長岡京エイリアン

日記に…なるかしらん

つれづれなるままに~、京王線。

2013年11月11日 10時45分30秒 | 日記
 ぺぇえ~っす、どうもこんにちは。そうだいでございます~。
 なんだか、あったかいんだか寒いんだかよくわかんないお天気が続いておりますねぇ、千葉は。でも、外に出るのがおっくうにならないのはいいことですね。

 最近、わたくしは本当に丸一日のオフがない状態が続いておりまして、本日もこれから、遅めの出勤という次第になっております。たまにこういう日程が入るとありがたいですね。
 んで、先週と昨日の日曜日はお仕事的には休みだったんですが、どちらもボランティア団体の活動として、松戸市の八柱(やばしら)で開催されたイベントのお手伝いがあったので、そっちに行ってました。

 先週の日曜日は文化の日っつうことで、八柱にある「21世紀の森と広場」という50ヘクタールもある自然公園で、松戸市制70周年記念のフェスティバルがありまして、私はそこで車両の交通整理とかサンバカーニバルの誘導とかをやってました。間近で見るサンバの迫力といったら、あぁた……音楽とダンスとが完全に「にぎやかす」というひとつの目標に向かって一片の迷いも無く収斂されているといったおもむきで、言ってしまえばリズムも曲調もぜんぶいっしょなんですが、その興行としての完成度の高さに、かなり感動してしまいました。いや、どんなに露出度が高くて美人だったって、いやらしい気持ちになれないって、あんなに汗いっぱいにがんばられちゃったら! 他にもダンススクールのチビッ子たちの発表とかアニソン風のステージとかもあったんですが、サンバの時にかぎって高齢者層の集客力と集中力がハンパなく高まっていたのがとっても印象的でした。みんな若いねぇ~! 足でうまくリズムをとってる農家風のおばあちゃんもいたもんね。まさか、腰におぼえあり!?

 そんな感じで先週はけっこう大規模なイベントだったんですが、昨日のほうはといいますと、この前にボランティア団体の会議にも利用させてもらった八柱にあるオーガニック料理屋さんが開店10周年を祝うということで、店内の特設ライヴステージと駐車場を使った、大きくはなくともとっても家庭的であたたかいイベントの手伝いに行ってまいりました。とは言いましても、テント張りなどの作業は若いみなさんがちゃっちゃと完了させてしまいまして、私はもっぱら客としてふらふらしていたんですが……
 イベントの準備が終わるお昼ごろから、お店には普段からの常連さんと見受けるお客さんがわんさと集まってこられまして、お店はあっという間に楽しい雰囲気になりました。いいですねぇ、こういうにぎやかなお祝い。10年もお店を続けるって、大変なことですよねぇ。おめでとうございます!

 さて、そのイベント自体は夕方から本格的にミュージシャンの店内ステージが始まるというスケジュールだったのですが、私はその前に泣く泣くお店を辞去しまして、別の用事のために松戸市の八柱からはるか西に位置する、東京都調布市の仙川(せんがわ)に向かいました。

 仙川……遠い。八柱駅から新京成線に乗って松戸駅、松戸駅から地下鉄千代田線直通の JR常磐線に乗りかえて代々木上原駅、代々木上原駅から小田急線に乗りかえて下北沢駅、下北沢駅から京王井の頭線に乗りかえて明治大学前駅、明治大学前駅から京王本線に乗りかえて仙川駅……と。時間的に1時間半かかるし、切符代もけっこうかかるし……全面的に遠いやね。この路程を踏破するためにはなみなみならぬ精神力が必要ですな。体力はそんなにいらないんだけど。
 でも、実はまた今月末にも、仙川に知り合いの方のお芝居を観に行く予定が入ってたりして。京王線とか調布とか……キビシ~ッ!

