プッチーニ マラソンコンサート


















上海蟹の会でしばらくぶりにお目にかかった元編集長の方が司会をなさるという「プッチーニ マラソンコンサート」を鑑賞しにイタリア文化会館を訪れました。

今年はジャコモ・プッチーニ生誕150周年であり、イタリア国内だけでなく、日本を始め世界各国で最も偉大なイタリア人作曲家プッチー二に捧げるコンサートやイベントが目白押し。

第二回めである今回の「プッチーニ マラソンコンサート」では、「プッチーニの女性たち」が上演されました。このコンサートはプッチーニのオペラの作品に登場する女性達を物語るもので、『マノン・レスコー』、『ラ・ボエーム』、『トスカ』、そしてプッチーニが音楽で日本とイタリアの友情関係を結んでくれたといえる『蝶々夫人』、トリノ・オリンピックでもおなじみの『トゥーランドット』などから登場人物の女性たちが、書斎で自分の人生を回想するマエストロ・プッチーニを訪れ、代表的なアリアを歌い上げるといった、とても独創的なコンサートでした。司会者はプッチーニ役で3時間に渡って登場し曲目を回想シーンとともに紹介していきますから、大役で大変です。

どのアリアも素敵でしたが、特にマリア・ルイージャ・ボルスィの歌声とヴァイオリン奏者のブラッド・ラップの演奏が素敵でした。
オペラ歌手の友人と一緒に行ったので、それぞれの曲目の意味やまつわる逸話も伺えてさらに充実したコンサートとなりました。

外に出るとひんやりと秋の冷たい夜の空気が気持ちよい!まさに芸術の秋も到来ですね。






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