長岡京エイリアン

日記に…なるかしらん

今さらですが、京極夏彦の妖怪まわりを整理してみよっか ~上~

2023年10月06日 21時19分39秒 | ゲゲゲの鬼太郎その愛
『画図百鬼夜行』(がずひゃっきやこう)とは……
 安永五(1776)年に刊行された浮世絵師・鳥山石燕(1712~88年)の妖怪画集。
 『今昔画図続百鬼』(1779年)、『今昔百鬼拾遺』(1780年)、『百器徒然袋』(1784年)とある石燕の妖怪画集の中でも最初に刊行されたものであり、現代ではこの4作を総称して「画図百鬼夜行シリーズ」などとも呼ばれる。
 「前篇・陰」「前篇・陽」「前篇・風」の3部構成となっている。各部を「前篇」と題しているものの後篇は存在せず、この後に刊行された『今昔画図続百鬼』が後篇に相当する。
 本書は妖怪画1点ごとに名称を添えて紹介しており、妖怪図鑑のようなスタイルとなっている。後の石燕の画集と比較すると天狗や河童といった、日本の妖怪の中でも比較的有名なものが多い。
 石燕自身が巻末で「詩(うた)は人心の物に感じて声を発するところ、画(え)はまた無声の詩とかや」と述べている通り、画賛を廃しており、『今昔画図続百鬼』以降に見られるような解説文はないものが多く、あっても文章はかなり短い。

前篇・陰
木魅(こだま)  ……『絡新婦の理』(1996年)第五長編
天狗(てんぐ)  ……『今昔百鬼拾遺 天狗』(2018年)第三中編
幽谷響(やまびこ)
山姥(やまうば)
山童(やまわろ)
犬神(いぬがみ)
白児(しらちご)
猫また(ねこまた)
河童(かっぱ)  ……『今昔百鬼拾遺 河童』(2018年)第二中編
獺(かわうそ)
垢嘗(あかなめ)

窮奇(かまいたち)
網剪(あみきり)
狐火(きつねび)

前篇・陽
絡新婦(じょろうぐも)……『絡新婦の理』第五長編
鼬(てん)
叢原火(そうげんび)
釣瓶火(つるべび)
ふらり火(ふらりび)
姥が火(うばがび)
火車(かしゃ)    ……『魍魎の匣』(1995年)第二長編
鳴屋(やなり)
姑獲鳥(うぶめ)   ……『姑獲鳥の夏』(1994年)第一長編
海座頭(うみざとう)
野寺坊(のでらぼう) ……『鉄鼠の檻』(1996年)第四長編
高女(たかおんな)
手の目(てのめ)   ……『今昔続百鬼 雲』(2001年 第二中編集)第三話
鉄鼠(てっそ)    ……『鉄鼠の檻』第四長編
黒塚(くろづか)
飛頭蛮(ろくろくび)
逆柱(さかばしら)
反枕(まくらがえし)
雪女
生霊(いきりょう)
死霊(しりょう)
幽霊         ……『書楼弔堂・破暁 方便』(2012年)

前篇・風
見越(みこし)
しょうけら         ……『塗仏の宴』第六長編
ひょうすべ         ……『塗仏の宴』第六長編
わいら           ……『塗仏の宴』第六長編
おとろし          ……『塗仏の宴』第六長編
塗仏(ぬりぼとけ)     ……『塗仏の宴』第六長編
濡女(ぬれおんな)
ぬうりひょん(ぬらりひょん)……『ぬらりひょんの褌』(2006年)マンガ『こち亀』トリビュート短編
元興寺(がごぜ)
苧うに(おうに)
青坊主(あおぼうず)    ……『鉄鼠の檻』第四長編
赤舌(あかした)
ぬっぺふほふ        ……『塗仏の宴』第六長編
牛鬼(うしおに)
うわん           ……『塗仏の宴』第六長編


『今昔画図続百鬼』(こんじゃくがずぞくひゃっき)とは……
 安永八(1779)年に刊行された鳥山石燕の妖怪画集。『画図百鬼夜行』の続編。
 「雨」「晦(かい or つごもり 暗い天候のこと)」「明」の三部構成となっている。『画図百鬼夜行』はほぼ絵画のみであったが、本作は解説文が添えられている。


逢魔時(おうまがとき)
鬼            ……『今昔百鬼拾遺 鬼』第一中編
山精(さんせい)
魃(ひでりがみ)
水虎(すいこ)
覚(さとり)
酒顛童子(しゅてんどうじ)
橋姫(はしひめ)
般若(はんにゃ)
寺つつき(てらつつき)
入内雀(にゅうないすずめ)
玉藻前(たまものまえ)
長壁(おさかべ)
丑時参(うしのときまいり)……『絡新婦の理』第五長編


