ヴァレンタイン スペシャルデザートセミナー




ラナンキュラスとノビオバー
ガンディが効いています。
甘いお菓子の香りに誘われ
て蝶々がやってきました。


ピンクにあわせたラズベリー
風味のチョコレートには
私と同じくリボンで飾りを
つけて。


バゲットのようなマカロン
生地の間にはリキュールを
効かせたガナッシュをはさ
んで。どちらのお菓子も
前日から用意できるので
ヴァレンタインには余裕
を持って用意できますね。


どの花も美しすぎて見て
いると吸い込まれそう。


そのまま誰かにさしあげて
もOK。
「1week早いヴァレンタイン
にするわ!」という方も!












明日はヴァレンタインですね。先週2009年最初のデザートセミナー「ヴァレンタイン スペシャルデザートセミナー」を行いました。

いつものデザートセミナーでは1月と2月のお教室の間にヴァレンタインがあるため、1月にチョコレートを意識したお菓子をご紹介していましたが今回は特別セミナーなので、よりチョコレートに特化した内容に。チョコレートは美味しいのですが、とても繊細で慣れるまで扱いにくい食材でもあります。そこで、大切なときに初めてつくった方でも失敗なく美味しく作れ、応用も利くチョコレート菓子を2品ご紹介することに。「ラズベリー風味の生チョコレート」と「失敗のないマカロン・ショコラ」です。

今回は美味しいヴァローナのクーベルチュール・チョコレートをそれぞれのお菓子にあわせて選び、楽しんでいただきました。生チョコレートはテーブルコーディネイトとあわせてラズベリー風味にしましたが、お好みにあわせて、パッションフルーツなど、別の風味に変えても美味しく作れます。クーベルチュール自体もカカオの%をかえればまたヴァリエーションが広がります。よりなめらかな口当たりにするためのちょっとしたコツもお教えしました。お店で売っているような生チョコレートがこんなにも簡単に自分で作れるなんて、と皆さんびっくり!

チョコレートの魅力は美しい外見にもありますね。ぜひ、より美しく仕上げられるように練習してみてください。チョコレートを切るときは冷凍庫などでよく冷やしてから、熱した包丁で切るときれいに切れますよ。急がば回れで頑張ってください。

もうひとつのお菓子は変わりマカロン。大人気のマカロンですが、自宅でつくるとひびが入ってしまったり、膨らまなかったりと失敗談も耳にします。今回のマカロンは、以前にご紹介したマカロンより見かけは素朴ですが、同じように外はサクッ、中はしっとりと仕上がっているのに、休ませる時間も必要なくあっという間にできてしまうので、とてもおすすめ!チョコレートはそんなに好きではないという方にも大好評のお菓子です。今回はフィンガー・ビスケットのように細長くつくりましたが、セッティングや器に合わせて丸やハートなどいろいろつくっても楽しいと思います。

セッティングは最近気になるショッキング・ピンクを主役にしたセッティングに。甘くセクシーなピンクをブラック&ホワイト、シルバーと組み合わせ、モダンに軽やかに仕上げました。花市場にイブ・ピアッチェはないかな、と行ってみたら案の定なかったので、今回はラナンキュラス、ダリア(ミッチャン)、カーネーション、リーク(バラ)を取り合わせてみました。大輪のラナンキュラスはバラに勝るほど華やかで、リークやカーネーションも香りがよく、春らしい明るいセッティングになりました。

ヴァレンタインですからラッピングもこだわって。セッティングにあわせたシルバーのボックスにピンクとブラックのリボンをたっぷりとあしらって影絵のようなフェルトのかわいらしい葉をアクセントに。当日はピンクの服を着たかったのですが、私のクローゼットにはピンクがなかったので、ラッピングにあしらったリボンを頭につけ「今日は私もプレゼント。返品はなしです」などと言って皆で大笑い。今回もとても楽しいときを皆様と過ごすことができました。

ヴァレンタインといえば、日本では女性から好きな男性に贈る日のようになっていますが、海外ではどちらかというと男性から女性にチョコレートやお花を贈る日。最近のヴァレンタインは変化してきて、友達にあげる「トモチョコ」や義理であげる「ギリチョコ」のほか、いつも頑張っている自分にあげる「ごほうびチョコ」に人気があるとか。セミナーでつくったチョコレートはいったい何チョコになるのでしょう? ぜひ明日のヴァレンタインに活用していただけたら嬉しいです!




「季節を彩るテーブル&デザートセミナー」にご興味のある方は→http://www.impression.ne.jp/whatsnew/index.html


次期のデザートセミナーは4月または5月の開始です。ご興味のある方はどうぞお問い合わせくださいませ。スケジュールが決定しましたらご連絡差し上げます。→http://www.impression.ne.jp/contact/index.html









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