『Tea Time』 











昨年11月の香港出張前に掲載された『Tea Time』。
取材してくださったライターの方は、いつお会いしてもとてもエレガントでセンスの良い大好きな方なので、今回も取材いただきとても嬉しかったのですが、掲載号の到着が出張と重なってばたばたとしているうちに記事アップのタイミングがずれてしまいました。もう掲載号をご覧いただくことはできないと思いますが、せっかくなのでご紹介させてください。

『Tea Time』は京王百貨店の京王友の会のくらしの情報誌です。2008年冬号ではこれからのホリディシーズンやお歳暮シーズンに先駆けてギフト特集でした。

そこで「贈る楽しみ、贈られる喜び」として親子でインタヴューを受けました。私達の周りには、素敵な贈り物の達人が大勢いらっしゃりいつも感激させていただいていますが、母の記憶の中の最初のギフトの達人は母の祖母。ギフト・ルームと称した部屋には色とりどりの千代紙や包装紙、リボンがいつもきれいに納められていて、何かの機会にはお菓子やおもちゃを何色ものセロファンを重ねリボンをきゅっと結んでくれたそう。子供の目には夢のように見えたことでしょう。そんな母の祖母の影響か、私の祖母(=母の母)も大きな鏡台の扉の後ろにたくさんのリボンがあり、やはり何かというときれいにリボンをかけてプレゼントしてくれ嬉しかったのを覚えています。

こうして我が家のリボン&ラッピング好きは代々受け継がれてきましたが、これからはどうなることやら。甥ときたら、どんなにきれいにラッピングしても「うわ~!」と一瞬喜んだかと思うと、次の瞬間にはバリバリバリ~!ものの見事にラッピングは破壊されています。まあ、男の子だからしょうがないですね。





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