不知火(しらぬい)
古戦場火(こせんじょうひ)
青鷺火(あおさぎび)  ……『百鬼夜行 陽』(2012年 第二短編集)第五話
提灯火(ちょうちんのひ)
墓の火(はかのひ)   ……『百鬼夜行 陽』第六話
火消婆(ひけしばば)
油赤子(あぶらあかご)
片輪車(かたわぐるま)
輪入道(わにゅうどう)
陰摩羅鬼(おんもらき) ……『陰摩羅鬼の瑕』(2003年)第七長編
皿かぞえ(さらかぞえ)
人魂(ひとだま)
船幽霊(ふなゆうれい)
川赤子(かわあかご)  ……『百鬼夜行 陰』(1999年 第一短編集)第十話
古山茶の霊(ふるつばきのれい)
加牟波理入道(がんばりにゅうどう)
雨降小僧(あめふりこぞう)
日和坊(ひよりぼう)
青女房(あおにょうぼう)……『百鬼夜行 陽』第七話
毛倡妓(けじょうろう) ……『百鬼夜行 陰』第九話
骨女(ほねおんな)


鵼(ぬえ)     ……『鵼の碑』(2023年)第九長編
以津真天(いつまで)
邪魅(じゃみ)   ……『邪魅の雫』(2006年)第八長編
魍魎(もうりょう) ……『魍魎の匣』第二長編
狢(むじな)
野衾(のぶすま)
野槌(のづち)
土蜘蛛(つちぐも)
比々(ひひ)
百々目鬼(どどめき)……『絡新婦の理』第五長編
震々(ぶるぶる)
骸骨        ……『狂骨の夢』(1995年)第三長編
天井下(てんじょうくだり)
大禿(おおかぶろ) ……『鉄鼠の檻』第四長編
大首(おおくび)  ……『百鬼夜行 陽』第二話
百々爺(ももんじい)
金霊(かねだま)
天逆毎(あまのざこ)
日の出(ひので)


『今昔百鬼拾遺』(こんじゃくひゃっきしゅうい)とは……
 安永十(1780)年に刊行された鳥山石燕の妖怪画集。
 「雲」「霧」「雨」の三部構成となっている。本作で描かれている妖怪には、実際の伝承にあるものではなく、石燕が創作したものも多く含まれている。また石燕の「画図百鬼夜行シリーズ」の中で唯一、本作は彩色版があったとの説もある。


蜃気楼(しんきろう)  ……『邪魅の雫』第八長編
燭陰(しょくいん)   ……『塗仏の宴』第六長編
人面樹(にんめんじゅ)
人魚
返魂香(はんごんこう) ……『狂骨の夢』第三長編
彭侯(ほうこう)
天狗礫(てんぐつぶて)
道成寺鐘(どうじょうじのかね)
燈台鬼(とうだいき)
泥田坊(どろたぼう)  ……『今昔続百鬼 雲』第二話
古庫裏婆(こくりばば) ……『今昔続百鬼 雲』第四話
白粉婆(おしろいばば)
蛇骨婆(じゃこつばば)
影女(かげおんな)
倩兮女(けらけらおんな)……『百鬼夜行 陰』第六話
煙々羅(えんえんら)  ……『百鬼夜行 陰』第五話


紅葉狩(もみじがり)
朧車(おぼろぐるま)
火前坊(かぜんぼう)
蓑火(みのび)         ……『絡新婦の理』第五長編
青行燈(あおあんどん)     ……『百鬼夜行 陽』第一話
雨女(あめおんな)       ……『百鬼夜行 陽』第八話
小雨坊(こさめぼう)
岸涯小僧(がんぎこぞう)    ……『今昔続百鬼 雲』第一話
あやかし
鬼童(きどう)         ……『百鬼夜行 陽』第四話
鬼一口(おにひとくち)     ……『百鬼夜行 陰』第四話
蛇帯(じゃたい)        ……『百鬼夜行 陽』第九話
小袖の手(こそでのて)     ……『百鬼夜行 陰』第一話
機尋(はたひろ)
大座頭(おおざとう)
火間蟲入道(ひまむしにゅうどう)……『百鬼夜行 陰』第七話
殺生石(せっしょうせき)
風狸(ふうり)
茂林寺釜(もりんじのかま)


