの点滅状態で再起動させても不発。
購入してから15年近くになるので「おシャカかなぁ」という見立てでした。
しかし、おかげさまでブロック外断熱の建物なので、
居室の気温はそれほどの低下はしていない。
たぶん、非暖房状態が3日は確実だったのですが、
それでも生活に支障があることはない、20℃以上は保っていました。
しかし、長時間パソコンによるデスクワークには、やや快適性が落ちる。
しょがない買い換えるか,冬場だと安く買えるかも、と思っておりました。
札幌は北海道内では比較的に温暖に属する気候なので
寒冷地用までの重装備タイプは必要がない、という判断で
通常の家電エアコンで十分だと思っておりました。
で、家電量販店に夫婦で買い物に出掛けようとしていたのです。
しかし、時間経過をとってから、二度三度と再起動を試みていたエアコン、
きのうの夕方になって、買い物に出掛ける寸前、
再度確認してみたら、なんと通常運転しているではありませんか(笑)。
おおお、おシャカになるのはいやだと、
最後の力を振り絞ってくれたものか、感動の再起動ぶりであります。
ということで、買い換えの物入りも不用になり、
いまも元気に運転を継続しております。
効率を考えると冬場は24時間連続運転のほうがいい。
写真はこのエアコンの室外機の様子であります。
積雪の状態を確認もしていなかったのですが、設置方法にも問題があった。
やはり冬場の積雪を考えて、下駄を履かせて設置させる必要もあった。
反省しながら、その延命を喜んでいる次第であります。
コメント
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