母親の子供のおしゃれへの影響











甥はどうやらグリーンが好きなよう。
由美子も昔グリーン好きだったせいかしら?
ガーデニングにはぴったり。








今日、カラーコンサルティングにいらした方はとても知的な雰囲気の漂う方。システム関係のお仕事で、仕事をご自宅でしてもよいこともあり、日頃、服装に神経質にならなくてよいそうです。けれどもやはり洋服の色を選ぶ際に、何か基準があったら、と思っていらしてくださったのでした。コンサルティングがはじまり、色とりどりのドレープをあてていき、ブルーになったとき、「私は子供の頃、青をよく着ました。母が青が好きで青ばかり。だから青には馴染みがあるけれど、ほんとう似合うのかどうかはわかりません」とおっしゃいました。

知的で上品な印象の彼女にブルーはイメージに合っていますし、似合うカラータイプのブルーはより一層素敵でしたが、ブルー以外の、普段手に取ることのなかったピンクやレッド、アクア、そして苦手と思っていたグリーンなども顔移りがとてもよく、ご自分の想像以上に美しく輝いて見えてびっくりなさっていました。お化粧も、肌が綺麗な方なのですが、目もとは一重だからと諦めてあまりしていらっしゃいませんでしたが、ちょっと手を加えるだけで華やかさが見違えるように増し、そんな自分もあるのかと再発見なさっていました。似合う色は「派手」ではなく、よい感じに「華やか」に見えるので抵抗なくご活用いただけると思います。お話を伺っていると何か特別な事があるわけでなくても常に自分を楽しく新しくするコツを知っている方だなと感じられました。

母親の子供のお洒落への考え方への影響力は大きいですね。コンサルティングをしていて、よく「母が、、、」というお話を伺います。私も子供の頃は母がお化粧をしたり、外出の為に身繕いをするのを見ているのが大好きでした。母は紺やグレー、白いパールのマニキュアが良く似合うので、私も大人になったら似合うようになるのかな?と楽しみにしていましたが、20歳を過ぎてもなんだか似合いません。それは私と母の似合う色が全く異なっていたからでした。私は運のよいことに、小さい頃から色々な色を着たり、選んだりする機会を多くもらえたので色に対してオープンな考え方ができましたが、人によってはそうでない方も。ちょっとした一言で似合う色もずっと似合わないと思い込んでいる、なんてこともよくあります。2歳半になる甥もまだ小さな男の子なのに毎朝自分の服を選んでいるようです。大人が思うより随分前から子供は色を意識しているのだと思います。お子さまがいらっしゃる方は、好き嫌いだけでなく、どんな色が似合うのかな?とよく観察して、自由にたくさんの色に触れられるようにしてあげたらよいのでは、と思います。


カラー&イメージコンサルティングの(株)インプレッションにご興味のある方はこちら→http://www.impression.ne.jp/








« ランコム 新... NY ほかのレ... »