羅城門鬼(らじょうもんおに)
夜啼石(よなきのいし)
芭蕉精(ばしょうのせい)
硯の魂(すずりのたましい)
屏風覗(びょうぶのぞき)……『百鬼夜行 陽』第三話
毛羽毛現(けうけげん)
目目蓮(もくもくれん) ……『百鬼夜行 陰』第三話
狂骨(きょうこつ)   ……『狂骨の夢』第三長編
目競(めくらべ)    ……『百鬼夜行 陽』第十話
後神(うしろがみ)
否哉(いやや)     ……『絡新婦の理』第五長編
方相氏(ほうそうし)  ……『魍魎の匣』第二長編
滝霊王(たきれいおう)
白澤(はくたく)    ……『塗仏の宴』第六長編
隠里(かくれざと)   ……『鉄鼠の檻』第四長編


『百器徒然袋』(ひゃっきつれづれぶくろ)とは……
 天明四(1784)年に刊行された鳥山石燕の妖怪画集。石燕の「画図百鬼夜行シリーズ」の中でも最後に刊行されたもの。
 「上」「中」「下」の三部構成となっており、器物が変化して生まれたとされる妖怪・付喪神が多く描かれている。画像は過去の百鬼夜行絵巻に登場する妖怪に類似するものが多く、それらに『徒然草』や多くの漢籍からヒントを得て石燕が創作したものである。


宝船(たからぶね)
塵塚怪王(ちりづかかいおう)
文車妖妃(ふぐるまようひ)……『百鬼夜行 陰』第二話
長冠(おさこうぶり)
沓頬(くつつら)
ばけの皮衣(ばけのかわごろも)
絹狸(きぬたぬき)
古籠火(ころうか)
天井嘗(てんじょうなめ)
白容裔(しろうねり)
骨傘(ほねからかさ)
鉦五郎(しょうごろう)
払子守(ほっすもり)   ……『鉄鼠の檻』第四長編
栄螺鬼(さざえおに)


槍毛長(やりけちょう)
虎隱良(こいんりょう)
禅釜尚(ぜんふしょう)
鞍野郎(くらやろう)
鐙口(あぶみくち)
松明丸(たいまつまる)
不々落々(ぶらぶら)
貝児(かいちご)
髪鬼(かみおに)
角盥漱(つのはんぞう)
袋狢(ふくろむじな)
琴古主(ことふるぬし)
琵琶牧々(びわぼくぼく)
三味長老(しゃみちょうろう)
襟立衣(えりたてごろも) ……『百鬼夜行 陰』第八話
経凛々(きょうりんりん)
乳鉢坊(にゅうばちぼう)
瓢箪小僧(ひょうたんこぞう)
木魚達磨(もくぎょだるま)……『鉄鼠の檻』第四長編
如意自在(にょいじざい)
暮露々々団(ぼろぼろとん)
箒神(ほうきがみ)
蓑草鞋(みのわらじ)


面霊気(めんれいき)   ……『百器徒然袋 風』(2004年 第三中編集)第三話
幣六(へいろく)
雲外鏡(うんがいきょう) ……『百器徒然袋 風』第二話
鈴彦姫(すずひこひめ)
古空穂(ふるうつぼ)
無垢行騰(むくむかばき)
猪口暮露(ちょくぼろん)
瀬戸大将(せとだいしょう)……アニメ版『ゲゲゲの鬼太郎』第4シリーズ第101話『言霊使いの罠!』(1997年)脚本
五徳猫(ごとくねこ)   ……『百器徒然袋 風』第一話
鳴釜(なりがま)     ……『百器徒然袋 雨』(1999年 第一中編集)第一話
山颪(やまおろし)    ……『百器徒然袋 雨』第三話
瓶長(かめおさ)     ……『百器徒然袋 雨』第二話
宝船


『絵本百物語』(えほんひゃくものがたり)とは……

 天保十二(1841)年に刊行された日本の奇談画集。
 近年では『桃山人夜話』(とうさんじんやわ)の副題で知られているが、実際には副題は存在しない。
 著者は桃山人(詳細不詳)、挿絵の画師は浮世絵師の竹原春泉(生没年不詳)。
 題名に「百物語」と銘打ってあるように、江戸時代に流行した百物語怪談本の一種といえるが、話ごとに物語の名称ではなく妖怪の名称を掲げた上に妖怪の挿絵をつけており、怪談集と画集とを融合させた作品ともいえる。本書と同じく江戸時代の妖怪画集として知られる鳥山石燕の「画図百鬼夜行シリーズ」と並び賞されることが多いが、どちらかといえば記号的といえる石燕の画に対し、春泉による妖怪画は躍動感や臨場感があるのが特徴と評価されている。石燕の画と違って本書は多色刷りであることも大きな特徴である。
 なお、近年は『絵本百物語』の初版刊行が天保十二年よりも前である可能性も示唆されている。