 そんでま、昨日仙川に行った目的は、これを観劇するため。


私立桐朋学園芸術短期大学・芸術科演劇専攻2年生ストレートプレイコース試演会 『ダチョウの一撃 ダリオ・フォ小作品集』(構成&演出・井田 邦明)


 正確にはお芝居じゃなくて授業の発表会であるわけなんですが、地下にある実にしっかりした小劇場で上演されました。一般公開される公演ではないそうですが、私は生徒のおひとりのお誘いをいただきまして、同級生や父兄のみなさまの中にちゃっかりまぎれこんで観てきました。去年に生徒の皆さんによる短縮版の『マクベス』を観たのも、ここでしたね。

 内容は、イタリアの劇作家・演出家・俳優・舞台美術家で、ノーベル文学賞受賞者でもあるダリオ=フォ(87歳でご存命!)の4作の短編をオムニバス形式に構成したものだったのですが、高齢者問題だの代理母だの中絶だの男女差別だの大衆の過剰反応だの強欲さだのをてんこもりに茶化した、毒味たっぷりな真っ黒ジョークのオンパレードとなっていました。イタリアだねい、どうにも。

 まぁ、劇団の公演じゃないんであたたかい目で拝見したわけだったのですが、やっぱり若いね! みなさん。エネルギーは言うまでもなく全員から受け取ったんですが、若い割にやけにうまい人もいれば、ほほえましい空回りな人もいるし。にしても、学問として演劇をやるって、どういうことなんだろうかね。いろんなことを考えさせられました。

 演劇にかぎった話じゃなくて、結局、「受けとる相手」がいる全ての作業って、やる側に新鮮味がなくなるぶん、続ければ続けるほど「つまんなくなる」ってことを、上っ面だけじゃなくて心身ともに自覚した人がプロになるんじゃないか、と思うんです。じゃあその「つまんなくなる」っていう重力みたいなものに、どうやってあらがって飛び跳ねていくのかと。
 そういう「職場の常識」みたいなものを、演劇を学問とする場って、どのくらいまで教えてくれてるんでしょうか。ぜひとも知りたいですよね。テクニックじゃない、知識でも若さでもない、そこらへんの「根性のすえ方」のお話。

 まぁなんにしろ、演じる場があって仲間が多くいるってことは素晴らしいことですよね。


 あの、お話の内容とは直接の関係はないんですが、私の耳に聴きまちがいがなければ、あの TV番組のアナウンサー役の女の子、セリフで、

「急速な高齢化が問題となりつつある『だんこん世代』」

 って言ってなかった……? だんこんって、それ……もしかして、『団塊』のこと言ってんの?
 いや、さすがに私の聴きまちがいだろうよ。聴きまちがいでなければいかんよ。だって、短期大学の授業の発表会だぜ? 私が観たのは公演2回目の千秋楽だぜ? あの安部公房のお弟子さんが演出してるんだぜ?

 嘘だ……そう、これは、うら若い娘さんに大声で「だんこん!」と言ってほしいという私の潜在的渇望が生み出した、うたかたのイリュージョンに過ぎないのだ……実におそろしい。早く家に帰って布団をガバチョとひっかぶって寝よう。寝たらすべては空となるのだ……だんこん。ギャー!!


 そんなこんなで、朦朧とする意識の中で総武線に乗って家路へとついたわけだったのですが、千葉行きで水道橋駅を過ぎたあたりから、なにやら異様にカラフルな虹色の大型バッグやらタオルやら、フェイスペインティングをほどこした、幅広い年代層の女性のみなさんが大挙して乗車! こ、こはいったいなにごとぞ?
 よくよく私の前の吊り革に立った方の、ジャケットの合間から見えるTシャツの柄を見てみたらば、

  「ャニ
   ∞ 」

 おつとめ、御苦労様でございます!! ドームツアー始まりましたもんね。


 あぁ~、そういえば、気がつけば今月28・29日の九段下の神々しき祭典も近づいてまいりました。私も体調、ちゃんと整えておかなくちゃなぁ!

 っていうか、当日券で入れるんだろうか……Berryz姐さんも完売でしょ? うれしい不安だねェ~!!


 そういえば、毎年のように口にするんですが、女性がふつうにファッションとしてマント(ケープ)をはおっていることに、私が激しく嫉妬する季節がやってまいりました。男のマントはなんで変な目で見られるのだ!?
 28・29は、マントでいくか……どうせ捨てた恋愛願望よ。死ぬならひとつ、華々しく&迷惑かけず!!
コメント
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