第一巻
白蔵主(はくぞうす)      ……『巷説百物語』(1999年 シリーズ第一作)第二話(マンガ化2回、アニメ化1回)
飛縁魔(ひのえんま)      ……『続巷説百物語』(2001年 シリーズ第二作)第三話(マンガ化1回、アニメ化1回、ドラマ化1回)
狐者異(こわい)        ……『続巷説百物語』第二話(マンガ化1回、アニメ化1回、ドラマ化1回)
塩の長司(しおのちょうじ)   ……『巷説百物語』第五話(マンガ化1回、アニメ化1回)
磯撫(いそなで)
死神              ……『続巷説百物語』第五話(マンガ化1回、アニメ化1回、ドラマ化1回)
野宿火(のじゅくび)
寝肥(ねぶとり)        ……『前巷説百物語』(2007年 シリーズ第四作)第一話
周防の大蝦蟇(すおうのおおがま)……『前巷説百物語』第二話

第二巻
豆狸(まめだぬき)   ……『西巷説百物語』(2010年 シリーズ第五作)第六話
山地乳(やまちち)   ……『前巷説百物語』第五話
柳女(やなぎおんな)  ……『巷説百物語』第六話(マンガ化1回、アニメ化1回)
老人火(ろうじんび)  ……『続巷説百物語』第六話(マンガ化1回、アニメ化1回)
手洗鬼(てあらいおに)
出世螺(しゅっせぼら)
旧鼠(きゅうそ)    ……『前巷説百物語』第六話
二口女(ふたくちおんな)……『前巷説百物語』第三話
溝出(みぞいだし)   ……『西巷説百物語』第五話

第三巻
葛の葉(くずのは)
芝右衛門狸(しばえもんだぬき)……『巷説百物語』第四話(マンガ化1回、アニメ化1回、ドラマ化1回)
波山(ばさん)
帷子辻(かたびらがつじ)   ……『巷説百物語』第七話(マンガ化1回、アニメ化1回)
歯黒べったり(はぐろべったり)
赤えいの魚(あかえいのうお) ……『後巷説百物語』(2003年 シリーズ第三作)第一話(マンガ化1回、ドラマ化1回)
船幽霊(ふなゆうれい)    ……『続巷説百物語』第四話(マンガ化1回、アニメ化1回)
遺言幽霊(ゆいごんゆうれい) ……『西巷説百物語』第二話
水乞幽霊(みずこいゆうれい) ……『西巷説百物語』第二話

第四巻
手負蛇(ておいへび)  ……『後巷説百物語』第三話(マンガ化1回)
五位の光(ごいのひかり)……『後巷説百物語』第五話
累(かさね)
於菊虫(おきくむし)
野鉄砲(のでっぽう)  ……『続巷説百物語』第一話(マンガ化1回、アニメ化1回)
天火(てんか)     ……『後巷説百物語』第二話(マンガ化1回)
野狐(のぎつね、やこ) ……『西巷説百物語』第七話
鬼熊(おにぐま)
かみなり        ……『前巷説百物語』第四話

第五巻
小豆あらい(あずきあらい)……『巷説百物語』第一話(マンガ化2回、アニメ化1回)
山男           ……『後巷説百物語』第四話
恙虫(つつがむし)
風の神          ……『後巷説百物語』第六話
鍛冶が嬶(かじがかか)  ……『西巷説百物語』第三話
柳婆(やなぎばば)
桂男(かつらおとこ)   ……『西巷説百物語』第一話
夜の楽屋(よるのがくや) ……『西巷説百物語』第四話
舞首(まいくび)     ……『巷説百物語』第三話(マンガ化1回、アニメ化1回)


京極夏彦の主要著作の執筆順一覧
1994年9月
長編小説『姑獲鳥の夏』(「百鬼夜行」シリーズ第1作)
1995年1月
長編小説『魍魎の匣』(「百鬼夜行」シリーズ第2作、第49回日本推理作家協会賞長編部門受賞)
1995年5月
長編小説『狂骨の夢』(「百鬼夜行」シリーズ第3作)
1995年8月~97年7月
短編小説集『百鬼夜行 陰』
1996年1月
長編小説『鉄鼠の檻』(「百鬼夜行」シリーズ第4作)
1996年11月
長編小説『絡新婦の理』(「百鬼夜行」シリーズ第5作)
1997年6月
長編怪談小説『嗤う伊右衛門』(「江戸怪談」シリーズ第1作、第25回泉鏡花文学賞受賞)
1997年8月~98年3月
長編小説『塗仏の宴 宴の支度』(「百鬼夜行」シリーズ第6作の前編)
1997年10月~99年8月
連作小説集『巷説百物語』(『巷説百物語』シリーズ第1作)
1997年12月
アニメ『ゲゲゲの鬼太郎(第4期)』第101話『言霊使いの罠!』
1998年9月
長編小説『塗仏の宴 宴の始末』(「百鬼夜行」シリーズ第6作の後編)
1998年11月~99年8月
中編小説集『百器徒然袋 雨』
1999年1月~2009年5月
連作小説集『厭な小説』
1999年12月~2000年11月
中編小説集『今昔続百鬼 雲』
2000年1~9月
連続 TVドラマ
『巷説百物語 七人みさき』(1月放送)……『続巷説百物語 死神』の原作
『巷説百物語 隠神だぬき』(3月放送)……『巷説百物語 芝右衛門狸』のドラマ化
『巷説百物語 赤面ゑびす』(7月放送)……『後巷説百物語 赤えいの魚』の原作
『巷説百物語 福神ながし』(9月放送)……ドラマオリジナル作品
2000~11年
パロディ連作小説集『南極夏彦』シリーズ
2001年4月~2004年4月
中編小説集『百鬼徒然袋 風』
2001年5月
連作小説集『続巷説百物語』(『巷説百物語』シリーズ第2作)
2001~11年
SF 小説『ルー=ガルー』シリーズ
2002年9月
長編怪談小説『覘き小平次』(「江戸怪談」シリーズ第2作、第16回山本周五郎賞受賞)
2003年4月~12年3月
短編小説集『百鬼夜行 陽』
2003年8月
長編小説『陰摩羅鬼の瑕』(「百鬼夜行」シリーズ第7作)
2003年11月
連作小説集『後巷説百物語』(『巷説百物語』シリーズ第3作、第130回直木三十五賞受賞)
2003~11年
妖怪小説『豆腐小僧』シリーズ
2003年4月~12年3月
短編小説集『百鬼夜行 陽』
2006年9月
長編小説『邪魅の雫』(「百鬼夜行」シリーズ第8作)
2006年12月
トリビュート短編小説『ぬらりひょんの褌』
2007年4月
連作小説集『前巷説百物語』(『巷説百物語』シリーズ第4作)
2008年
短編小説集『幽談』
2010年
長編怪談小説『数えずの井戸』(「江戸怪談」シリーズ第3作)
連作小説集 『西巷説百物語』(『巷説百物語』シリーズ第5作、第24回柴田錬三郎賞受賞)
連作小説  『死ねばいいのに』
短編小説集 『冥談』
2012年4月~13年7月
連作小説『書楼弔堂 破暁』
2012年
短編小説集『眩談』
2014年8月~16年5月
連作小説『書楼弔堂 炎昼』
2015年4月
短編小説集『鬼談』
2018年2~11月
中編小説『今昔百鬼拾遺 鬼』
短編小説集『虚談』
2018年5~11月
中編小説『今昔百鬼拾遺 河童』
2018年9月~19年2月
中編小説『今昔百鬼拾遺 天狗』
2023年9月
長編小説『鵼の碑』(「百鬼夜行」シリーズ第9作)


≪更新しました。後半へつづく!≫

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Unknown (Unknown)
2019-07-11 03:44:25
初めまして。福井市在住の王島将春(おうしままさはる)と言います。

間もなく、エゼキエル書38章に書かれている通り、ロシア・トルコ・イランがイスラエルを攻撃します。そして、マタイの福音書24章に書かれている通り、世界中からクリスチャンが消えます。その前に、キリストに悔い改めてください。

管理人様が悔い改めたら、京極夏彦さんに、キリストを伝えてください。

私は京極夏彦さんの作品を一つも読んだことはありませんが、京極夏彦さんの作品をオマージュした美少女ゲーム「殻ノ少女」は大好きでした。ただ、この作品、第二部(虚ノ少女)が発売されて6年が経った現在も、第三部が発売されていないのです。

殻ノ少女の物語が完結していないのに、教会の携挙(Rapture of the Church)が起きてしまえば、第三部をプレイする機会を失ってしまいます。神の国でプレイする事が出来れば良いですが、恐らく、そういう世俗的な次元や概念を超越した場所だと思うので、結果として出来ない(しようと思わない)。早くInnocent Greyが第三部を発売してくれなければ、運命の日が来てしまう。早く発売されないかなあ。

innocent greyのくだりは半分冗談です。ただ、管理人様がキリストに悔い改めてほしいという願いは、本心からくる願いです。今この瞬間にでも悔い改めて、携挙の日に、一緒に神の国に移りましょう。

※携挙・・・世界中のクリスチャンが神の国に移る神の奥義のことです。
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